ムーミン谷の夏まつり (ムーミン童話全集 4)




初めてムーミン谷を訪れた旅行者気分。
ムーミンは好きだけれど、今まで物語を読んだことがなかった。 ニョロニョロやミィ・スナフキンなど、キ…

本が好き! 2級
書評数:23 件
得票数:132 票
笑う図書館員。
・・・だったのが、田舎からド田舎に引っ越し、主婦になりました。
2013年、図書館員に再び返り咲き。
短かった専業主婦時代よ、さようなら(約5ヶ月間)。
今まで読んだ本の感想を書きつつ、
ぼちぼち読んでいきたいと思います。




初めてムーミン谷を訪れた旅行者気分。
ムーミンは好きだけれど、今まで物語を読んだことがなかった。 ニョロニョロやミィ・スナフキンなど、キ…





読むたびに切ない気持ちになって胸がキュッとなる。
読むのは3回目か4回目だと思う。 前回読んだのは、8年前だったか10年前だったか・・・思い出せない…




ためしに1話・・・が命取り。百物語の世界に引き摺り込まれます。
一遍の短歌と、そこから著者が体験したことや人から聞いた話、想像した物語が99話+1話。 短歌と短編…




行き過ぎた執着は、病だ。本を好きな人は、みな一様にこの病に掛かっている気がする。
ネットワーク化が進み、本がとても貴重で高価なものとなった遠い(もしかしたら近い)未来のお話。 そん…





ワインなんて良く分からない私が読んでも面白かったワイン本。
私はお酒をあまり飲まない。 理由は、おいしい!と思えるお酒が少ないから。ビールは苦いから嫌いだし、…




寓話のようなミステリのような、不思議なお話。
終末論がささかれる荒廃した世界(近未来的な感じ?)での、孤独な女性シズカと言葉を話す不思議な赤毛のサ…

まるで他人とは思えないこの思考回路が好き。
「凍りのくじら」を読んでから好きになった作家さん・辻村深月のエッセイ本。 同世代なのは何となく知っ…

この物語は、全然共感できない!っていう人もいるかもしれない。 でも、オタクな部分がある人にはガッツリ共感できると思う。 イタイ過去に触れるかもしれないけれど、とても良い作品だと思った。
中学2年の4月、突然友人たちから無視される小林アン。 しかし同級生の「昆虫系」徳川勝利の言葉をきっ…





藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品(特にドラえもん)を愛する父が失踪して5年が経ったころ、理帆子は図書館で1人の青年と出会う。ミステリでもあり、家族の物語でもある「少し・不思議な話」。
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品(特にドラえもん)を愛する父が失踪して5年が経ったころ、主…




日本語教師による、日本語って素敵なんだよって改めて気付かせてくれる1冊。堅苦しくなく、面白可笑しく読めます。
日本語教師が、外国語としてみた「日本語」としての日本語を語ります。 実はヨシタケシンスケの挿絵…





ヒーローのいない怪獣映画の世界。「怪獣が出没する」という非現実的な設定なのに、中身はやたらと現実的なのが良い。
物語には、アニメや特撮ドラマに出てくるような怪獣が出てくる。 しかし、ただのSFファンタジーではな…




実用的で可愛らしい、カメラ女子にピッタリの1冊。初心者でも、イメージした通りの写真が撮れるかもしれない。
ちょっと本格的に写真撮りたいなぁーとOLYMPUS PENを購入したものの、なーんか思ったとおりには…





観葉植物を買うときに参考になる。そして、育てやすさが示されているので、ズボラな人向けな観葉植物がどれだか良くわかる。
サボテンを枯らす女です。 今まで、部屋に緑のある生活を夢見ながら買うサボテンをひたすら枯らしてきた…





ぬか床から何かが出てきたり、ぬか床が呻いたり、と「ぬか床」を中心に話が進んでいくぬか床ファンタジー。
代々伝わるぬか床を託され世話することになった主人公の久美。 ただのぬか床だと思っていたが、ぬか床は…




30分もあれば読み終わってしまうような児童向けの物語だが、読了後はほんわかとした暖かい気持ちにさせてくれる。
30分もあれば読みきってしまうくらいの薄い児童書。 だけど、読み終わった後にほんわかする。 …





人間の業の深さ、人を恨むということ、人から恨まれるということ・・・考えさせられることが多い。「地獄」という暗い題材でも、最後は青く澄んだ空が心に残る。
この物語は、地獄に堕ち鬼蜘蛛となった女郎が閻魔に命じられて綴った日記という形で進む。 鬼の御用聞き…




実際にあった史実に基づいて書かれた、八甲田山を登った青森5聯隊と弘前31聯隊の「記録」のような小説。
「剱岳・点の記」が映画化され再び脚光を浴びだした新田次郎の作品を初めて読んだ。 なぜ「剱岳・点…



独身寮という閉鎖空間で起こる様々な人間模様が実に面白い。が、こんな人々が教師で良いのか!?と激しく抗議したくもなる・・・。
独身教員のための「修身寮」に入寮した田中に課せられた任務は、寮の内情をレポートすること。 それだけ…





登場する世界や国についての設定はあまり語られない、お伽噺のような物語。こういう素敵な物語がポッと出てくるから、ライトノベルをやめられない。
登場する世界や国についての設定はあまり語られない、お伽噺のような物語。 昔から伝わる寓話のような素…



ラスト一行というよりラスト数ページで「大どんでん返し」となっている話もあるものの、散りばめられた伏線を一気に解き明かし読者に衝撃を与えるラストは見事。
「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった連作集、ということらしいが・・・うーん。 ラスト一行で落ち…