三四郎
一回目は青春小説として、二回目は淡い恋の物語として。さて、三回目は何が見えてくるだろう。何度も読みたくなる、目が眩むほど鮮やかな小説。
投票(0)コメント(0)2010-08-01
本が好き! 4級
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本読んで、お芝居が観て、音楽聴いて、ごくたまに本業の作曲する音大生。作曲するより、一日中本を読んでたい・・・・。
一回目は青春小説として、二回目は淡い恋の物語として。さて、三回目は何が見えてくるだろう。何度も読みたくなる、目が眩むほど鮮やかな小説。
雪解けのような黄昏が詰まっている、声に出して読みたくなるような美しい日本語たち。日本語があって良かったと思えるような柔らかく、しかし強さすら感じる文体に、心地よい言葉のリズム。私は表紙につられて買いましたが、買って正解です。