正義のミカタ―I’m a loser
物事を深く考えない人々は幸せである。これがこの本を読み終わったときの最初の感想。わかっているのだ、自らあるべき姿への努力を始めた以上後戻りはできない、ここで思考停止してしまったらまたもとの木阿弥だということを。
投票(0)コメント(0)2007-05-29
物事を深く考えない人々は幸せである。これがこの本を読み終わったときの最初の感想。わかっているのだ、自らあるべき姿への努力を始めた以上後戻りはできない、ここで思考停止してしまったらまたもとの木阿弥だということを。
高校時代に憧れていた同級生の事故死を知らされた主人公が、その「似合わない死に方」に疑問を持ち、故郷の町での調査を始める、甘くない「青春ミステリ」。
とりあえずビールの人にも、こだわりのビール求道者にもお薦めの気軽な1冊。
雑誌の形態をしているが、ぱらぱらとめくるというよりはじっくりと読む本。タイトル通りの昔ながらの知恵がぎっしり詰まっている。もちろん、ノウハウ本的に日々の暮らしの参考にするのもよいが、エッセイとして、あるいはドキュメンタリーとして、腰を落ち着けて読むに値する。
タイトルの棟居刑事は単なる狂言回し、元暴力団組長、現在やさぐれオヤジが主人公で昔取った杵柄で一踏ん張り、てとこ。
気軽に読める内容と分量。地球上の生態系が地球環境からもたらされる必然であるということを再認識させてくれる
ヴィジュアル系だって勝負は中身で決まる。ヴィジュアル系って何だったのか、という切り口だけでなく、それぞれのアーティストが何を考えていたかが伝わってくる。