光の護衛
「他者」が生み出され続ける時代に必読の短編集
生まれる時代や地域、国、家庭は選ぶことができない。選ぶことができないものによって傷つけられ、放り出さ…
本が好き! 1級
書評数:34 件
得票数:442 票
壁打ち用兼読書記録
海外文学、人文書を中心に
「他者」が生み出され続ける時代に必読の短編集
生まれる時代や地域、国、家庭は選ぶことができない。選ぶことができないものによって傷つけられ、放り出さ…
ロンドンで大冒険をした二人がニューヨークを舞台に謎に立ち向かう
いとこのサリムとグロリアおばさんを尋ねにアメリカに行ったテッドとカット。 グロリアおばさんが働くグ…
ロンドンを舞台に姉弟が活躍する本格ミステリー小説
ロンドンに遊びに来ていたおばといとこと観光していたら、大観覧車(ロンドン・アイ)に一人で乗ったいとこ…
格差社会、競争主義社会で共に生きることを学ぶエッセイ
イギリス在住の著者が、イギリスでの暮らし・子育てを通じて感じた階級格差、セクシズムなどを書いたエッセ…
社会の分断を子育ての日々から覗く
イギリス在住の著者が、イギリスでの暮らし・子育てを通じて感じた階級格差、セクシズムなどを書いたエッセ…
日本の社会保障制度を一冊で理解する
本書は日本の社会保障制度の概要と課題、必要な対応策をまとめている。 著者は厚生労働省や内閣官房で社…
日本と外国、外側から見えてくる文化・人を読む
2015年に出版されたヤマザキマリのエッセイ。 イタリアで学生時代を過ごし、現在は家族と三人でアメ…
自分が生きている場所は、あるいは自分が生きていない場所はどこか
「意識の流れ」という文学運動は、『 アメリカ文学入門 』でちらりと読んだが、実際に作品を読んだのは初…
自然との闘いは本当に美しいだけか?
不漁に苦しんでいた年老いた漁師が、ある日沖でカジキと出会い、壮絶な戦いの末にカジキをしとめる。その血…
アメリカ文学を読むなら必携の一冊
アメリカ文学と一口に言っても、幅広い。著名な作家も多く、歴史もある。 そんな文学をコンパクトに概観…
人間が見ているものが世界なのではなく、人間がいる場所が世界なのだ
『沈黙の春』 を書いたレイチェル・カーソンが書いたエッセイ。自然と触れ合うことで、その神秘性や複雑…
人間にとっての有用性で決める危険性
1962年に発表された論考・エッセイ。 当時使用されていた殺虫剤や農薬の危険性を訴え、自然環境の保…
戦争を軸に世界史を概観する、学びなおしの最初の一冊
「ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー」シリーズ第1冊目の著作。 紀元前から執筆時の2000年代ま…
時間に「追われる」ことと時間を「生きる」ことの違い
学生のころ、語学の授業で、「人が支配・征服・加工した自然とは何か」というレポート課題が出た。 学生か…
楽しくおかしく年を取って生きていこうと思える一冊
CREAでの連載に書下ろしなども入れたエッセイ。 年をとるとどうなるか。自分が何を発見し、何に…
「女」が「歳を取る」こと、「美しくなる」ことをポジティブにしてくれる一冊
言わずと知れた美容雑誌『美ST』で連載していたエッセイをまとめた一冊。 著者のジェーン・スーさんは…
ギャンブルとサスペンスが絡み合う事件にポアロが挑む…!
悪い噂が絶えないシャイタナ氏。逮捕されていない犯罪者を集めて見世物にするパーティーを開催すると、ポア…
ポアロが主役のようで主役じゃない、三幕の演劇
引退したある俳優の家で起きた牧師の急死。病死か殺人か疑ううちに新たな殺人が起こり、ポアロに助言をもら…
国際的犯罪組織との闘いの中に見える、ポアロとヘイスティングスの熱い友情が見ものなミステリー
ある日ポアロの家を訪ねてきた満身創痍の男を介抱したことから、国際的犯罪組織「ビッグ4」とポアロの対決…
書評を書いたけど書評は読まずに作品から読んでほしい、誰もが知る傑作ミステリー(この書評はなるべくネタバレは避けていますが絶対作品から読むのがおすすめ)
名前だけ知っていて特にトリックや犯人のネタバレを踏んでいない状態で読み、本当にその状態で読めて良かっ…