いつか、あの博物館で。: アンドロイドと不気味の谷
家族、学校、会社、自分の隣りにいる人が困っていることに気付けるでしょうか? いつも近くにいなくても人間同士として繋がれる人がいることの大切さが中学生の視点として描かれるので爽やかな読後感でした。
創作部に所属する安藤悠真、サッカー部の長谷川湊、音楽部に所属する市川咲希、バスケ部の清水陽菜の四人が…
本が好き! 2級
書評数:21 件
得票数:297 票
初心者です。よろしくお願いします。
本を読むことは好きなのですが、感想を書くのはとても苦手なので、献本に当選した本を中心に書いています。
家族、学校、会社、自分の隣りにいる人が困っていることに気付けるでしょうか? いつも近くにいなくても人間同士として繋がれる人がいることの大切さが中学生の視点として描かれるので爽やかな読後感でした。
創作部に所属する安藤悠真、サッカー部の長谷川湊、音楽部に所属する市川咲希、バスケ部の清水陽菜の四人が…
愛した人にプロポーズをした。快諾してもらったのに彼女は僕を愛していない。 そんな彼女は社会がいう「普通」になれず苦しんでいた。 ただ2人を応援し、自分の何気ない日常がさらに愛おしく感じることができる作品
『君の顔では泣けない』を読み衝撃を受け、君嶋先生の新刊を楽しみにしている。 そして三作目となる今作…
こんな時代小説が読みたかったと心が湧き立ち、深い余韻が残った。
“目付の永井重彰は、父で小納戸頭取の元重から御藩主の病状を告げられる。手術を依頼されたのは向坂清庵。…
一枚の絵画が繋ぐ現代と戦時下。時代を経ても変わらない大切な人への想いに溢れていた。
千葉県・稲毛海岸近くの洋館から見つかった謎の絵画。 絵画の謎を追うひかり、戦時下の記憶を語る祖母。 …
森博嗣先生監修ということで興味を持つ。やはり難しい。 難しいけれど知らなかったことを知るのは、楽しくて世界が広がった。
森博嗣先生監修、という記載にひかれこれはぜひ読みたいと献本に応募した。 手元に届き《初版のみハードカ…
心は満たされるが、お腹は空くミステリー。 読んだらお魚料理が食べたくなりますよ。
ミステリー作家であり、《居酒屋明利》店主の著者によるお仕事小説であり、グルメミステリー。 連作短編で…
タイルを探してまちなかを歩いてみたくなる一冊です!
2022年は「タイル名呼称統一100周年」の記念すべき年。 著者がタイルが好きになったのは、 「子…
あなたが世界一強いと思うものはなんですか?それを想像しながら読んでみてください。 読み終わったら一緒に平和の種を蒔きましょう。
その小さな王国の名前は、ユートピリッツ王国。 ヨーロッパの中ほどにある小さな王国です。 王さまは孫で…
書をもって散歩にいこう。いつも見ている植物たちの不思議を知れる本!
『バナナの種はどこへいった?』 なんて興味をひかれるタイトルだろう。そう思いながらバナナをよく観察し…
年を重ねなければ到達できない心境が綴られていて胸が苦しくなった。
先日書店でこの本を見かけた。帯の言葉が目に留まり購入を迷ったが、その時は他の本を購入する予定でいたの…
序盤は読みきれないと思っていたが、物語が動き出した中盤からは夢中になって読みました。この本にトライすることを勧めて下さったお二人に感謝を。私もこの本を読むか迷っている方におすすめしたいです。
まずは、この本にトライするきっかけを下さった既に書評を書かれているお二人に感謝を伝えたいと思います。…
「ゲーム買うのやめるからさ、代わりにニワトリ飼わせて」あなたのお子さんが言い出したら、どうしますか?
「ゲーム買うのやめるからさ、代わりにニワトリ飼わせて」 2017年の夏、長男が突然言い出した。 母親…
消えた人の「真実」ではなく「物語」は、喪失感を抱えた人の心の傷のかさぶたを作ってくれる。
行方不明者捜索協会には失踪人たちを探す人たちが訪れる。失踪人たちの足取りを追い彼らが見つけるものとは…
サイエンスコミュニケーションってなんでしょう? 桝さんと科学の専門家の対談を通しその言葉について一緒に考えていく一冊です。伝われば科学はきっと面白い!
桝さんがテレビ局を退社されたのは知っていましたが、「サイエンスコミュニケーションについてもっと深く考…
生きづらさを抱えた人の背中をそっと押してくれる。現状に満足している人にも、なぜ今満足できているのかを再認識させてくれる一冊です。
旅に出る意味、とはいったい何だろうか。 生きづらさを抱えたまま日本で働いていた坂本さんが、世界を放浪…
読み終えたら「ほんまに、きみが愛しい」と言いたくなるそんな一冊
実在の人物をモデルにしたフィクション。東洋の化粧品王と呼ばれた男は、いかにして誕生したか。 レトロ…
美しい女王蜂の毒は猛毒だった。ホラーでありイヤミスであり二度読みしてしまう一冊。
美しい装丁が目を引くのだが、どこか不穏な始まりを告げる帯。 その毒はじわじわと効いてくる。 いじめを…
京ことばは上品なイメージありませんか?上品でない京ことばも学べます。
京ことばは怖い。 京都に住んだことのある他府県出身者ならば、京ことばの本当の意味を知りひやっとした経…
この作品には棘がある。読んでいて刺さり続けいつの間にかその痛みで泣いている自分に気付くそんな作品。
舞台は1960年代初頭のアイルランド。 主人公、フランシーが「いまから二十年か三十年か四十年くらいま…
15年後のあなたのお話かもしれない
妻が夫の知らない男性に会いに行く場面から始まる。 あれ?この展開、あれ?もしかしての思いがかき立て…