ニャオくんのおてつだい
猫のニャオくんがしてくれた「おてつだい」で、一番嬉しかったこととはなんでしょう?
6歳のヨウくんと暮らしている、猫のニャオ。 茶白猫のニャオは、ヨウくんの弟分か妹分みたいな存在のよ…
本が好き! 2級
書評数:23 件
得票数:288 票
ただの本好き。小説が多いですが、ジャンル問わず何でも読みます。思うことを書きたくなった本だけ、記していく予定。
猫のニャオくんがしてくれた「おてつだい」で、一番嬉しかったこととはなんでしょう?
6歳のヨウくんと暮らしている、猫のニャオ。 茶白猫のニャオは、ヨウくんの弟分か妹分みたいな存在のよ…
幼児の学びの考え方から具体的な実践例まで、読むと指針が見えてくる嬉しい本
小学校に入ってから勉強についていけるかどうか、4歳から6歳の年齢の子どもを持つ親なら誰もが不安に思…
全然楽じゃない勉強法!なので心して読むべし!
勉強法を謳った書籍は山のようにあるが、冒頭から著者の脳のMRI画像がある本というのは、なかなか珍し…
水ぐきで歴史を書き換え、望みの物語を
平安後期、後三条、白河、堀川と三代の帝に学問をもって仕えた、博識の官人で学者がいた。その人の名を、…
可能性の扉を、少女達は自分の手で次々に閉じていってしまう。その時間に留まるために。それは愚かにも、ひどく羨ましいようにも思えた。
厚い灰色の雲におおわれ、晴れることのない町、不思子町。小学六年生の葵は、ちょっとした誤解で仲違いを…
ポール・ヴァーゼンの植物標本は、誰かの記憶の標本となっていく。その手仕事の過程は空白のままだが、彼女が生きていたことをなぜこんなにも切実に信じられるのだろう。
およそ100年ほど前、ポール・ヴァーゼンという女性がスイスやフランスの高山で採取した植物標本。南フ…
美しき夜の名をもつ娘は、異界に足を踏み入れてしまったがために魔女になることを強いられる。生まれた時から続く出会いと別れ、生と死に、少女が「ご一緒できて光栄でした」と決意できるようになるまでの物語。
言語社会学の助教授である父の学会参加に同伴することになったライラは、父と若い義母のローズと3人で、…
今どき中学生の勉強法はちょっと違う⁈ 基本的なことも新しいことも盛り込まれた、わくわくするような勉強法の本
家で勉強しようとするとき、なぜあんなにうまくいかなかったのだろうと今でも時々思う。ついついスマホを…
台所という小さな宇宙で行われる、日々の規則的な営みについて、ひとつの体系を示してくれる本
料理は、私にとってもっとも面倒な家事である。 著者も書いているように、料理というのはただ作って食…
決算書って何?初心者にもやさしくわかるトリセツならこの一冊!
資産形成のために投資を考える人、または勉強を始める人が身の回りに増えてきた。書店でも、お金関係の本…
辛いのは自分だけじゃなく、自分は特別ではない。それでもなぜ人は生きていくのだろうと、重く静かに考えさせられる。
十歳のミサエは、新潟にある祖母の親戚の家で暮らしていた。そんなミサエのもとに、かつて祖母をよく世話…
親のいないヨンナを引き取ってくれたのはゴリラだった
親のいない子供のための施設「ヨモギギク園」で暮らすヨンナは、施設での暮らしにうんざりしながら、いつ…
見たり触れたりできないものを、言葉の力で捉え、掲げ、信じてみようとする。短歌がこころの向きを変えてくれる瞬間を味わえる、寂しくて素直な歌集。
マグカップの取っ手にゆびをかけたままさよなら系をきみは話した エアコンの音をゆっくり聞きながら思…
美貌と度胸、聡明さと強い意志を持つダークヒロイン・ニシダ姫から目が離せなくなる
〈黒き森〉のそばにある小さな小屋で、齢九十を超える老人が死に瀕していた。家族とはすべて死に別れ、たっ…
偶然と出会いがどこまでやれるかの小さな冒険
中学一年生の夏休み、典は図書委員の仕事で週に一度学校図書室で当番をすることになっていた。メンバーは同…
コントラストのはっきりとした夏におすすめのミステリ
閉ざされた空間、あるいは時間、もしくは人間関係……のなかで起こるエピソードを日常の出来事として丁…
社会と技術の共犯関係 魅力的と見るか、ディストピアのはじまりと見るか
インターネットの黎明期、そこにあったのは新しい技術への期待と、それがもたらしてくれるであろう公正で公…
本心というものがあるとして、それは果たして観測できるものなのか
自分の意思で死を選ぶ「自由死」が認められ、制度化された近い未来の日本。朔也は母の自由死の希望を受け入…
ノスタルジーを感じさせる青春ループもの
高校3年の文化祭の日、菜月は人生で3度目のタイムリープに入った。同じ一時間を5回繰り返し、5回目…
最初から最後まで面白いし、読み終えたあともう一度読み返したくなる。
若者向けSNSで一躍有名になったIT企業、スピラリンクス。その最終選考に勝ち残った六人の大学生に言い…