大正銀座ウソつき推理録 文豪探偵・兎田谷朔と架空の事件簿
ウソを見破る探偵かそれともウソを用いて推理をする探偵か
最近、推理小説を中心に読んでおり、この本も気になったため読んでみた。 プロローグ、エピローグと全3…
本が好き! 1級
書評数:121 件
得票数:1180 票
できるだけ、ネタバレをしないようなレビューを心がけています。
ウソを見破る探偵かそれともウソを用いて推理をする探偵か
最近、推理小説を中心に読んでおり、この本も気になったため読んでみた。 プロローグ、エピローグと全3…
悩み抜いた答えがたとえ間違っていたとしても、それでも。
結婚する自分への恋心を隠し続ける親友がこのまま想いを引きずらせず、前に進めるようにするために告白させ…
記憶の齟齬をテーマにした短編集
表題通りの過去の出来事の記憶の齟齬をテーマにした4つの短編集 私がこのうち取り上げたいのは、「パッ…
時代設定が大正のミステリー作品の続編
気になったことなど ・エス: sisterの頭文字からきた隠語。1910年代より現れ、「お目」…
人の業とはいかほどのものか?
資産家の女性が殺された。どうやらその女性は犬を飼っていた様子なのだが、庭から死後、一年は経っているで…
シェイクスピアによる戯曲。なぜこれが悲劇と呼ばれることになったのか
名前は知っていたものの、詳しい内容は知らなかったため今回初めてシェイクスピアを読んでみた。 シ…
近代アジアにおいて西欧の翻訳はなにをもたらしたのか
西欧の文学の翻訳作業が翻訳者、または近代アジアの思想、人格形成などにどのような影響を与えたのかを考察…
世界中から集まった名探偵に僕の自慢の名探偵は通用するのだろうか
ミステリ好きな祖父が、自身の所有するかなり貴重な某聖人の遺骨(聖遺物)を懸けたゲームを考えた。ゲーム…
詩集ってこういうものなんですか?
前提として、私は詩集というものを読むのがこれが初めて。 まず、彼女の作風が私には合わなかった。 終…
朝ワクワクして目が覚め、満ち足りた気持ちで夜眠るために
ニッポン放送のアナウンサーである吉田尚記さんと、医学研究者である石川善樹さんの対談を対話形式で綴る。…
結局のところ何かをやり遂げた人にチャンスがくる
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ」といった、心に問題を抱えた主…
旅先で出会った緑の目をした令嬢に一目惚れしたルパンは、彼女を助けるために奔走する
ルパンシリーズで初めて読んでみた本。 初めて読む作品をこれにした理由は特にないが、強いて言うな…
時代設定が大正のミステリー作品。おかしなからくりばかり作る主人公がよろず探偵と称し、探偵業を始める
読み終わった最初の感想は「う~ん微妙」。 理由としてはトリックのリアリティの無さ。大雑把ともい…
作家をテーマにした短編集。色々な作家の苦しみを見ることができる
買ったことを忘れて積読していた作品。 作者があとがきにて、なるべく前から順に読み進んでいただき…
無知は力とでもいえばよいのか
古本屋でたまたまみかけて、タイトルが気になったので購入。 大学で開発学を学んでいた著者が、とあ…
あなたは自分の命を懸けても守りたい相手がいますか?
この本のことを知ったのは何年も前、テレビつけたときにたまたま流れていた放送が終わりそうなドラマに柳葉…
全てを犠牲にしても我が子のために奔走する
シャングリ・ラが好きだったので、同じ作者のシャングリ・ラより前の作品はどんな感じの作品なのだろうと思…
持たざる者が持つ者を凌駕して事件を解決していく
霊能力を持たない者が、知識で除霊をしていく話。 霊能力をと零能力をかけている。シリーズ第1巻。…
天体と歴史の関係性とは?
歴史と気候との必然性が気になったのでこの本を手に取ってみた。 本著は歴史上の大きな事件や転換期には…
落語にちょっとのスポ魂をのせて
私と落語との本格的な出会いは、高校2年生の時の修学旅行だった。 それ以前にテレビで笑点はたまに…