欲が出ました





グデーっと横になってサボりたい、ボケーっとゆるい時間を過ごしたいときに…
日々緊張を強いられていると脳が無性に怠惰な時間を求めていることに気づく。ラーメンと焼肉ばっかり食べて…

本が好き! 1級
書評数:32 件
得票数:421 票
三児の父。
通勤電車でウトウトしながら本を読むのが日々のささやかな楽しみ。
休日の昼下がり、コーヒー片手にクラシックでも聴きながらまったり読書の時間を確保したいですね。





グデーっと横になってサボりたい、ボケーっとゆるい時間を過ごしたいときに…
日々緊張を強いられていると脳が無性に怠惰な時間を求めていることに気づく。ラーメンと焼肉ばっかり食べて…




うつ病リアル闘病記、知っておいて損はないかも
僕は以前、精神面での不調を感じ、心療内科に行ったことがある。そのころ、自分でいろいろ調べてうつ病と適…




なぜバッタ?それって重要なの?そんなにおもしろいの?
いやいや、たかがバッタと侮るなかれ!この手記はバッタを愛し、研究を使命とし、無収入の恐れも顧みずモー…





月曜日の通勤電車、また回り始める社会に自分を適応させるのをあきらめ、いつもの駅を乗り過ごしててみたくなる。
【注】作品の世界観に酔ったまま、ホールデン口調で書かせてもらいます。お許しを。 僕は自分の…




お金で買えないモノ、買うべきでないモノ、市場主義によって失われる何かについて考える
欧米では良くも悪くも、日本ではおよそ考えられない領域まで市場原理が浸透しているようだ。 本書で取り…




死の家で生きる。99%の苦痛と1%の楽しみ
19世紀ロシアの流刑地シベリアでの監獄生活の実態が生々しく描かれる。21世紀の平和な日本に住む僕らに…





実際にあった生体解剖実験が題材。救いのない運命に息苦しさを覚える
太平洋戦争も末期、本土空襲が繰り返される異常な状況を背景に、実際にあった米軍捕虜の生体解剖実験を題材…




絵にすべてを捧げた孤高の天才の生涯。凡人、あるいは人格者では決して成し遂げ得ない。
絵という芸道に取り憑かれ、人生の半ばにして突然、妻子と安定した生活を捨て、画家としての道を歩み出した…



知的に恵まれすぎた著者が、巷の人間を鼻で笑いつつ、不都合な真実を突きつける
タイトルの日本語訳は大げさで意訳のつもりだろうが飛躍させすぎだ。ありがたい言葉や格言・名言との出会い…





自分を「明け渡す」って?
医師であり、死に関する研究の第一人者であるロスさんの長年の臨床と研究、そして人生の集大成とも言えるの…





憎悪、偏愛、嫌悪、復讐、執念、侮蔑、屈辱、恥辱、虚栄、悔恨、演技、腐敗、自虐、臆病、傲慢、苦悩、エゴイズム…病的なおもしろさ
「僕にとって愛するとは、暴君のように振る舞い、精神的に優位を確保することの同義語だからだ」 …




美しい魂が宿す悲しい運命が切ない。
疑うことを知らず、馬鹿がつくほど正直でお人好し、母性の塊のような女ミツ。彼女は誰かの不幸せが自分のこ…




わかるわかる!が盛りだくさん
あるあるな悩み、クスッとにやけてしまう話、ほほえましい光景等。 正論でもない、諭すでもない、アドバ…



「この世はあの世の一部」これだけで世界の見方が変わる
本書は著者がうつ病をきっかけとして自身の守護霊と交信が始まり、守護霊との対話形式でこの世の仕組みを解…





光の当たる場所に出ては、またすぐに影になる。それでも懲りずに、動くお天道様を追いかけ続けた主人公とそれを取り巻く人々の人生。いよいよ結末へ。
全九巻、書き終えるまでに37年かかった大作ということで、読み始めるのにしり込みしそうだが、人生、生き…




あまり知られていないシベリア抑留者の実態、日本人だからこそ生まれた美しい実話
まずソ連での俘虜生活の過酷さ、日本人の処遇の理不尽さに強い憤りを感じる。 抑留者は使い捨ての労働力…





タイムマネジメント?あなたも灰色の紳士に騙されてない??
我々は時間に飢えている…ああ、君たち人間ときたら自分たちの時間のなんたるかを知らない!…だが、…





大丈夫、ひとりじゃない。
つらい時、さみしい時、上原隆さんのノンフィクションコラムがときどき無性に恋しくなる。基本的には上原氏…




ネガティブの極み、名人はここまで到達できる!
不幸、絶望、ネガティブという分野に関してカフカは異次元にいる。並の人間が到達しうるレベルをはるかに超…





持って生まれた星廻りと血の呪縛
第三部のストーリーの舞台はいわゆる「戦後」からの脱却期、日本人がようやく自分たちのために上を目指して…