龍馬 1 青雲篇
この手の本は司馬遼太郎と反射的に考えていたことを反省します(笑) 集英社のナツイチキャンペーン(ミツバチのチャーム)欲しさに5冊まとめ買いした本だけどこれはあたりだった。
土佐の身分制度の理不尽さや窮屈さの中で、エネルギーを持て余している坂本龍馬の姿が丁寧に細かく描かれて…
投票(0)コメント(0)2010-07-19
本が好き! 3級
書評数:4 件
得票数:1 票
東京国際ブックフェアでこのサイトを教えてもらいました。本好きにはたまらないサイトですね。
この手の本は司馬遼太郎と反射的に考えていたことを反省します(笑) 集英社のナツイチキャンペーン(ミツバチのチャーム)欲しさに5冊まとめ買いした本だけどこれはあたりだった。
土佐の身分制度の理不尽さや窮屈さの中で、エネルギーを持て余している坂本龍馬の姿が丁寧に細かく描かれて…
計算されつくした背景の中で十分すぎるくらいの猟奇的な連続殺人という、期待通り(?)の貫井ワールド。それにしても指“蒐集家”とは。なんだか一昔前の暴走族のノリとも思える文字の使い方などやっぱり貫井だな。
ネットカフェ、飛ばし携帯と現代の犯罪の見本市のようにデジタルな世界を渡って殺人を続ける指蒐集家に対し…
ある意味でナンセンスの極みと言えば極み。文体も読みやすいと言えば、そうも言えなくもないが、良くできた大学生の期末レポートのレベル。加えて、挿絵は萌え系だし。それでも最後まで引き込まれた。発想力にやられた。
マネージャとは「マネージメントを責任もって行う人」であるというということをあらためて考えさせられまし…
松平清康から徳川家康まで一度も裏切ることなく仕え続けた野田菅沼家の物語。戦国時代の入り口から終点まで振り回される(小)豪族のしたたかさと強さが伝わり面白かった。