ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
優しい時間と詩のお話
細かい説明がなくても「ぼく」と「きみ」の関係性がぼんやりとわかり、近いようで遠い存在の間で交わされる…
本が好き! 2級
書評数:27 件
得票数:396 票
30代に入って読書に目覚めた社会人です。
読むペースは遅いですが好きな作家さんを開拓中。
現在は、小川洋子さん作品をよく読んでいます。
好きなものは甘いものと紅茶と猫
優しい時間と詩のお話
細かい説明がなくても「ぼく」と「きみ」の関係性がぼんやりとわかり、近いようで遠い存在の間で交わされる…
子育てで悩む保護者のお守りになるような本
あの子はもう○○が出来るらしい、あの家では○○を習い始めたらしい。子どもが成長すると共によく聞くこの…
自分の過去と向き合いそして答えを見つけるまで
始まりは淡々としていて、これからどんな物語が紡がれていくのか正直なところ不安だった。主人公は時間講師…
今からできる子どもへの言葉かけの具体例がたくさん
子どもへの声かけ、言葉かけの書籍を何冊か読んできた中で一番わかりやすく実践しやすいと思える内容だった…
トトさんのじっとりは今も健在
前作『今日も一日きみを見てた』でトトさんのファンになり、気付けば自分も保護猫を迎えて角田さんと同じ猫…
モンテッソーリの入門書として
子どもが生まれる前からずっと気になりながらもハードルの高さを感じて飛び込めなかった「モンテッソーリ」…
いつまでも何歳だってお洋服を大好きでいたい
著者の佐藤加奈子さんが51歳ということに驚きを隠せない。 キラキラとして若さというよりチャーミングな…
いまの自分の働き方を変えたいと思っている人への後押し
著者はいわゆる企業に勤めてお給料をもらうという働き方から脱却して、家事をすることによりお給料をもらう…
むせ返りそうなほどの生命力を感じる誰かの人生
単行本が話題になっていた頃からずっと気になっていて、文庫化されてすぐに読んだ。 装丁は文庫化でも変…
前作に負けぬ人生の悲しみや生きる喜びで溢れている
『掃除婦のための手引き書』からそれほど間を空けず、再びルシア・ベルリンの短編集を読めるという幸福に浸…
一人の女性の人生から枝分かれした子ども孫達の物語
ずっと気になっていた韓国文学初めての一冊は、チョン・セラン『シソンから、』になった。読み始めて一瞬怯…
消えゆくものと残されたものを胸に抱いて生きる物語
新装版を読んだ。個人的には新装版の装丁が好みかもしれない。カバーデザインは名久井直子さん。 …
淋しくて愛おしい静寂に包まれた月面で
「子どもの頃、警察官になって月面で暮らすことが夢だったんだ」と語るお巡りさんがいま正に暮らしているの…
時代を感じさせない、いま読んでも「そうなんだよね!」と頷いてしまう「女性」の「私」の人生がそこにある
ずっと気になっていた氷室冴子さん。古いエッセイが復刊したのならきっと今読んでも楽しめるんだろうと期待…
積読消化中の方は読みたいリストが確実に増えるのでお気をつけください。
書評家7人(タイトル通り書評七福神と呼ばれる方々)がおすすめする10年間の翻訳ミステリベストが紹介さ…
ウルフ愛に圧倒され、そして魅了される入門書
「ヴァージニア・ウルフを囲んだ、盛大なティーパーティーへ、ようこそ!」まずこの帯文に心を奪われた。そ…
エル・グレコという画家の生涯がこの一冊に凝縮されている
名前と何枚かの作品を知っているだけの画家エル・グレコ。「エル・グレコ 祭壇画物語」は画家本人の人生と…
イタリアの普段の顔が見られるエッセイ
須賀敦子さんのイタリアでの暮らしや思い出友人関係が些細に描かれていて、美しさだけではない悲しみや郷愁…
おとぎ話と言い切れるだろうか、いや私たちはこの物語をフィクションだと言い切れないはず
森に住む木こりとそのおかみさんは貧しいながらも二人で暮らしていた。時代は世界大戦の最中、食べさせてい…
本物の家族のようでライバルでもあるような阿佐ヶ谷姉妹さんの癒される日常
芸能人のエッセイは普段全く読まないけれど、阿佐ヶ谷姉妹さんに関してはお二人の関係性が良いなぁと思って…