青ひげ
元画家ラボー・カラベキアンの「偽自伝」―開かずの部屋の秘密
『青ひげ』カート・ヴォネガット著 浅倉久志訳 を読む。 主人公ラボー・カラベキアンは元画家。…
本が好き! 1級
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元画家ラボー・カラベキアンの「偽自伝」―開かずの部屋の秘密
『青ひげ』カート・ヴォネガット著 浅倉久志訳 を読む。 主人公ラボー・カラベキアンは元画家。…
シリコンバレーに行きたいかぁ
『ヒューマン2.0』渡辺千賀著を読み始める。こりゃ、おもしろい。 東大を出て女性発の総合職とし…
続篇、『企業家3.0』(仮)も読みたいなあ
『企業家2.0』佐々木俊尚著をさくさくと読了。 「次世代ベンチャー9組の物語」というサブタイト…
絶世の美女と恋の神の物語―見てはならぬ、開けてはならぬ、なのに
『キューピッドとプシケー』ウォルター・ペーター著 エロール・ル・カイン絵 柴鉄也訳を読む。 …
「私はあらゆる日刊新聞を全廃することによって、この世の中がもう少し住みごこちのいいものになるだろうと思っている」
「寺田寅彦随筆集4」寺田寅彦著 小宮豊隆編を読む。 「ジャーナリズム雑感」のこの一文が、しみる…
聴くことは、わかりあえること―傾聴を哲学する
『「聴く」ことの力-臨床哲学試論』鷲田清一著を読む。 ケータイ電話の通信料が年々かさんでいると…
結婚や夫婦、老いというものを柄にもなく振り返させられてしまった
図書館にあった「雨のち雨?」岩阪恵子著を読む。常套句でいうなら「人生の機微を感じさせる」いい話がいっ…
「別れる理由」から「別れない理由」へ。暮らすことは愛すること
『生活』町屋良平著を読む。 田中椿、20歳。代官山の古い戸建で父親と二人暮し。父親は売れていな…
スノッブはお好き?オペラ『ドン・ジョヴァンニ』はお好き?
ちょいと気分だけでもスノッブになろうと、『佳人の奇遇』島田雅彦著を読む。 久々に、この作者の小…
開沼いうところの「ポストコロニアル」。中央―地方の支配・被支配関係があぶり出しにされる
『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』佐藤栄佐久+開沼博共著、読了。 反芻中なので、まと…
「事業はすべて「サービス業」である」。名言だなあ
『コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』フィリップ・コトラー (著), …
かくも悲惨な戦争―いつか読んだような
『指の骨』高橋弘希著を読む。 なぜ、30代(発表当時)の作者が戦争ものを。誰もが思う、素朴な疑…
怪談のパターンというかフォーマットを思いつきで
『恐怖の愉しみ(上)(下)』平井呈一編訳を読んだ。 名訳、名調子で千差万別、怖いバラエティを堪…
歩いた。見た。感じた。書いた
『なぜ書くのか -パレスチナ、セネガル、南部を歩く-』タナハシ・コーツ著 池田年穂訳を読む。 …
「「風が吹けば桶屋が儲かる」のロジック」が実に面白い!
『問題発見プロフェッショナル 「構想力と分析力」』齋藤嘉則著を読む。 内容はもちろん作図が実に…
再読してみると昔読んだ印象とは随分違っていた。
『ヘミングウェイ短篇集』ヘミングウェイ著 西崎憲編訳を読む。 ヘミングウェイの文体が好きだった…
刺激的な言葉のインプロヴィゼーションが前頭葉をバリバリバリと刺激する
菊地成孔の『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール―世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間』を読む。刺…
もとめよ、をとめの、をとめによる、をとめの短歌
『をとめよ素晴らしき人生を得よ 女人短歌のレジスタンス』 瀬戸夏子著を読む。 詩も好きだが、短…
AIはジャック・ザ・リッパーの夢を見るか
『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』を見終える。ラブストーリーはカットして、戦闘シーン…
「政治の本質」は「敵と味方の区別」から―
いよいよカール・シュミット研究へ。アガンベン→カール・シュミットと、時代を遡る。図書館にあった『カー…