近現代短歌



選歌に飽き足らず、やめときゃいいのに、またまたへぼが減らず口をたたいてしまった。 まことに因果な性分である。
河出書房新社の『日本文学全集』(池澤夏樹=個人編集)の第二十九巻『近現代詩歌』から「短歌」のパートを…

本が好き! 1級
書評数:619 件
得票数:8080 票
#名刺代わりの小説10選
「ユリシーズ」/「百年の孤独」/「砂の女」/「苦海浄土」/エミール・アジャール「これからの一生」/「失われた時を求めて」/「城」/「ダロウェイ夫人」/「薔薇の名前」/アンドリッチ「ドリナの橋」
#短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ
◯目取真俊:「群蝶の木」
◯島崎藤村:「ある女の生涯」
◯深沢七郎:「楢山節考」
◯黒島伝治:「橇」
◯フロベール:「純な心」
◯ナボコフ:「ロシアに届かなかった手紙」
◯ カテリーナ・モートリチ:「天空の神秘の彼方に」
◯ チェーホフ:「六号室」
◯カフカ:「流刑地にて」
◯ゴーゴリ:「外套」
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選歌に飽き足らず、やめときゃいいのに、またまたへぼが減らず口をたたいてしまった。 まことに因果な性分である。
河出書房新社の『日本文学全集』(池澤夏樹=個人編集)の第二十九巻『近現代詩歌』から「短歌」のパートを…





アンゲロプロスが観たい!
◯ テオ・アンゲロプロス: 75年に大作「旅芸人の記録」を監督。80年「アレクサンダー大王」でヴェ…





幻の映画『失われた時を求めて』のスーゾ・チェッキ・ダミーコとヴィスコンティによるシナリオ。 【『失われた時を求めて』は、ルキノ・ヴィスコンティのライフ・ワークなのです。】(まえがき)
ルキノ・ヴィスコンティの幻の映画「失われた時を求めて」の、スーゾ・チェッキ・ダミーコとヴィスコンティ…



著者は、1964年、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれの詩人。
著者は、1964年、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ生まれの詩人。 現在はカナダのトロント在住。 …



取りつく島もない感じ。 よく分からないドゥルーズが、よく分からないベケットを論じているのだから無理もないか。
取りつく島もない感じ。 よく分からないドゥルーズが、よく分からないベケットを論じているのだから無理…



暗い 暗い 暗い 暗いベイビー! 「津山三十人殺し」をテーマにした小説。 前 登志夫の短歌、《鬼一人つくりて村は春の日を涎のごとく睦まじきかな》の解題のために読んだ。
暗い 暗い 暗い 暗いベイビー! 「津山三十人殺し」をテーマにした小説。 前 登志夫の短歌、《鬼…



色や薫りのない苦手な文章。 昔読んだ会計学の本と同じ無味乾燥な印象。 あえなく落ちこぼれたが、英文法の復習には役立ったかもしれない。
渡辺聡の『もうひとつの安部システム』(本の泉社)で、安部公房がノーム・チョムスキーやデレク・ビッカー…




本書は血湧き肉躍る冒険の書である。驚くなかれ、著者の渡辺氏は、なんと安部公房に八年も師事したというのだ。 本書は、そんな「寵児」による「安部公房探検記」である。
本書は血湧き肉躍る冒険の書である。 しかも、その冒険たるや『羊をめぐる冒険』などではなく、「安部公…



NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」で豊崎由美さんが、「あの頃の高橋さんはキレッキレだった」とほめておられた高橋先生の本。
NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」でゲストの豊崎由美さんが、「あの頃の高橋さんはキレッキレだった…



七十路はスランプの中にある。 恢復期である今回は薄い短編集である本書を手に取った。 さすがに、薄いだけにあまり心に刺さるものはなかった。
七十路はスランプの中にある。 10月から本が読めていない。 こういう状態は僕にはよくあることでは…




学習参考書の感想など読む人が、はたしてこの世にいるかどうか分からないが、本書は意外にも非常に示唆に富んでいて面白かった。
読書ノート。 学習参考書の感想など読む人が、はたしてこの世にいるかどうか分からないが、本書は意外に…




本書の書名にもある「メグレ夫人」だが、いったい誰か彼女のファーストネームを知っているだろうか? シムノン怖るべし! やはりただ者ではなかった。
帰ってまいりました! 間に合わない、出来ない、働かない、稀代の大税金泥棒、「税泥仮面」の再臨であり…




サルトルの『自由への道』の解説にドス・パソスの影響について書かれていたのを思い出して、図書館で借りて来た。 本書収録は、「U.S.A. 三部作」の第一部「北緯四十二度線」だ。
hacker さんが、何かの作品へのコメントでドス・パソスに言及されており、我が青春の書の一つである…




図書館の新着図書コーナーで見つけて、日頃ミャンマー内戦を注視していないことの罪滅ぼしになればと借りて来た。88年の軍事クーデター以前の作品と以後のものからなり、28篇の詩と12編のエッセイからなる。
偶然、図書館の新着図書コーナーで見つけて、日頃ミャンマー内戦をあまり注視しているとは言えないことへの…




いつまでも、分からないと嘆いてばかりいても仕方がないので、今回は、仲正昌樹先生の「ドゥルーズ『意味の論理学』入門講義」(週刊読書人)での、先生の「読み方」を参考にしてやってみた。 ドゥルーズ 生誕百年。
いつまでも、分からないと嘆いてばかりいても仕方がないので、今回は、仲正昌樹先生の「ドゥルーズ『意味の…




相変わらず哲学についての文章はほとんどぴんと来ないが、それでも、ドゥルーズ がサルトルを師と仰いでいたことを知り、胸が熱くなる。 いつもの読書ノート。 #ドゥルーズ 生誕百年
邦訳『無人島』の二巻は、『経験論と主体性』の出版から『アンチ・オイディプス』刊行後に至る、1953年…



国書刊行会〈BDコレクション〉。 黒づくめの服を着たネヴゾーロフが、ロシア革命後の混乱の中を、ペトログラード、モスクワ、ハリコフ、オデッサ、イスタンブールと這い回るピカレスクロマン。
あまりの暑さに、未だにジル・ドゥルーズ『無人島』を読む気力が湧いてこない。 仕方がないので、今回も…




752ページの鈍器本である本書を、普段の僕自身の読書や仲正昌樹先生の動画「『意味の論理学』講義」(週刊読書人)などを念頭に置いて読んでみた。
ゆえあって、七十にして、もう一度英語を学び直さなければならないことになったので、何かの参考になればと…





物語は、主人公アランがヨーロッパの戦場を巡るロード・ムービーのよう。 過ぎ行く街での出会いと別れ。 散りばめられたパウンド、ミラー、バシュラールの詩や言葉。 これぞ再読に耐え得るバンド・デシネ作品だ!
今回のうつ状態からの帰還はバンド・デシネ作品となった。 フランスかぶれの僕は、これまでにも何冊かバ…




【もし私が死なねばならぬのなら 君は生きなければならない 私のことを語るためだ】 (リファアト・アル=アルイール「もし私が死なねばならぬのなら)
ガザとはイスラエルが造った世界最大の強制収容所ではないか? 今、ガザで行われていることは、イスラエ…