さよなら、ニルヴァーナ
どんな人にも人生はある。そこから目を離してはいけない。想像しなければならない。
14歳のときに女児を殺害した少年,少年に心惹かれ彼を探し続ける少女, 自分の娘を少年に殺された母親…
本が好き! 3級
書評数:9 件
得票数:76 票
人の人生を知ったり想像したりすることが好きです。そこに何かしらの安心感や希望を見出そうとしているのかもしれません。
どんな人にも人生はある。そこから目を離してはいけない。想像しなければならない。
14歳のときに女児を殺害した少年,少年に心惹かれ彼を探し続ける少女, 自分の娘を少年に殺された母親…
自然のまま,覚悟を決めて生きた代助を待ち構えていたものは。 愛は失ったものを「埋める」何かになるのか。
ある本を読んでいたら,本書に出てくる「代助」がたびたび出てきた。 気になって手に取ったのがこの本を…
羨望と葛藤を生み出す0円生活の記録。生活とは何か?家とは何か?生きるとは何か?自分のライフスタイルを振り返るきっかけに。
正真正銘0円で建てた家。 捨てるものは生ごみのみ。 あとは全て拾って,使って,再利用,もしくは売…
「ひとり」で走る,走る,走る。希望に向かって,生に向かって,つながる「ひとり」を求めて。
「浜」に生まれたシュウジの人生の軌跡。 彼の人生は止まることを知らず, 止めたくても止められ…
死は点でなくプロセスである。遺される者は,死を受け入れていく時間と場所が必要である。
2度目読了。 実の息子である次男を自殺に追いやってしまった後悔にさいなまれながらも 脳死とは何か…
「介護する側と介護される側」ではない,新しい関係性の創造へ
もともと民俗学者だった著者が介護士に転身し, 「すまいるほーむ」での聞き書きについて記した一冊。 …
ちょっと息苦しいかも?と感じたときに思い出したい1冊
「人の心などわかるはずない」から始まる短編エッセイ。 この本につまった「常識」は、今や触れる機…
ふがいないものがあるからこそ生きているのもしれない
登場人物の視点が変わりながら描かれるある場所と人々の生活。 みんな「ふがいないもの」を抱えなが…
目の前にある山と他者にまっすぐ向き合っていくその姿に心打たれます
冬の八ヶ岳で出会い、岩壁登攀に魅了される二人の女性、淑子と美佐子。女性では世界初のマッターホルン北壁…