いつもちこくのおとこのこ―ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー (あかねせかいの本)
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは、いつも学校に遅刻する。通学路でワニやライオンに遭遇するからなのだが、先生は全く取り合ってくれない。でも、今朝は先生が見当たらない…!
「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー またちこくだな」という先生のセリフが印象的で、お気に入…
本が好き! 2級
書評数:11 件
得票数:105 票
人文・社会科学系を中心に、小説や絵本なども読みます。ブログにて読書エッセイを書いていますので、そちらもよろしくお願いします。最近気に入っている言葉は、「秩序…にはつねに温かさがなければならぬ」(三木清 人生論ノート p.114)。
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは、いつも学校に遅刻する。通学路でワニやライオンに遭遇するからなのだが、先生は全く取り合ってくれない。でも、今朝は先生が見当たらない…!
「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー またちこくだな」という先生のセリフが印象的で、お気に入…
「小型の国語辞典なら3000円くらいですから、音楽CD一枚とおなじくらいの値段なんです」。(p.77)
この本を読んで、国語辞典アプリに3つの国語辞典を入れました。それでも、音楽CDにして3枚分のお値段で…
見たままを写しとっても俳句は作れない。芭蕉から虚子までの俳句の歴史をたどり、大衆化の臨界点をあぶりだす俳句論。
学校で俳句を作らされたときに、見たままを書くようにアドバイスされた記憶があります。本書はそれを否定し…
※注記※ 本書で紹介されているのは、あくまでもトレーニングです。くれぐれも、2000文字のレポートを「。」なしで書いたりしないでください。#新書
例題1 次の文章を、「い」を使わないで書き換えてください。 吾輩は猫である。名前はまだ無い。…
正誤ではなく、伝わるか、受け止められるか。―間違った日本語を指摘するのではなく、うまく伝わらない「つまずき」の解消を目指す、やさしい日本語論。
「つまずきやすい」がポイントです。もし「間違いやすい日本語」だと、正解がある前提で、間違ったことばづ…
民芸運動だけではない、柳宗悦の思想の根っこを掘り起こす評伝。軍国主義とナショナリズムに染まらなかった強さは、どこから来たのか。
柳宗悦に興味を抱いたのは、学校を卒業した頃でした。学業に疲れ果ててしまい、すぐには就職せずに、本を読…
富んだ人々の不当な競争で貧しい人々が苦しむ現状を嘆きつつも、人間の理想と限界を忘れなかったアダム・スミス。その思想を「同感」をキーワードに解説。#新書
本書を読むまで、アダム・スミスとは、自由な競争によって経済を成長させて、国を強くするように主張した学…
家計簿から読み解く、武士の暮らしぶり。一家の暮らしから、社会が見える。#新書
江戸時代末期から明治・大正までの家計簿から読み解く、武士の暮らしぶり。 出費の大部分は交際費で…
仮に「うちの会社の普通の接し方」に、症状を悪化させるような問題、要素があるという意識が少しでもあるならば、そこを改善すべきです。#新書
身近な人が病気になると、―それが特にメンタルの不調だと、下手なことをしてかえって困らせるのではないか…
人間関係の不安の原因は、空疎な言葉遣いかもしれません。#新書
「友だち幻想」というタイトルから、友だちを作ることは無駄だといった内容を想像するかもしれません。本書…
見ることを、目から解放する。#新書
こんなタイトルですが、「障害」の本ではありません。目の見えない人が困っている話ではなく、見えない人の…