ありがとう、さようなら




中学校教師として働きながら創作活動をしていた頃の瀬尾さんのエッセイ。 「ありがとう」と「さようなら」が絶えず交わされる学校のお話。職場で「お疲れさま」を繰り返す日々に読んだら、温かい気持ちになりました。
瀬尾まいこさんが講師として中学校に勤めていた頃と、念願の正規教員に採用され初めて担任を受け持った生徒…

本が好き! 2級
書評数:18 件
得票数:203 票
家計とお部屋のスペースの都合で、書店と図書館の両方で本を楽しんでいます。
今はもっぱら子どもと絵本を読んでいますが、自分の読書も隙間時間で細々続けていけたら。




中学校教師として働きながら創作活動をしていた頃の瀬尾さんのエッセイ。 「ありがとう」と「さようなら」が絶えず交わされる学校のお話。職場で「お疲れさま」を繰り返す日々に読んだら、温かい気持ちになりました。
瀬尾まいこさんが講師として中学校に勤めていた頃と、念願の正規教員に採用され初めて担任を受け持った生徒…




昭和時代のNHK「きょうの料理」でもお馴染みだった料理家、阿部なをさんの半生。 目の前の人に「美味しく食べてもらいたい」という料理へのひたむきな思いが伝わってきました。
郷土料理の草分けとして、昭和期にご活躍の料理家、阿部なをさん。 出身地青森の特産物を活かしたお料理…




「個性的」と「普通じゃない」の境目ってどこなんだろう?という問いを投げかけてくる本でした
大学生の頃からコンビニでアルバイトを続けて18年。定職に就かず、結婚せず、コンビニ勤務一筋の古倉恵子…




整理収納コンサルタントの本多さんが、暮らしとココロを整えるために取り組んでいることをまとめた本。自分の生活に、もうちょっと前向きに向き合ってみよう、と思うきっかけになりました。
執筆当時、5歳と3歳の2人の息子さんたちを抱え、てんてこまいの日々をおくっていたはずの本多さん。「じ…




モデルで、女優で、エッセイスト、雑誌の編集長、とたくさんの肩書きをお持ちの菊池亜希子さん。何気ない日常を、ちょっとへそまがりな目線で書いたほっこりするお話。
菊池さんの、ご結婚や出産、育児といったライフイベントを迎えた日々の、ご家族と過ごす何気ない日常が、な…





甘いおはぎが涙でしょっぱくなってしまう悲しみ
昭和30年代、西日本新聞の女性投書欄「紅皿」に寄せられた投書42編を収めた本書。 専業主婦や会社員…




瀧澤馬琴の一人息子に嫁いだみちの生涯。苦難続きの彼女が幸せを感じられたことを願わずにはいられない。
南総里見八犬伝で有名な瀧澤馬琴。 その一人息子に嫁いだ、てつ(結婚後に「みち」へ改名)の生涯を描い…




旅先で急逝した伯母の生涯を追いかけた甥が知った秘密とは
本の表紙には、青空と蜂が写り、遠くには土と花が見えます。 とても穏やかな風景の写真です。 そんな…




元たこ焼き屋さんのコンサルタントによるビジネスモデル事典。消費者目線で読んでも面白い。毎日のお買い物が楽しくなります。
中小企業向けコンサルタントとして活躍されている著者の藤村さんは、店長を務めていたフランチャイズのたこ…



「相手の心を操れる」のではなく「私が」「相手の立場に立って」文章を書くことを大切にしたい
自宅のソファに、夫の積読本として置いてあったのを読んでみました。 人の心を読み、操る技術”メン…




平凡な商店街の、普通の人たちが時々感じるちょっと苦い気持ち。 どこか身に覚えのある気持ちに、親しみを感じます。
東京都内の平凡な商店街に暮らす人々を描いた連作短編集です。 テレビのお散歩番組で見かけるような「人…



全盲のピアニストである夫とB&Bを経営しながらニューヨークで暮らす鈴子。 雪嵐のせいで停電した家で、鈴子は故郷や母親とのことに思いを巡らせる。 親子って大切だけれどややこしい。
ニューヨークで全盲のピアニストである夫とB&Bを経営しながら静かに暮らす鈴子。 5年ぶりの岡山への…




テレビでもおなじみの阿川佐和子さんが描く、アラサー女性の仕事と恋の奮闘記。 朗らかで、軽やかで、さっぱりとした読後感です。
著者はテレビでも司会やコメンテーターとしてよくお見掛けする阿川佐和子さん。 テレビで拝見する阿川さ…



経営コンサルタントが指南する日経新聞攻略法。 「1分で」読むのは無理でした。が、読み方は丁寧に解説してくれているので、タイトルの「1分」にこだわらずに読めば、まずまず良い本かと思います。
経営コンサルタントの著者が、日経新聞の「正しい」読み方について 初めて日経新聞を読む人に向けて解説…




1940-50年代に活躍したフランス人俳優ジェラール・フィリップ。 1990年代後半、彼に魅せられた女性が長年再上映されていない名画を追い求めフランスへ渡る。 長く封印されてきた理由を知るために。
1940-50年代に活躍したフランスの映画俳優ジェラール・フィリップ。 1959年に36歳で亡くな…





「ポースケ」って登場人物のニックネームとかかな、くらいに思って読み始めたら全然違いました。 ノルウェーのイースターのことらしいです。肩の力が抜ける良い響きですよね。
お茶だけでなく、お食事もできるカフェ「ハタナカ」で働く人やお客の日常を綴った 連作短編集。 …





日本とアメリカの文化について、明治時代に生まれた女性の視点を通して改めて知ることができる。 美しく丁寧な言葉で綴られた、読み心地の良い本でした。
長岡藩の家老の家に生まれた女性が、自身の子ども時代の思い出、 結婚後のアメリカでの生活、日本へ帰国…




自分もアウトプットしてみようかな、という気にさせてくれる本でした。
本が好きで、人の話を聞くのも楽しみ。 講演会やセミナーの案内を見かけると 「どんなテーマかしら?…