狡猾なる死神よ
墓石芸術が研究テーマという学者が主人公の一風変わったミステリ。墓石の歴史、美術、文学を紐解くにつれ、ヴィクトリア朝時代の雰囲気漂い興味深い。
投票(0)コメント(0)2009-03-16
墓石芸術が研究テーマという学者が主人公の一風変わったミステリ。墓石の歴史、美術、文学を紐解くにつれ、ヴィクトリア朝時代の雰囲気漂い興味深い。
死のにおいと孤独の深さ。刻一刻と訪れる死への恐怖や諦め。ガルシア=マルケスの世界を堪能しました。
家族のあり方や身近の大切な人の存在を思いながら読みました。真摯に向き合う主人公の姿に打たれました。
伊坂さんの短編集、堪能しました。読みやすくそれでいてじんわり…。伊坂さん初読の方でもオススメ出来る作品です。
いつでもパラパラと楽しめるように手元に置きたい美しい本です。この本をきっかけに私なりの和を楽しんでみたいです。
本書を読んで自分の少女時代を思い出していました。嫌な過去もそのまんま受け入れる勇気も必要なのかな、と思わせてくれました。