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豚式

豚式 さん

本が好き! 4級
書評数:10 件
得票数:95 票

読書を2年ほど中断していましたが 再開します

書評 (10)

困難な結婚

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困難な結婚

ユルイって言うけれど テレビドラマじゃ無いんだからさ 結婚生活なんて実際には起伏の欠けたユルイ日常だよね 恋愛ともそれがスイッチというだけで関係ない パートナーは楽天的で愉快な人が 退屈しなくて良いと思うけど 

内田樹さんはデビュー作の『ためらいの倫理学』とか『おじさん的思考』が超面白かったのでそれ以降は基本的…

投票(11コメント(0)2018-07-02

世間のカラクリ

  

世間のカラクリ

ま、シンプルでロジカルな池田節を軽く読み流せます。内容的には既にあちこちで池田先生が書いていることの反復で新鮮さはありませんが、デビュー以来のファンなので習慣で読んでしまいます。で、やっぱり面白い。

久しぶりに池田清彦先生を読む。内容はメルマガに書いた文章を編集したものなので、内容は多岐にわたってい…

投票(4コメント(0)2018-06-27

忘れられたベストセラー作家

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忘れられたベストセラー作家

読書人の読むものではなく一般大衆が読んできたものが小谷野敦さんらしく丁寧に並べられている。とは言え200頁少々で包含できるものは全体の一部だし「研究書」ではなくリラックスした軽い読み物といった按配。

紅毛毛等の小説騒動(©夷齋先生)なんてぇモノはジュンブンガクの限られた商圏の話で そもそも庶民に読書…

投票(11コメント(0)2018-06-23

世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析

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世界が土曜の夜の夢なら  ヤンキーと精神分析

この本は「日本のサイレント・マジョリティーであるヤンキー」の分析である 「ヤンキー的心性が好むモノ」が大キライな人には 如何に自らがヤンキー的心性と無縁デアルか が了解されるという娯楽に なる本だと思う

著者の斎藤環さんと言えば アタシは1998年に青土社から刊行された『文脈病ラカン/ベイトソン/マトゥ…

投票(5コメント(0)2018-06-22

殺したい蕎麦屋

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殺したい蕎麦屋

椎名誠さん、読むとオモシロイのだが、手が出せない。そもそも、どんなに読書をしても、豚が龍に変ずる気遣いは無いのであるから、テキトーに読みたい本を読めば良いだけの話。我ながら「ヴァカな己」を持て余す。

椎名誠さん、実は初めて読んだ。 図書館でふと「殺したい蕎麦屋」というけったいなタイトルに目がと…

投票(14コメント(0)2018-06-21

創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史

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創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史

藤原定家も吉田兼好も上田秋成も内田百鬼園も三島由紀夫も好きですが、日本愛好家の底の浅い雑な愛国心とか、その手の「修飾語を取り除いたら麒麟の欠伸」みたいな愛国論は肌にあいません。

そもそも「日本の心」などというお題目を唱えること自体が怪しい。多くの場合、明治政府が大衆統合の為に江…

投票(12コメント(0)2018-06-20

タイムクエイク

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タイムクエイク

カート・ヴォネガットが作品で奏でてきた主題。「自由意志」という名目で人類が行う愚行に対する、白鳥の歌。 感想はロジカルを志向した結果、トリストラム・シャンディ式になった。御宥恕あれかし。いとおかし。

昨年暮れから学生時代に読んだカート・ヴォネガットを『プレイヤー・ピアノ』から順番に読み直している。そ…

投票(13コメント(2)2018-06-20
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