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George

George さん

本が好き! 1級
書評数:69 件
得票数:905 票

備忘録がてら、読んだ本のメモを書くことにしました。

翻訳もののSF/幻想小説系が好きですが、それ以外も
チラホラと。

書評 (69)

ブラック・トムのバラード (はじめて出逢う世界のおはなし―アメリカ編)

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ブラック・トムのバラード (はじめて出逢う世界のおはなし―アメリカ編)

「道路の中央に停車してるパトロールカーは、巨大で黒い三匹の犬が集められた羊たちにとびかかろうと構えているようだ。悪意に比べれば、無関心など何だというのか。」本文より

ラヴクラフトの自身のNY生活時代を題材にした短編「レッド・フックの恐怖」を下敷きに、彼が嫌悪した黒人…

投票(11コメント(0)2020-02-11

純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語: ガルシア=マルケス中短篇傑作選

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純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語: ガルシア=マルケス中短篇傑作選

「『麻酔なしだな』と彼は言った。『なぜだ』『化膿しているからね』町長は歯医者の目をじっと見た。『わかった』と言って、彼は笑顔を作った。」<ついにその日が>より

ラテンアメリカ文学の代表作の一つ「百年の孤独」の著者、G.ガルシア=マルケスの中短編を、ラテンアメリ…

投票(13コメント(0)2019-11-03

モンスーン(エクス・リブリス)

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モンスーン(エクス・リブリス)

「団地はまだ暗かった。これほどに巨大な闇ははじめてだ。テオは商店街から吐き出される光の下から黒い団地を見あげた。自分は光のもとにあり、ユジンは闇の中にひとりいることが奇異に感じられた」本文より

平凡な日常を描いているはずなのに、いつの間にか悪夢のなかをさまようような、そんな作品が並ぶ短篇集。9…

投票(14コメント(0)2019-10-03
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