ノヴム・オルガヌム―新機関
学問のための新しい方法について記述しています。ベーコンというと「経験論」と「知は力なり」が有名ですが、ちょっとキーワードだけでは、その真の意味が誤解されているように感じます。ご紹介します。是非ご一読を
【経験派は蟻の流儀でただ集めては使用する。合理派は蜘蛛のやり方で、自らのうちから出して網を作る。し…
本が好き! 3級
書評数:12 件
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哲学、思想の本を中心にご紹介いたします。
学問のための新しい方法について記述しています。ベーコンというと「経験論」と「知は力なり」が有名ですが、ちょっとキーワードだけでは、その真の意味が誤解されているように感じます。ご紹介します。是非ご一読を
【経験派は蟻の流儀でただ集めては使用する。合理派は蜘蛛のやり方で、自らのうちから出して網を作る。し…
人間が逃れることのできない「イドラ」の話や、学問のいろいろな不健康な状態などが記述されています。ここでは、学問のすすめである格調高い「学問の船」の話と、ちょっと面白い「悪への対処」をご紹介します。
【不死への欲求が、名声を求めさせ、建築物と記念碑を作らせてきたが、学問こそ永続するだろう。それは、…
「情念はその本性上すべて善い、その悪用法や過剰を避けるだけでよい」。これが、デカルトの言葉です。自己啓発本としても読めるし、真の徳とは何かとか、この宇宙の諸法則と自由意志との関係など、極めて重要な本。
もし、自分で最善だと思った決断が、悪い結果を招いたとき、どのように考えれば良いのだろうか。一例として…
デカルトの思索に影響を与えた聡明な美女、エリザベトの率直な質問に対して、デカルトはとても分かりやすく自分の哲学を説明する。例として、悩ましい状況で、何が正義かを考えるための方法をご紹介します。
分かりやすいように、最初に、勝手な要約を示します。その後で、実際の往復書簡の抜粋を、ご紹介いたします…
現在私たちが抱える困難な諸課題に立ち向かうためには、デカルトが目指した真の哲学の再構築が必要である。端的に言って、諸学問はますます細分化され精緻を極めているが、総合的な知恵としての哲学が必要だ。
デカルトの言葉をご紹介いたします。 あらゆる学問は人間的知恵にほかならず、対象の相違によって…
デカルトは諸学の基礎を見極め、まず形而上学と自然諸科学から始めざるを得なかったが、その目指すところは人文、社会諸科学と「窮極の知恵であるところの、最高かつ最完全な道徳」であった。これが、哲学だ。
デカルトの考える哲学とは、今、ほとんどの方がイメージするような「哲学」より、はるかに包括的なものです…
哲学とは、真偽を識別し、この人生を導いてくれるようなものだ。自分の人生に大きな影響をもつ、この世間という大きな書物のうちで経験する様々な事物や事件のなかでこそ、私は、多くの真理に出会うことができよう。
デカルトの考える哲学とは、今、ほとんどの方がイメージするような「哲学」より、はるかに包括的なものです…
「我思う、ゆえに我あり」という有名な言葉が書かれている書物です。デカルトの言葉を、実際に読んでみませんか? また、「私」から哲学を始めた場合、私以外の存在は、どのように示されるのでしょうか?
「我思う、ゆえに我あり」の部分をご紹介します。 「私は、世界のうちにまったく何物も、何等の天も…
2015年に安保法制が成立してからの、政府の憲法9条の解釈を解説しています。現在の安全保障法制の状況を知ることができます。何が変わったのか? これからどこへ向かうのか? 今まさに、私たちに必要な知識です。
2015年に安保法制が成立してからの、現在の政府の憲法9条の解釈をご存知でしょうか。以下、できるだけ…
2015年に安保法制が成立するまでの、政府の憲法解釈を解説しています。現在の自衛隊のあり方を定めるのに、憲法9条がいかに重要な役割を果たしてきたかが、理解できます。今まさに、私たちに必要な知識です。
2015年に安保法制が成立するまでの、政府の憲法9条の解釈をご存知でしょうか。以下、できるだけ簡単に…
脱原発に生涯を尽くした科学者がいました。高木仁三郎(1938-2000)。なぜ脱原発なのか、忘れてはならない彼の言葉を、ご紹介します。100万kW級の原発1基は1日で広島型原爆3発分に相当する。
【原発が、いかに巨大な量の放射能を蓄えているかを理解しておくこと。100万kW級の原発1基は、1日…
【先哲の知恵を現代に活かす 政権交代を防ぐ方法】古典を現代の観点から読み直し、命題としてご紹介します。先哲の言葉には何の包み隠しもなく、今の私たちからすれば過激ともみえる表現でズバリと切り込みます!
【政権交代を防ぐ方法】 一般に、国民を怒らせて政権に反対する共通の目的のために団結させるよ…