オレたち花のバブル組
勧善懲悪の爽快感のある物語!!
「オレたちバブル入行組」の続編です。「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」をセットでドラ…
本が好き! 2級
書評数:19 件
得票数:227 票
ジャンルは問わず、どんな本でもとりあえず読む。
それをモットーに、日々、本を読み続けています。
読後は、備忘録も兼ねて、書評を書き綴っています。
日本の小説、外国の小説、ラノベから新書、ビジネス書まで。
本がある生活は幸せです。
勧善懲悪の爽快感のある物語!!
「オレたちバブル入行組」の続編です。「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」をセットでドラ…
倍返しだ!社会現象になったこの言葉!!
大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作です。ドラマの前半部分に当たります。ドラマを見た後で読んだので、堺…
「言葉を話し未来が見えるカカシ」「鎖国状態の島」「殺人を許された男」など、あり得ない設定ばかり。それでも引き込まれる魅力。
人気作家である伊坂幸太郎さんのデビュー作です。この作品で第5回新潮ミステリー倶楽部賞(平成12年)…
最大の誤算は、妹の恋心だった。犯人捜しのミステリーではなく、ヒューマンドラマだ。
ボリュームはあるんですが、さくさくと読みやすく一気に読み進めました。東野圭吾さんらしく難しい表現や…
「就活」は、人間の負の部分を炙り出すのか?
映画にもなった話題作だったので期待して読みましたが、私にはあまり共感できる部分がありませんでした。…
公園は非日常なのか。それとも、公園の中だけが日常なのか。
吉田修一さんの芥川賞受賞作です。芥川賞ということで、純文学短編というくくりでいいのでしょう。ざっく…
高野和明さんのデビュー作にして、江戸川乱歩賞受賞の秀作。死刑制度に対して考えるきっかけを与えてます。
高野和明さんのデビュー作にして、江戸川乱歩賞受賞の秀作です。基本的には、ミステリー小説なので、主人…
純粋で切なく優しい物語。人間の心の美しさが、数式の美しさとの相乗により際立つ作品です。
この小説は、なんと表現すればよいか分からない作品です。ただ、純粋で切なく優しい気持ちにさせる物語で…
「なんと重厚な内容の小説なんだろう」という、震えを感じるような迫力。まさしく、重くて厚い圧倒的存在感の小説。
読み始めたきっかけは、映画「エヴェレスト 神々の山領」が公開されたので、原作の小説を読んでおこうと…
世界は色彩に溢れている。なんてカラフルな世界なんだ。それに気付けば世界が変わって見えるということを、暖かく伝えてくれる。そんな作品です。
この作品は、冒頭に強引な設定を強いてきます。少しだけ書き出すと、 死んだはずの僕の魂が、ゆ…
とにかく読み応えのある作品。伏線に伏線を張り、最後に一気に収束させるスピード感。警察小説の秀作です。
「犯人は、まだ昭和にいる」 わずか7日間でその幕を閉じた、昭和64年。その間に起きた少女誘拐…
ライバル組織に売られた部下の奪還と復讐劇。「愛は十倍に、憎悪は百倍にして返せ」の言葉通りに南米麻薬マフィアの怖さが滲み出る。
南米コロンビアのマフィアの話です。といっても、舞台は日本。 ライバル組織に売られた部下の奪…
高校生が読めば高校生の感じ方、大人が読めば大人の感じ方ができ、どんな世代でも心に響くものを残してくれる青春小説の秀作。
主人公である高校三年生の「甲田貴子」とクラスメイトである「西脇融」との物語を「歩行祭」を舞台にして…
3つの視点で語られる「連続女性誘拐殺人」 長編でありながら、休むことなく一気読みです。
3部構成で、第1部では、被害者・警察・関係者(特に被害者家族)からの視点。 第…
圧倒的な迫力で描かれるエンターテイメント作品。小説でありながら、自衛隊そして国を守ることの本質について問題提起がなされている。
登場人物の設定(個性)が、存分に引き出されています。主要4人以外の登場人物についても、その性格・考…
結末には切なくて涙が止まらない。許されない犯罪でありながら、これほど殺人者に心動かされる作品があったでしょうか。
嵐の二宮和也と松浦亜弥出演で映画にもなっていました(見ていません)が、そのコピーが「こんなにも切な…
人間とアンドロイドの決定的な違いは何か?その違いが、人間が人間として存在する理由になるのか。SF小説の中に、哲学的命題を提示した名作。
1968年に刊行(日本語版は1969年)された近未来SF小説です。このタイトルよりも、映画化された…
過酷な現実の中での淡い恋愛模様。有川浩氏らしい恋愛小説。デビュー作にして、既に有川ワールドが出来上がっている?
有川浩氏のデビュー作で第10回電撃小説大賞“大賞”受賞作です。 受賞作は文庫で刊行されまし…
死んでいない者は、生きている人?死んでいる人?どっちだろうか。
「死んでいない者」は、言葉通り、生きている人のことを言うのだろうか。それなら、この小説の中では、通…