あのこは貴族
セレブ女性の婚活の現実の場面が印象的だったけど、私は中高生時代の進路を考える頃にこの本を読みたかった。
東京の超お嬢様の華子と、地方出身で慶應を経済的問題から中退した美紀が、同じ一人の男性と男女関係を持っ…
本が好き! 1級
書評数:46 件
得票数:652 票
気になった本をぼちぼち読んでます。
読める時期と読めない時期の差が激しいです。
セレブ女性の婚活の現実の場面が印象的だったけど、私は中高生時代の進路を考える頃にこの本を読みたかった。
東京の超お嬢様の華子と、地方出身で慶應を経済的問題から中退した美紀が、同じ一人の男性と男女関係を持っ…
認知症で老いるとはこういうことなのか。本人はよくわからなくても家族に愛されている感が伝わってくる。
認知症の方の話を聞く度に、介護の中でもとりわけ認知症が大変なのではないかと思っていた。 少し老人ホ…
一つの殺人事件についての加害者側と被害者側の両方の心理モノローグ
文庫版のこの本は『殺意』『鬼哭』の二編で成り立っている。 『殺意』では長年の友人である的場を殺…
婚活連続殺人事件をモチーフにした作品。事件そのものより、社会が求める女性・家庭像の息苦しさが数々の料理と共にねっとりと描かれる。
再読してみました。 最初読んだときは、婚活連続殺人のふてぶてしい被告に興味を持って読み始めたの…
こんなじじばば街でよく見かける! なんでじじばばはあんなことするんだろう。
街で見かけるあんなじじ、こんなばば。 読むとまるで自分が遭遇したように追体験してしまう。 な…
パスタが嫌いな人なんているのか。イタリアに住んでるからってパスタ大好きとは限らないのよ。
つまりは著者にとってパスタはイタリアで貧乏生活でさんざん食べてきた味であり、日本に帰ってまでパスタな…
”こんな商売する女の親の顔が見てみたい”への答え
水商売だったり風俗だったりAV女優だったり、自分の”女”を売り物にしている女性がいつの時代もいる。 …
発達障害について書かれた本は多いけど、これほどリアルに本人と相対する人の現状を書いたものはなかなかないのでは。
発達障害の「お妻様」と結婚し、そのあまりにも家事や仕事のできなさに辟易していた「僕」。 その僕が高…
いわゆるタンスの肥やし的な服はこうしてできるのか。分析が面白かった。
最近、本を読まずに服にかまけている。 ファッション関係の本だけは何冊か読んだ。 ファッション…
なぜ売春は禁止されているのか。売春を禁止すれば女性の尊厳は守られるのか。
とりあえず、いくら禁止しても無くならないのが性を売る仕事だと思われる。 性を売る側の女性にデメ…
日本人(女性)の家事の仕方の特殊性に重点を置いて読むと面白い。
例えば、かねてから日本人家庭の食卓ほど、普段から多種多様なメニューが上っている国は世界的に見て特殊な…
キツい記憶も重い病気も、味のある憎めない話に変えてしまう筆力が凄い。
辛い現実を憎まない、という姿勢が本当に凄いと感じる。 そして、語り口調は偽善的ではない面白さで書かれ…
結婚して数年も経つと、夫婦生活の有無に関わらず、夫の性は妻にとって負担になっていく様子が印象的だった。
この本は、専業主婦、子供の居ない主婦、と言った一見気楽な立ち位置の女性の、言葉にすることが難しい澱み…
嫌な女、の話をしている筈が、人生のいろいろについて考えさせられている。
タイトルからしてどす黒い女の話なのかなぁ、と思っていたら、主人公の夏子という詐欺師の女の魅力について…
かつては「朝日新聞を読まない人は信用できない」という大人が結構いた。現在では「朝日新聞だけを読んでいる人は信用できない」と思う。
私達が若い頃は親や教師からとにかく新聞を読め、特に朝日新聞を読んでおけ(受験にも天声人語が出るし)と…
アダルトメディアの中で、性的対象の女性は、どのように描かれ、どのように変化してきたか。AVを中心に、性的に記号化された女性の歴史。
アダルトメディアは、前世紀後半から爆発的に大きくなった分野であり、その発展の様子を印象的に覚えている…
大切な人との性に関する欠落が、女性としての人生に大きく影を落としていく。そしてそれを克服するまでの話。
タイトルが大きな話題となった作品だけど、 決して興味本位の内容では無いとの評判に惹かれて読んでみた…
月収1~3万円のサムソン高橋氏が都内の800万円の家を衝動買いした顛末。最終的に能町みね子氏も住み込み…。
お金を掛けなくても豊かな旅ができることを証明した、 「世界一周ホモの旅」シリーズの原作者であるサム…
林真理子の場合、欲望は全て成功のモチベーションの為なのか。
美容院とか病院とか銀行とか、置いてある雑誌に林真理子のエッセイが載っていたら、ついなんとなく読んでし…
子どもの親権と、遺産相続は揉める。調停委員を29年間務めた著者が感じたこと。
家事調停は私も利用したことがある。 費用もあまりかからず、第三者を交えて話し合いができ、公的な文書…