中国火車旅行
国鉄完乗の宮脇が、中国の鉄道に乗る。
時代は1985年から87年。 まだ、自由に旅することができなかった中国。 何しろ大きな国だけ…
本が好き! 1級
書評数:203 件
得票数:2210 票
こんにちは。2016年は402冊読みました。ジャンルは問わず、でも古典、歴史とファンタジーが苦手。
村上春樹はよく読みます。「海辺のカフカ」は気に入ってます。エルサレム賞でのスピーチは見事!
国鉄完乗の宮脇が、中国の鉄道に乗る。
時代は1985年から87年。 まだ、自由に旅することができなかった中国。 何しろ大きな国だけ…
宮崎駿はどう描く?吉野の作品を漫画で。
舞台は1930年代。 父が亡くなった15歳の本田少年が主人公。 やたらと物を知っている「叔父…
「すべてがFになる」で知られる森が、珍しく新書で孤独について語る。
孤独は悪いことなのか? 森は疑問を投げかけている。 森は、孤独をどこまで知っているのだろう。…
宮本輝の短編集。物足りない。
7つの短編で成り立つ一冊。 もちろん再読。 「星々の悲しみ」 浪人生の志水が主人公。 …
食べなきゃ勝てない将棋の世界!
将棋のタイトル戦になると、二日間で戦うものもある。 とすれば、何を食べるかはとても重要。 プ…
偉大なるマンネリとご都合主義。 「東京バンドワゴン」シリーズは長いなあ。
「読むために読む」というシリーズが、私には二つある。 ひとつが海堂尊の「バチスタ」シリーズ。 も…
ロシアの有名な児童文学を、久しぶりに再読。
舞台は寒いロシアの大晦日。 ままむすめは老婆とその娘に酷使させられていた。 両親を失った女王…
悩むハムレットをを光文社の新訳で読む。
舞台はデンマーク。 前の王が死に、弟のクロディアスが新しい王になる。 王妃と結婚したクロディアス…
ある羊を追って北海道へ。 他の作品につながる三部作の終わり。
(上下巻合わせた書評) 「鼠」が送ってきた羊が写った写真を、「僕」は保険会社のPR誌に使う。 …
自分は誰なのか? レンタルされる子どもの悲劇。
これは近未来SF。 人間の寿命は老化防止薬により、150歳から200歳と飛躍的に延びていた。 そ…
首相、憲法を知っていますか?
一国の首相ともなれば、言葉に重みがあるはず。 では、極東のある国ではどうなのか。 「憲法上、…
読書人の進む道を示す、役に立つ本。 受験勉強と教養をこの100冊で身につける。
本をどう選び、どう読むか。 多くの読書人にとって興味あることだと思う。 他人の書評を読むこと…
殺人事件はどうなった? 春樹の作品世界はこれだ。
写真家のアメはハワイにいた。 「僕」はユキとともにハワイへ向かう。 ユキの父、牧村拓(※注1…
雪の札幌から、止まっていた時計が動き出す。 三部作の世界は、その後どうなったのか。
「羊をめぐる冒険」から4年後。 主人公の「僕」は雪の降る札幌にいた。 いるかホテルを予約した…
広島原爆投下から3日。少女が運転する電車は復興を支えた。
広島といえばカープ、お好み焼き。そして原爆とチンチン電車。 私も何度か乗ったことがある。世界遺産に…
古いは新しい、新しいは古い。 四大悲劇のひとつ。
いろんな翻訳が出ているけど、今回は福田の訳を再読。 「ハムレット」「リア王」「オセロー」と並ぶ四大…
書簡体文学の代表作。手紙は偉大だ。
蔵王のゴンドラ・リフトで再会した37歳の男と35歳の女は、かつて夫婦だった。 10年前の事件が二人…
性犯罪者は抹殺すべきか?罪と罰を問う。
主要登場人物は三人。 刑事の長瀬は小4の時に妹を変質者に殺されていた。 しかも、妹の死は自分に責…
猫写真で知られる岩合光昭が、ねこ科の動物たちを紹介!
<イエネコ> 最初がイエネコなのは、岩合の趣味に違いない(笑)。 人に馴れるが、野生の本能を…
社会を鋭く見つめる目と人間愛!宮部の魅力が炸裂!
久しぶりに再読したが、内容を知っているのに楽しめた。 人を操ることは可能か?正しいとは何だ?人は人…