日本語教師、外国人に日本語を学ぶ
フリーアナウンサーとしての経歴の長い日本語教師による、インタビュー記録。日本語習得の猛者たちの本音が面白く、示唆に富む。
インタビュイーの方々は、以下の通り。 ・Kさん(韓国)2005年日本デビューの歌手 ・孫成順…
本が好き! 1級
書評数:658 件
得票数:8772 票
主に小説、そして、クラシック音楽関連本を濫読している女性です。
ときどき新書、近現代史関連本にも食指を伸ばしております。(2017年8月に登録)
フリーアナウンサーとしての経歴の長い日本語教師による、インタビュー記録。日本語習得の猛者たちの本音が面白く、示唆に富む。
インタビュイーの方々は、以下の通り。 ・Kさん(韓国)2005年日本デビューの歌手 ・孫成順…
ミス・マープル初登場の作。ご近所さん同士でわいわい、きゃあきゃあ言いながら謎解きしている感じで、なんだか微笑ましかったです。
語り手は、殺された大佐が発見された牧師館の主である牧師さん。 人々を導くべき存在という大義名分と、…
ノース・デヴォン州の警部、マシュー・ヴェンを主人公とするシリーズ第2作。
今回の冒頭は、マシューの部下、ジェンがパーティーに参加しているシーン。 おハイソな女性治安判事、シ…
本シリーズの舞台はイギリス南西部のノース・デヴォン。主人公のダンディな警部マシュー・ヴェンが「夫」のジョナサンと二人暮らしというのが今っぽい。
本書にたびたび出てくるルビが、「保護の必要な成人」につけられる「ヴァルネラブル・アダルト」。 「v…
警部ペレスシリーズ、ついに完結。悲惨な結末じゃなくてよかった~☆彡
今回、事件の中心となるのは、 シェトランド島の有力者(医者の夫、イベントプランナー?の妻、その子4…
シェトランド島、警部ぺレスのシリーズ7作目。地滑りで発見された美女の遺体は誰?なぜここに?
<シェトランド四重奏>と呼ばれる四季シリーズ4作に続くのは、原題も併記すれば、 ・Dead Wat…
ペレスとウィローがタッグを組む2作目。祝!ペレスの捜査力復活。今回も、最後のめくるめく展開が見事でした。原題は「Thin Air」。白夜のムードと、少女伝説の影と、かな。
前作では、フラン亡き後の抜け殻状態でもあったペレスですが、今回はちゃんと冒頭から捜査の中心にいます。…
≪シェトランド四重奏≫のペレス警部、婚約者の死を乗り越えてここに復活!という作。シェトランド帰省中の新聞記者を殺害した犯人は?その目的は?
作品冒頭、ペレスはまだフランの死から立ち直れず、警察には時短で勤務している身。 すっかり無気力にな…
≪シェトランド四重奏≫の第1作。第2~4作を先に読んでから手に取ったところ、主人公ぺレスや婚約者フランのその後を知っているだけに、細部がいちいち心に刺さって印象マシマシ。
なるほど~。 ペレスは登場時、故郷フェア島の名門ぺレス家の一員として島に帰って新生活を始めるか、は…
≪シェトランド四重奏≫最終作。いよいよ主人公ペレスの故郷が舞台。婚約者フランを両親に紹介するために帰郷したフェア島で殺人事件が。結末があまりに衝撃的。
バード・ウォッチャーの聖域とも言えるフェア島のフィールドセンターで、ナイフの刺さった遺体が発見されま…
≪シェトランド四重奏≫第3作。シェトランド署のサンディ刑事が、シェトランド諸島ウォルセイ島に帰省中、祖母ミマの遺体を発見。銃の誤射による事故か、意図的な殺人か?
第2作同様、「住人同士がみな知り合い」という小さな島で起きた事件がテーマ。 今回は、最初の死からし…
猛暑のなか、涼を求めて「北欧もの」推理小説へ。全4作シリーズの第2作目ですが、1作目を読まずとも十分楽しめました。
シェトランド諸島の四季を織り込んだ、現代英国本格ミステリ≪シェトランド四重奏(カルテット)≫と呼ばれ…
ポアロが登場する最後の作品「カーテン」を読んだので、同じ舞台の最初に戻って何十年ぶりかで再読。うむ。興味深し。
クリスティ出版第1作にして、ポワロ初登場の作。 読者に対する「目くらまし」のうまさが光ります。 …
2025年6月に94歳で亡くなったピアニスト、アルフレート・ブレンデルの対話録。質問に対する明晰な答え、その密度の濃さに脱帽です。
Ⅰ.人生行路(~p.96) Ⅱ.音楽について(~p.218) Ⅲ.演奏解釈について(~p.27…
著者が小説家を招いて繰り広げた座談会の記録。「越境文学」のリービ秀雄、「国境も時代も飛び越える」平野啓一郎が面白かった。
発行2012年。 この年は、日本語版のkindleが発売された年とのことで、「電子書籍元年」とも称…
認知症の患者専用の、通称「にんにん病棟」全体の主治医が主人公。
認知症患者を集めた病棟とはいえ、認知症の治療が目的ではありません。 本来の病気の主治医はちゃんとい…
若くして母となり、30代で夫を亡くした主人公が、一つ年下の男性と親しくなって「終い」を迎えるまで。キーワードは「不倫」でも「家族の反対」でもないところが印象的です。
初めて読む作家さんです。 あっという間に読了。 第一印象は、「このままTVドラマ(あ、こうい…
この本のタイトルである疑問文の答えは……間違っているのは「言い方」ではなく「心の読み方」だから。
「はじめに」によると、「何回説明しても伝わらない」を解決するための策は、 「言い方を工夫しましょ…
『絶対音感』『星新一 1001話をつくった人』『口笛のはなし』などのノンフィクションを書いた著者のエッセイ集。20代から母上の介護を担っておられたとは。
母上については 「第二章 母の最終講義」 に書かれています。 この章の冒頭がまた、印象的。 …
ポアロ最後の事件。車いすを使い、自ら動くことが困難になったポアロが、ヘイスティングを呼び出して不思議なミッションを与えるのでした。
最後まで読んでから、 「あ、これは、TVドラマで見たかも」 と思い出しました。 そのときは、な…