一球さん 全8巻完結(文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]
塁に出たら必ず生還、ライトからノーバンで本塁に返球。驚異の身体能力を誇る一球さんが甲子園目指して大暴れ。
昭和50年5月、創部5年目の新興ながら昨夏の甲子園ベスト8の巨人学園は、昨秋の東部六大学の覇者神宮…
本が好き! 1級
書評数:629 件
得票数:6682 票
図書館に行って、タイトルが気に入ったら何でも読みます。
書評というより感想文ですが、お目汚し程度にお読みいただけたら幸いです。
塁に出たら必ず生還、ライトからノーバンで本塁に返球。驚異の身体能力を誇る一球さんが甲子園目指して大暴れ。
昭和50年5月、創部5年目の新興ながら昨夏の甲子園ベスト8の巨人学園は、昨秋の東部六大学の覇者神宮…
高山のホテルで美術商が変死した。被害者の義弟で同じく美術商のドイツ人は黙秘を続ける。謎を追って西独に飛んだ赤かぶ検事に最大の危機が迫る。
4月半ば、高山の観光ホテルで美術商八島が殺された。事件が起きた部屋は三つ続きで、被害者は妹夫婦と共…
理想の自分になるのは諦めたし、飽きたという若林。それでも自分探しを終えられたのはそれまで大いに悩んだからなのではないか。若い人に読んでもらいたい。
数え五十は知命というし、人生の意義がわかるようになると思っていた。加齢によって丸くなった、齢を取る…
殿中で刃傷沙汰に巻き込まれた併右衛門。切腹、お家断絶の危機に、気丈な一人娘瑞紀は、その瑞紀へ婿入りの決まった衛悟は、何を思う。大物たちの動きも益々気になる第8巻。
柊家に娘瑞紀の婿取りを申し込みに行った翌日、 「この間の遺恨、覚えたか」 と、殿中にて名指しで…
泥棒の見た死体はどこに消えた? 上流階級・金持ちという態度を隠さない容疑者にメグレもイライラを隠せない。
かつてメグレ警部が逮捕した、通称「のっぽ」の娼婦がパリ警察を訪ねてきた。亭主が窓ガラスを壊して金庫…
親や親友といった大事な人を喪っても、人を好きになるし生活は続く。原爆で生き残った娘が、この世の人では無い父と暮らす中で、最後に笑顔を取り戻すまでを描く戯曲。
昭和23年7月、広島の図書館に勤める福吉美津江の家に、突然原爆で亡くなった父竹造が現れた。図書館の…
サザエさんがどら猫を追いかけている理由、現在と全く違う初代アンパンマン、矢吹丈のモデルは誰? 等、日本を代表する国民的キャラ、国際的に有名な海外のキャラの知られざる裏話。
長期連載の続く漫画作品なら、どうしても初めの設定がずれていく場合がある。キャラが勝手に動くというこ…
昭和後期の大阪中の若者の憧れ、ラジオが元気な頃の千里丘の放送局。「ヤンタンの仲間になりたい」と一握りのスターを目指す中にいた嘉門達夫。鶴光に弟子入り、破門、ギター片手の再起。若き夢と苦労を描く自伝。
替え歌の第一人者ともいわれる著者だが、私のイメージではむしろネタの編集者だ。MBSヤングタウン火曜…
うらぶれたバーの片隅で語られる、日本文学の、著者が隠したかった真実。「こころ」、「走れメロス」、「人間失格」、「銀河鉄道の夜」、「虔十林公園」、「藪の中」を未読の方にはお勧めしない一冊。
日本文学研究界の重鎮・曽根原教授は論敵を打ち負かした討論会の帰り、祝杯を上げるためにうらぶれたビル…
くじによる徴兵(タイ)、乗り越しは即キセル扱い(英)、食事中に手を膝の上に置くのはマナー違反(仏)等、世界には驚くべきルールがあった。
海外旅行に行くと、日本の常識が通用しないことが多く戸惑う。しかし、島国である我が国の方が少数派であ…
「今日も楽しく生きますか!」 癌との向き合い方や仕事が描かれるが、何より家族愛に溢れた一冊。ガチのハロヲタ、朝井リョウの解説を読んだら、ハロプロの曲を聴きたくなること間違いなし。
つんく♂が声を失ったというニュースを知った時は衝撃を受けた。シャ乱Qのボーカルとハロプロの仮歌を入…
わずか一世紀半昔の役人言葉でも、その多くが廃れて、意味もわかりにくいものがある。時代小説の名文から引用された文例とともに武士言葉を味わおう。
江戸時代の武士の言葉を取り上げた本書。幕府に勤めていれば国家公務員、各藩なら地方公務員、いずれにせ…
「ナンパは最強の自己啓発」、「彼氏や夫のいる娘ほどナンパしやすい」、「凄腕ナンパ師ほどコンプレックスが強い」。奥が深いぞ、ナンパ道。
なんとも刺激的なタイトルだ。美醜は個人の感覚によるものだと思うから置いておいて、父娘ほど齢の離れた…
羽毛を持ち、カラフルな体色を持つ恐竜は、子供の頃に図鑑で見たものとは全然違う。衝撃の現代恐竜研究を豊富なイラストと図で紹介。
私が恐竜図鑑を眺めていたのはもう半世紀近く前なので、最新の恐竜研究には驚かされることばかりだ。 …
人間を自ら造ったのに、何度も試すようなことをする、万能を名乗る神。異教徒にもわかりやすい、旧約聖書の要約。
聖書、特に旧約聖書はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の教典なのだろうが、異教徒である私にとっては単…
前老中、将軍、共に思惑と違う展開に、今度は朝廷勢力も本腰を据えてかかってくる。孤立を深める奥右筆組頭に次の手はあるのか。
奥右筆組頭立花併右衛門の娘瑞紀が松平主馬の次男真二郎にかどわかされる。前老中松平定信肝いりの見合い…
「さよなら」は別れの言葉じゃなくて、再び逢うための遠い約束。その約束を果たすべく、星泉が戻ってきた。もちろん機関銃と共に。
目高組が解散して約一年。18歳になった星泉は、残り4ヶ月となった高校生活を友達と楽しんでいた。 …
テーバイを描いた悲劇の中で最古の作品。兄弟で殺し合うことを父によって予言された王の苦悩が描かれる。
テーバイのオイディプス王が国を追われた時、父を擁護しなかった二人の息子は、王から互いに殺し合うよう…
西本聖、平野謙、石嶺和彦、牛島和彦、古屋英夫、高橋慶彦という平成2年のシーズンで既にヴェテランだった選手の軌跡である。背表紙に「6人はスーパースターではなかった」と書いているが、そんなことは無い。
昭和のプロ野球は本当に面白かった。投手は先発完投。リリーフでも、クローザーの回またぎが当たり前。助…
戸惑い、失敗、信頼関係の構築、些細な成功、別れ。新人女子水族館員の仕事ぶりを通じて、ルーキーの頃が思い起こされる。
市役所に入所して3年が終わろうとしていた嶋由香は勤めていた観光事業課から、4月からの市立水族館へ出…