ナジャ
美は痙攣的なものである。
サルバドール・ダリがもっとも有名だろうか。シュルレアリスムという芸術における思想活動がある。身体の一…
本が好き! 2級
書評数:20 件
得票数:270 票
本が好きです。本っていいですよね。
昔は理想に燃えていました。今はただ静かに本が読めたら満足な隠居中の20代です。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。近代日本政治史専攻。
http://junildivo.hatenablog.com/?page=1537512903
ブログ書いてます。中学受験、文学、政治学その他
https://mobile.twitter.com/meibunnmemo
ひたすら本の一節をつぶやくアカウントです。
ブログとツイッターもしてます
美は痙攣的なものである。
サルバドール・ダリがもっとも有名だろうか。シュルレアリスムという芸術における思想活動がある。身体の一…
元イラク大統領、サダム・フセインが書いた物語
サダム・フセインってあのフセインです。1937年に生まれ、イラクの独裁者として君臨し、アメリカによる…
わからない。わからない。わからない。
難解です。一言でいえば。これを読んでスラスラ理解できる人なんているんでしょうか。 と同時に驚く…
民主主義の生みの親であるヨーロッパでなぜ、今、ポピュリズム政党が気炎を揚げるのか。その疑問に学術的に応える。
私は今は文学に親しみ、システムエンジニアとして働く悠々自適の暮らしですが、かつては政治学を大学で専攻…
社会に対して80万人の中学生たちは不登校という回答をした。
エクソダスとは旧約聖書の出エジプト記のことであり、転じて大量の国外脱出のことらしいです。 私の…
プガチョフの乱を舞台に描かれるロシアの歴史と家族
高校時代に読んだものを読み直してみました。ロシアの雄大な歴史とそこに生きる人々の物語です。 ス…
近代ロシア文学の祖が送る良質な短編集
「オネーギン」「大尉の娘」で有名なプーシキンの短編です。 「スペードのクイーン」は野心家で倹約…
青春と死と家族を書ききった最高傑作
最高でした。 青春と若さの不毛さをコミカルに描きつつも、それを背景に家族と死の物語を明るく、物…
愛すべき老人、雄大なる海。旅先で読みたい本
雄大なる海に一人、漁に出る老人の物語。そう言ってしまえばそれだけの話ですが、やはり読む価値はあるかと…
限りなく透明に近いブルーの先は
東京の横田基地近くに住む若者たちの退廃的な生活の崩壊の物語。 正直に言ってあと3回ほどは読み直…
夭折した気鋭の作家の遺作
昔、一度読んだのですが再び読み返してみました。 人間の幸せを追求していくと人間は不要だとい…
ただの恋愛小説ではない。神と恋の話。
私が読んだなかで最も気高く哀しい恋愛小説だと思いました。 ただキリスト教をよく理解していないと…
人間は虚の関係になれるのか
偶然、吉田修一の「パレード」があったので読みました。が、わからない…。 最初は大学生の良介。若…
魅惑的な文章が、小説の最後の「悲しみよこんにちは」まで導いた。
「ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけよ…
仮面に告白させるしかなかった三島の青年期
仮面を外した男が、古いチェアに腰かけ、言葉を選びながら過去を独白する。そんな小説に感じる。 告…
この本があまり知られていなくて、私は悲しい
最も好きな本は?と問われたら私はこの本を挙げる。しかし悲しいことにこの本を知っている人はほとんどいな…
初めて米澤穂信を読んだ者として
米澤穂信を初めて読みました。純文学や歴史ばかりでミステリーもほとんど読みませんが、後輩の勧めでこの本…
みなが疲れてしまう世界なのに。
テンポの良く大学内の沈殿したような人間関係を活写している。友人の就職のために奔走する唯野、パリに留学…
村上作品は音楽である。
教養小説のように音楽、文学、演劇といった様々なテーマを底流にしつつ、その読みやすさは音楽を思わせる文…
村上作品らしくないけど村上春樹らしい作品
村上作品はのらくろだとか人間でも人間離れしたような(1Q84の牛河みたいな)登場人物が出てくる。しか…