天空の舟―小説・伊尹伝〈上〉
中国古代、夏王朝を倒した商(殷)の国の宰相となった伊尹の話を大胆に作りました。
本が好き! 1級
書評数:2572 件
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小説など心理描写は苦手という、年寄りで、科学や歴史、政治経済などの本に特化したような読書傾向です。
熊本県の片田舎でブラブラしています。
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中国古代、夏王朝を倒した商(殷)の国の宰相となった伊尹の話を大胆に作りました。
子どもたちは居場所というものを失っています。それをネットやゲームに求める場合も多いようで、簡単にそれを否定することはできません。
副題は「児童精神科医からみた子どもたちの居場所」というもので、「居場所」というものがキーワードのよう…
ヨーロッパで暮らしていたユダヤ人はすべてがナチスに殺されたわけではありません。残った人々がどうなったのか。
ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の犠牲者は多数ですが、それでもナチス崩壊時にはまだ多くのユダヤ人がヨ…
中国春秋時代、大国に挟まれていた宋の国を守った華元の物語です。
宮城谷さんの多くの小説では歴史的にも大きな存在であった人々が主人公ということが多いのですが、この「華…
古代ギリシア人が何をどのように食べていたのか。意外なものかもしれません。
古代人がどのようなものをどうやって食べていたのか、作物の種類、動物の骨などで考古学的に判る場合もあり…
インドの歴史は高校の世界史でも習いました。よく分からないことが多いのですが、この本を読んでも分かったとは言えません。
昔学校時代に世界史の中でインドの歴史も習いましたが、あまりにも広大な地域に周辺から次々と民族が入り込…
日本の学校には必ずと言ってよいほど存在する校歌、そこには日本の学校文化というものが深く関わっているようです。
校歌というものは日本の学校ではおそらく無いところはないでしょう。 小学校から大学まで、古いものから…
太公望の商(殷)を倒すという目標もすぐそこ。ようやく周と結び、召の国も味方に引き入れて商を打倒します。
周の軍師として商(殷)を倒したと言われる太公望呂尚を描いた作品も完結です。 この辺になると他の書に…
毎日新聞で長く科学記者を勤めてきた元村さんが、科学だけに止まらず色々なことについて書いた随想です。
元村さんは毎日新聞の科学記者として有名な方です。 けっこう長い間毎日新聞を購読していたので、その署…
19世紀半ば、イタリアでユダヤ人の少年が誘拐されました。その事件はイタリア統一につながっていきます。
1858年6月23日、イタリア中部のボローニャの町で食料品商を営むユダヤ人、モモロ・モルターラの家を…
テロが頻発する現代、子どもにそれをどう説明すればよいのか。難しい問題です。
今この瞬間にも世界のどこかでテロが発生しているといった時代になってしまいました。 フランスでも国内…
大人となった太公望(呂望)は親族を殺した商王朝を倒す活動を強めます。
太公望はいよいよ中国全土へと活躍の場を広げていきます。 山賊から救い出した女性、逄青の父親、東…
古代から中世にかけて日本の政治の中枢に座り、その後も日本社会の大きな部分を押えている藤原氏。その歴史を描きます。
藤原氏はその祖藤原鎌足が中大兄皇子と共に政変を成し遂げ権力を手に入れて以降、権力中枢にいてそれを握り…
数学など嫌い、分からないという人が多いでしょう。しかし皆が使っているスマホ・AIなどは数式の塊ともいえるものです。
数学は嫌い、判らないといった人が多いかと思いますが、しかし現代社会の多くは数学によって動いています。…
中国古代の商(殷)から周へと移り変わった時代、周の軍師として活躍しやがて斉の国を建てた太公望の伝記を想像力豊かに作り上げました。
商王朝(殷)を周が倒した商周革命の際に周の軍師として活躍したという伝説のある太公望、その後斉の国に封…
ネット社会の問題点をジェンダーというものから見ていくと分かりやすいのでしょうか。
皆がインターネットに接続し、SNSなどを使うようになっていますが、そこでは人間関係のドロドロが実社会…
長かったダルタニャン物語も最後、登場人物たちが様々な最期を迎えます。
長かったダルタニャン物語もこれが完結編です。 登場人物が次々と様々な最後を迎えます。 国王ル…
副題にあるように「ママになると脳や性格がすごく変わるわけ」を科学的に追求した本です。自らも4人の子どものママの著者が書いています。
副題にあるように「ママになると脳や性格がすごく変わるわけ」を科学的な研究の成果をフルに使って説明して…
発達障害と言われる人々が増えています。それはなぜなのか。これまで「ふつう」という言葉に縛られていたものが解放された結果かもしれません。
発達障害というものが広く認知されるようになったためか、そう診断される人が増え続けているようです。 …
相手国の脅威に対抗するために核兵器を持つ、そういった「核抑止」論があります。それが成り立たないということを解説します。
ウクライナ戦争でプーチンは核兵器の使用も示唆して脅しをかけています。 一方、核兵器禁止条約の締結を…