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白羚

白羚 さん

本が好き! 2級
書評数:9 件
得票数:126 票

佐野白羚です。肩書は、中等遊民の著述家としておきます。
読んだものを記録に付けるという、書き手としては好ましい習慣があるので、この場で細々続けられれば幸いと思います。似たような精神性向の方があれば、知己の如く声をかけてください。あと「文筆武者修行」という読後録中心のブログを定期的に書いています。下の方にURLありますよね。白羚的宇宙に興味あらば何としてもヘヴィーリーダーになってください。奇人変人に限って歓迎いたします。


「文筆武者修行」
http://sanobarou.hatenadiary.jp/

書評 (9)

女ざかり (文春文庫)

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女ざかり (文春文庫)

新聞コラムをきっかけに論説委員を追われそうになった女性記者の奮闘物語 政治権力や新聞社組織内部の細かい力学を浮かび上がらせる丸谷氏の作家的構成力ならびに筆力に脱帽しましたよ、私は。いやほんと

大新聞に所属する女性の論説委員・南弓子が、あるコラムをきっかけに政府与党から圧力がかかり、「閑職」に…

投票(13コメント(0)2018-06-03

時間と自由

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時間と自由

哲学者ベルクソンの考える「自由」とはどのようなものか。人間は社会の「型」や「惰性」のなかにあっるせいで、本来の高い知的パフォーマンスを発揮できていないのではないか。自由を語るなら一読してみたい一書。

キーボードの前にチンパンジーでも座らせて「無限の時間」むちゃくちゃに叩かせると、そのうち必ず『ハムレ…

投票(16コメント(0)2017-06-17

僕の見たネトゲ廃神

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僕の見たネトゲ廃神

ネットゲームの世界に居場所を求める人々の実態。 寝食を忘れて何かに夢中になれるのは素敵だ。けれども個人的には、何かの分野で廃神になるのなら、思索廃神とか活字廃神と呼ばれるものになった方が良いと思う。

ネトゲ廃人。一時期「社会問題」のような形で話題になりました。あれからも課金制のゲームなんかが次々出て…

投票(12コメント(0)2017-05-07

ヨーロッパ退屈日記

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ヨーロッパ退屈日記

元祖エッセイあるいは日本流ダンディズム作法の書。 俳優として一九六〇年代のヨーロッパに長期滞在した伊丹十三が現地で見聞したあれこれが軽妙な文体で綴られ、それは時々気障っぽく時々辛辣(野暮な体言止めだ)。

すでに物故した人ですが、「マルサの女」なんかの映画監督としてよく知られている伊丹十三が若いころ綴った…

投票(14コメント(0)2017-04-22
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