不合理だからうまくいく: 行動経済学で「人を動かす」
経済学では、合理的な人間を想定するのが基本ですが、その一方で現実には人間は必ずしも合理的に行動するわけでもないのもまた事実。では、いったいどのような不合理性が人間の行動には含まれているのか?
前作「予想通りに不合理」の続編の翻訳が出ました。経済学では、合理的な人間を想定するのが基本ですが、そ…
本が好き! 2級
書評数:20 件
得票数:127 票
ジョブ:証券マン。難波・秋葉原で営業→ストラテジスト見習い。29歳。元WSMK。 本も漫画も何でも読む^^歴史大好き。マイブーム将棋。都の西北一文西洋史→ワンブリッジ大MBA。アニメは雑食、最近は特に遊戯王シリーズ全て。CP十×翔。 嫁は薄い本も描く腐女子。プロレスはNOAH。本・漫画の感想、エッセイブログやってます
Twitterアカウント @Ninomy320
Ninomy320@馬車で来た
経済学では、合理的な人間を想定するのが基本ですが、その一方で現実には人間は必ずしも合理的に行動するわけでもないのもまた事実。では、いったいどのような不合理性が人間の行動には含まれているのか?
前作「予想通りに不合理」の続編の翻訳が出ました。経済学では、合理的な人間を想定するのが基本ですが、そ…
顧客が何をいくらでどれだけ買いたいかを営業が素早くつかみ企業は利益を上げる。顧客に支持と満足をいただき、結果として顧客に幸せをもたらす行為となることが営業の最終目的であり、営業のシンプルな本質である。
「そうか、君は課長になったのか。 」や、「働く君に贈る25の言葉」などの著者である佐々木常夫さんとい…
ドラッカーと松下幸之助が、経営観、人生観、仕事観、社会観について「生まれも育ちも生業も違う人間が同じ経営というものに思索を巡らせ哲学を試みた結果で、たまたま近似した原則に収斂した」ところが面白い。
松下幸之助にゆかりあるレーベルから、ドラッカーと松下幸之助のアナロジーを見出した本があるのは、特に不…
佐藤優さんは元外交官。2万冊の蔵書を持つ博覧強記ぶりで大学時代は神学部、キリスト教のみならず仏教にも精通している。このような豊富な人生経験をもつ著者に人生相談を頼めるなんてSPAの読者は幸せものだ。
『SPA!』(扶桑社)の人気連載「佐藤優のインテリジェンス人生相談」の書籍版がついに3冊目。佐藤優さ…
「拡張」と「切断」という概念を使うことで、新たなメディアの本質を捉えることができよう。
バイト先の後輩が、早稲田の文化構想学部で表象・メディア論系を目指しているという。そこで、自分が第一文…
本書は物事を考えるための重要なデータがたくさん散りばめられていて、対立する論陣の人も含め(批判するには相手の内在的論理を知らなくてはならない)、どんな立場の人であれ読む価値がある。
「原発『安全神話』の崩壊」のタイトルならいかにもありそうなのを逆手に取った面白いタイトルだ。とかく、…
人間は何もないところからものを考えることはできない。何より、私たちの考える問題は、すでに昔の人が考えていることも多い。様々な意見と本に巡り会うために、この新書はお勧めの一冊だ。
古典は、時代を越えて様々な立場、人物によって豊かな示唆が得られる書物である。本書は、舌鋒鋭いウェブ上…
人間社会の多元性と多様な要素を緩やかに統合していたオスマン帝国の支配のメカニズムを知ることは、現代に生きる我々に多様な示唆を与えてくれるであろう
オスマン帝国は歴史上屈指の大帝国であり、実に多様な地域、民族、宗教、言語を内包する文化圏であった。下…
不愉快な現実の数々から目を背け諦めて思考停止に陥ってはいけない。 考えるための材料や前提、示唆がたくさん詰まった本書は、現代を生きる私達には一読の価値あり。
不愉快な現実がそこかしこにあふれかえっている。しかし、その一方で進化心理学や進化生物学が脳科学や遺伝…
"箱"だらけの話だ! 符合と齟齬の繰り返しが、螺旋のごとく話を展開させていく。 謎が謎を呼ぶ展開が、最後きれいに結びつき、思いもよらない結末を迎える。
事件は人と人ー多くの現実ーから生まれる物語だ。 ならば、物語の筋書き―事件の真相もまた、関わった人…
実に多様な情報と事象とが、最後に向かって収斂、集束していく様は見事としか言いようが無い。恐るべき構想力だ。読み物としてだけでなく、物書きになりたい人にとってもたいへん興味深いと言えよう。
京極夏彦の処女作を久々に読んだ。 この本を読んだときの衝撃は今でも忘れられない。 自分は、元々あ…
帯には橘玲、ダニエル・カーネマン、エリック・シュミット、ステーブン・レヴィットら名だたる人物が名を連ね賛辞を送っている。様々なめざましい実験研究成果を応用し期待の行動経済学者コンビが初めて世に贈る1冊
本書のテーマは原題にズバリ示されているとおり、「スケアシティ」。経済学では、「希少性」という客観的…
日経新聞の「私の履歴書」に連載された記事に、さらに訳者の解説や小話が加筆されたおトクな一冊!
ついに文庫化! 文字通り"波乱万丈"の 20世紀を生き抜いた「知の巨人」の自伝! 生誕10…
本書は一人の偉大な男の死と当事者たちを描くノンフィクションであり、プロレス史における史料的価値の高い一冊だ。三沢光晴の生き様とその最期を通して、自分自身の人生に向き合うための出色のルボルタージュ。
6,7,8の土日で妻と広島旅行に行った時、私は心のなかで三沢光晴に哀悼を捧げた 2009年6月…
就活生諸君、とりあえずメガバンク……のその前に。 日本の金融、銀行と証券の諸問題と論点を考える上で読んでおきたい1冊。
三大メガバンクである三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の源流となった数多の銀行を戦前から概…
定量的なデータから選挙を読み解く! 常識、すなわち様々な世論の曲解に物申す1冊。
ここ10年の選挙について、徹底的にデータの点から論証している。 マスメディアを通じて流れる浅薄な認…
20年以上も前の本ですが、色あせない普遍な部分や、面白い知見が満載。現代文の問題集にもよく採用されるので、中高生は必読!
入試問題や問題集の解説をしていると、よく出題されていたので、読んでみました。 文体は平易で、1テー…
明日の自分自身を作るため、野球ファン以外の方にもぜひとも一読を推奨!!!
1点を争う接戦。「代走・鈴木尚広」が告げられると、巨人戦の球場はにわかに大歓声で沸き立つ。8割以上の…
ネット将棋を指すひと必読!アマチュアの気持ちに寄り添って平易かつコンパクトに書かれた実用棋書!
”役に立った感"が強い棋書を新年1冊目に紹介しよう。以前書いたように将棋を再開して4ヶ月。この本の考…
佐藤優氏の原点に触れ神学という未知への領域にあなたを誘う一冊!
今日は、好きな作家の中から佐藤優「同志社大学神学部」をまずご紹介する。佐藤優の著作は、個人的には時事…