占星師アフサンの遠見鏡
知性を持つ恐竜型宇宙人が中世レベルの文明を築き上げている。アフサンが遠見鏡を発明した事で、神と呼ばれるモノの正体と、今いる世界の破滅に気づいてしまう。愚かな宗教勢力が邪魔をするのは地球と同じである。
本が好き! 1級
書評数:346 件
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運営に問合わせ中。
知性を持つ恐竜型宇宙人が中世レベルの文明を築き上げている。アフサンが遠見鏡を発明した事で、神と呼ばれるモノの正体と、今いる世界の破滅に気づいてしまう。愚かな宗教勢力が邪魔をするのは地球と同じである。
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音楽カースト最上級に位置するクラシックに、気楽に触れてみるための入門書なのだが、やはり素養が無いと厳しいのではなかろうか。そもそも、人生が終わっている私には、クラシックで人生を深める必要もなかった。
チンギスハーンを題材とした、世界統一シミュレーション・ゲームのガイドブック。信長の野望や三國志とは違い、無双モードに突入したコーエーに見捨てられた不遇のシリーズである。
地獄のようなニート生活が待っている可哀想な人の話ではなくて、地獄から来て人間界でニート生活をする、名門魔族姉妹の話だった。最後のほうは敵味方に分かれて戦争をしているので、ニートではなくなっている。
夏っぽい題名だけど、夏場だけの話ではないので、読む季節がズレても問題ない。進学科と体育科に分かれている高校を舞台とした恋愛模様が描かれている。魔法少女や魔法使いが出て来るファンタジーな話ではない。
ネコ写真を撮るための技術的な事ではなく、猫とどうやって関係性を築いていくのかについて書かれている。その方法論は猫だけでなく対人関係にもあてはまると思う。新書だから、ネコ写真がカラーではないのが残念。
覚醒篇よりも凄いと言われたが、スプラッター濃度が上昇しただけだった。『13日の金曜日』が面白いと思えない人は、きっとこれもダメだと思う。『十角館の殺人』は凄かったのに……。
ホラー小説なのに何言ってんの? とか言ってる人もいるようだが、じゃあ角川ホラー文庫から出せと……。この題名では、こんな人外ではなくて、もっとまともな殺人鬼を相手に戦う話だと思うではないか。
こんな少女漫画風の表紙なのに、人を捕食する地球外生命体対策で、15歳になった女性は改良された「あれ」を体に移植されるSFだった。思いっきり、左手が寄生獣ではないか(((;゚Д゚)))
ヒッグス粒子が4000兆度で凍りつくとか、どんな温度やねん! ウルトラマン殺人事件の犯人でも、1兆度の火の玉しか吐き出せなかったというのに。
表題作に出て来るOLがニオイフェチの変態だった。どの話に出て来る女子も仄かにビッチ臭が漂っているので、童貞を拗らせた男子には不向きな一冊である。普通、こういうのは妄想系悶々女子しか読まないだろうけど。
おばけなのに物理攻撃しか使えない表題作をはじめ、ほとんどがおバカな感じのギャグになっている。変な話が多すぎて頭の中が混乱するどころか、混沌としてくる。
有名な賞金稼ぎ骨砕きのプティと猛獣使いのヴァイは、謎の美少女ロナから依頼を受けるのだが、倒す相手は世界中の人々から崇め畏れられている空飛ぶ巨大魚ヒューレーだった。
平行世界の日本に連れて行かれて、2016年の東京オリンピックに出場する話。同一人物でも、それなりの努力をしていない者が同じ成果を出すのは無理だと思う。第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
『風の歌を聴け』の続編で、僕はすでに大学を卒業し、翻訳の仕事をしている。中退した鼠も同じ町に住んでいる。僕と鼠の物語が同時に進行するのだが、僕の物語のほうが多めになっている。
女子中学生の海老原みおは、天才だけどちょっと変態な兄が開発したロブスター型海難救助用スーツを使用して正義の味方になった。RAというのが何なのか謎だったのだが……。第6回えんため大賞優秀賞受賞作
短編集だが表題作以外はどうでも良い話ばかりだった。「からし色のワーゲン」も、主人公がわけも分からず不条理な目に遭う話なので、楽しくない。謎が明かされないまま物語から放り出されて終わるのも微妙である。
言う事を聞かないミス・ヘスターの飼い犬フリッツが、勝手に魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園に入り込んでしまう。モノトーンの絵がお洒落である。翻訳者は村上春樹。
登場人物が気持ち悪すぎるし、犬が掘り出す正体不明の肉が気になって仕方がない。結末が書かれずに投げ飛ばされて終わるのが、いかにも文藝賞らしかった。第46回文藝賞受賞作。第142回芥川賞候補作。