ボートの三人男
8割が脱線。これぞユーモア文学の王道。
小説を読みながら、かつてこんなに笑ったことあるだろうか。 ジェローム・K・ジェロームの書いたこ…
本が好き! 2級
書評数:12 件
得票数:146 票
はじめまして。
一年以上前ごろから、これまで好きだった読書を再開しました。
元々ミステリー小説中心に読んでいましたが、今では純文学、SF、海外文学、ポストモダン派を好んで読むようになりました。
普段読める時間は少ないですが、たくさん良い本に巡り逢いたいです。
よろしくお願いします。
8割が脱線。これぞユーモア文学の王道。
小説を読みながら、かつてこんなに笑ったことあるだろうか。 ジェローム・K・ジェロームの書いたこ…
田舎での暮らしを通じて、今ここに生きていることの素晴らしさを暖かく教えてくれる。
自分に合わない仕事と、窮屈な人間関係に日々疲れきった千鶴は、決心の末山奥の民宿に赴き自ら命を絶とうと…
骨まで浸透したそれぞれの内に秘めたる想いの解放を、散りゆく銀杏の葉群のような鮮やかな色彩で染めあげている。
5つの短編で構成される本作品は、それぞれの主人公が異なっているが、それぞれの人物すべてがどこかで繋が…
冒頭から起きる切ない出来事の真実が、終盤にかけて分かるに連れてポカーン…とする。正にそんな表現が適当
終盤になるにつれて、主人公の心持ちが随分変わっていく姿に清々しさを覚える。 カエ婆さんに纏わる…
読了後、結局の事の発端は何なのかを考えてしまう。
飛行船と荒天の雪山の広い「密室」を連続殺人の舞台に巧く使われている。 ジェリーフィッシュ乗組員、犯…
日常を通しての、強く逞く儚い一面を持ち合わせた女性の生き方に感銘する。
カップリング作品の「サイドカーに犬」も含め、愛人、母親それぞれの立場で強く逞く日常を生きて行く女性と…
二人の間の「秘密」? 或いは、自分だけの「秘密」? 切なくて、自分の大切な人に置き換えて考えてしまう。
現実では起こり得ないシチュエーションであるが、筆者はそれを巧く活かし、主人公の心の葛藤と苦悩、再生を…
これは創業者の呪いなのか?冷然な一族の面々。遺産を巡って次々起こる連続殺人事件。 不気味なマスクの男「佐清」とは一体… 金田一シリーズ屈指の名作
金田一シリーズを知る上で是非読んで頂きたい一冊。 舞台は金田一定番の岡山ではなく、信州那須の大財閥…
テーマは重いけど、清々しい
ブラック企業での疲労、絶望感という昨今の重いテーマが取り上げられているが、人との出会いを通じての再生…
胸を締め付ける切なさに、今でも泪が出そう
個人的にガリレオシリーズ最高傑作。 これから東山圭吾の作品を読み始める方に是非読んで頂きたい。 …
大切なのは「今」を受け入れること。 私はそれを教えられた。
転職後ずっと悩み葛藤していた時期に、偶然出会い手に取った本作品。 主人公と自分を重ね合わせ読みまし…
信仰とは何か。神とは何か。
普段困ったときに祈る神様。ご先祖様へのお祈り…。 時々思う。本当に神様は居るのか。私達は何に対して…