どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。――幕末・戦後・現在
この国の置かれている情況が目まぐるしく変化している。野党も含まて正確に認識できている政治家はほとんどいないのではないだろうか。 本書は、加藤典洋氏によって考え抜かれた渾身の講演、その記録である。
新聞考② 1ヶ月にわたり連日ワールドカップが報道されている。新聞は何ページも割いているが、テレビ映像…
本が好き! 2級
書評数:23 件
得票数:219 票
北海道に暮らしています。1954年生まれです。
晴れた日にはランニング、雨の日は読書という気ままな毎日を送る「晴走雨読」生活が目標です。
理系出身でですが、人文・社会科学系の本を読んでいます。
この国の置かれている情況が目まぐるしく変化している。野党も含まて正確に認識できている政治家はほとんどいないのではないだろうか。 本書は、加藤典洋氏によって考え抜かれた渾身の講演、その記録である。
新聞考② 1ヶ月にわたり連日ワールドカップが報道されている。新聞は何ページも割いているが、テレビ映像…
国民的歴史小説家司馬遼太郎批判は、タブーへの挑戦だ!
指導をいただいた先生が言っていた。学者には二つのタイプがあるという。寿司屋か、乾物屋かだ。今日仕入れ…
アジアの片隅で、このままずっと生きてゆくのかと思うのだが。
どこかこの国は根本のところで世界認識を間違えてしまっているではないか。平昌五輪に北朝鮮が参加した以降…
『ブラタモリ』&高低差ファン、必読の書です。 著者は、京都編に登場しています。
僕のブログ『晴走雨読』は、2006年4月に開始して以来、この4月で13年目に入る。12年間で1,20…
僕ら戦争を知らない子どもたちは、大人になって、老境にさしかかっている。 一体全体、戦場とはどういうところなのか、軍隊とはどういう組織なのか。 僕は少しイメージできるようになった。
オリンピック選手も甲子園球児も口をそろえて言うのは、「これまで支えてくださった皆さん、お世話になった…
ー西部邁氏を悼むー 本書は、「自裁死」を遂げた西部の遺書である。
3月、学生の就職活動が解禁。道職員の採用内定者のうち6割以上が辞退しているという。知事は、人で不足に…
彼らの、現状認識、主張、手段は全て誤りだ! ただ残るのは彼らの純情だけだ。
講演や説明を聞いていて、ついウトウトとすることがあります。どんなに身体が疲れていても、興味深く面白い…
沖縄でヘリが不時着しても有効な抗議すらできない謎! トランプが横田基地に直接やってきた謎?
明治維新は1868(明治元)年のこと。蝦夷地が北海道と命名されたのは翌年の1869(明治2)年。今年…
時間を置いて、少し自分が醗酵してからもう一度読もうと思っています。
NHK-Eテレ『100分de名著』はイケてる番組だと思います。9月からテキストを買って視聴しています…
平成天皇の退位が決まった今、日本史を女帝の側面から考察する。
富岡八幡宮の跡継ぎを巡り、復権への道を閉ざされた弟が妻とともに、姉を殺めた事件で、自刃した弟の遺書に…
僕もそうだが、表題に吉本の名前を入れると一定の購読者がいる
ついに積雪アイスバーン状態になってしまいました。ここ2,3日は気温も低くなっていますが、ウィンドブレ…
事態に直面した政治家、軍人、天皇はその時一体何を思っていたのか。
『近現代日本を史料で読む 「大久保利通日記」から「富田メモ」まで』(御厨貴編著 中公新書 2011年…
北海道のJR路線が消滅の危機に直面しています。 佐藤信之氏の鉄道によせる想いが熱く伝わります。 非常に詳細に、時にはマニヤックに路線、車両、経営を分析しています。
こんなアナウンスが聞かれる。「ただ今、先行する列車が遅れているため、5分遅れで運転しています。お急ぎ…
知らなかったなあ。親鸞思想が戦前の右翼思想に繋がるということを。
4月からの無業者生活、まもなく半年が経過する。この生活で毎日欠かしていないのがNHK朝の連続テレビ小…
1985年8月12日 群馬県御巣鷹山で起きたことを覚えていますか。 あれは、事故ではなく事件だったのか?
『日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』(青山透子著 河出書房新社 2017年刊) …
文豪たちが苦悩する日常を味のある文体で吐露しています。 楽しい本でした。
このブログの更新が滞ってしまった。私事が重なったのと「脳みそにコレステロールが溜まっている」ためだと…
大変売れているようですが、読むタイミングがあり、読者の今の情況とフィットすると、ビンビンと響いてきます。
森友も加計も詰め切れず国会が終った。振り返ると、野党のそもそもの筋立てが間違っていたのではないかと…
関西私鉄の成り立ちがよくわかり、鉄道の旅が一層楽しくなります。
自民党内での派閥再編の動き。突然のアへ自らによる憲法改悪提起、今でなくてもいい眞子様婚約予定発表。マ…
さすがは、桐野夏生、最後までグイグイと一気に読ませる。★★★★★!
先日、20数年ぶりに当時仲間だった人の一部で「再開の夕べ」を催した。懐かしさ、お互いの現状報告、姿は…
本書で、『機動戦士ガンダム』『虹色のトロツキー』『ナムジ 大國主』などの作者である漫画家安彦良和氏の思想の原点にせまることができたか。
『原点 THE ORIGIN―戦争を描く、人間を描く』(安彦良和 斉藤光政著 岩波書店 2017年刊…