金に何が起きているのか
金には「通貨としての金」と「商品としての金」という二面性がありますが、ジリ高の金を取り巻く環境や時代背景について、また金に関する基礎知識が大変分かりやすく書かれており、教科書的な1冊。「へぇ~」の連発でした!
本が好き! 4級
書評数:13 件
得票数:2 票
読書家というより積読家です。そのため妻からは「読みもせずにいつもいつも・・・」とプリプリされてます(笑)。肩身は狭いですが、読みたいと思うタイミングで読んでいってます。
金には「通貨としての金」と「商品としての金」という二面性がありますが、ジリ高の金を取り巻く環境や時代背景について、また金に関する基礎知識が大変分かりやすく書かれており、教科書的な1冊。「へぇ~」の連発でした!
事故が起きてから保険金が支払われる前までの過程で、私たちが知らされることのない“見えないプロセス”を伝えてくれる本。「トライアングル」とは損害保険会社、裁判所、そして国のこと。いずれも「被害者寄りの立場ではない」という現実が分かります。
言葉は使い方によってプラスにもマイナスにもなる魔法のチカラを持っています。本書のテーマ「ほめる」はプラスの魔法。“For You”の精神で相手を承認し受け入れることは自分自身にもプラスの影響を及ぼします。
野村證券で当時43歳で最年少役員となった著者が20代から貫いている、「人の見ていないところで努力を惜しまずにしっかり汗を流す姿勢や生き方」を通じ、「一日一日を精一杯生きること」の必要性を気付かせてくれる本です。
「自分のニーズに合っているか教えて欲しい」これは09年に生命保険文化センターに寄せられた相談で、その件数は08年に対しほぼ倍増中。自分で自分のニーズが分からないからこそ、保険屋さんから安易に“おすすめ”生命保険をすすめられるのでしょう。
「髪の毛で作った醤油で寿司を食べる」、「ミミズハンバーグ調査」、「犬の肉を食べたら犬に吠えられるのか」など、「食べる系」だけでなく“都市伝説"を単なるウワサだけに留めず自ら体をはって検証している本です。大笑すること間違いなし!
一般にお金を増やすためには、①収入を増やす②支出を減らす③資産運用する、以上3つの手段があると言われています。大抵の資産運用本は③に特化して書かれてますが、本書は③だけでなく種銭作りのための①も併せて書かれている親切な本です。
「生命保険のウラ側」という、かなり刺激的でキャッチーなタイトルですが、タイトルを凌駕する内容です。生命保険業界で生きる著者だからこそ言える、業界の矛盾点について正直にお話されています。
本書は生保業界の内部を知る著者が買い手であるお客様向けに書いた「保険屋さんのブラックボックスとセールスから身を守る方法」と言える本ではないでしょうか。
「お笑い芸人のトークがなぜウケるのか」放送作家の視線での分析や解説が大変分かりやすいです。お笑い芸人はプロ。何気にしゃべっていそうに見え、その裏には計算された笑いがあるのですね。
2009年5月にNHKスペシャルで放映された「“35歳”を救え 明日の日本 未来からの提言」。この番組で35歳世代が生きる厳しい現実や悲痛な“叫び”が大きな反響を呼び、本書は出版されました。
脳機能学者であり、計算言語学者など多方面で活躍されている著者による、エンドユーザーの視点でフリー経済への警鐘と生き抜く方法がまとめられています。
2003年7月、35歳の若さで大腸がんと診断された金子明美さん。手術の3ヶ月後には卵巣に転移し「余命3ヶ月」と宣告されました。その後の抗がん剤治療がこんなにも経済的負担となって家族に重くのしかかるのかという現実が書かれています。