熊の場所




面白かった。グッと引き込まれて読ませる力がすごい。熊の場所が一番好きで、とても力強くて恐怖を乗り越える力があった。あとこれ川上未映子さん読んでるんじゃね?みたいに思ったよ。

本が好き! 3級
書評数:40 件
得票数:19 票
関西で学生してます。
寝る前に本を読むのが日課。




面白かった。グッと引き込まれて読ませる力がすごい。熊の場所が一番好きで、とても力強くて恐怖を乗り越える力があった。あとこれ川上未映子さん読んでるんじゃね?みたいに思ったよ。




科学は科学者の叡智の結晶ですね。ユクスキュルの「環世界」って概念を初めて知って衝撃だった。科学者の人となりから著書の内容を分かりやすく解説している。興味を持てる内容だった。





愛は祈りだ。から始まるこの小説がとても愛に溢れていて、素晴らしい。そして、このタイトルですよ。ひとつの物語を圧倒的な想像力で広げる力に圧倒される。


ポテチ。伏線が張り巡らされてて、一読だと気づかないこともたくさんある。今はもう飽きてきて、最近の伊坂作品はあまり面白いと思えなくなってしまった。





正直、絵本ナメてた。 何度も何度も読み返したくなる、読んだだけで終わらない本。 いろんな解釈があるだろうけど、これは愛だよ、きっと。
おおきな木と男の子のお話。絵がシンプルで読みやすい。けど、読んだだけでは終わらない。 男の子は成長…




死は生の終わる瞬間だけではなく、それまでの過程も含めてのものだ。死に直面する人へのインタビューを通して、人は何を思うのか、どう対応すればいいのかを考えるのにいい本。「死は生の対局としてではなく、その一部として存在する」とは村上春樹談。




空想の国の話。本当に雲の上にありそうないい意味で地に足の付いていない国での冒険。各章にテーマがあって、それがまたつながり合ってて、挿絵もあって良かった。読んでて楽しい。調律師の話がすごく良かった。





面白かった。ドラマやってるから配役はあの人達で再生。秘密の意味はずっと世間への秘密ということだと思っていたけど、最後にそれが全くの間違いだということに気付かされる。直子の優しさと深い愛故の秘密。すごい小説に出会ってしまった。
面白かった。 ドラマやってるから配役はあの人達で再生。 秘密の意味はずっと世間への秘密ということ…




短篇集。全編違った趣向の話でSF。面白かった。後半へ向かって確実にうねりが増して行ってた。不思議の国の恩田陸。





ノルウェイの森、静かにゆっくりとでも確実に進んでいく物語。直子と緑とワタナベ君と。上巻読んだ。下巻も読むよ。





とても面白かった。生と死、愛、これで17歳~20歳までの話だぜ。こんな経験して、どうやっていくのこれからと思う。不完全な世界で不完全な愛の中で。 人生はビスケットの缶であるという緑の話がすごく好き。すべて受け止めて生きていけると思う。


あまり面白くなかった。映画化してるので期待したけど。柴咲コウが主人公ってのはあってない気がする。描写がくどくて、下品な感じがした。料理とかもっと想像しながら読めば美味しそうで面白いのかもしれないから、自分の想像力が足りないだけかも。




一人の少女が成長していく物語、高校卒業までのそれぞれの段階でたくさんの経験をして、様々なことを思う。卒業の章の始めの文章がとてもよくて、あれが読めただけで満足。思い返すと、自分もきっと色んな経験しているよ。




全体的に暗いトーン、そんなに衝撃的な事件だと思わなかったのはきちんとよめてないからか。怖かったしね。人を殺した人が近くにいるかも知れないという事実を思って、とても怖くなった。

最初の方はなんだかなーと思って読んでたけど、全部の登場人物(動物?)のキャラが立ってて後半の展開とかすごく面白かった。京都の街でこんなことが繰り広げられているなんて!


なんだかあまり面白くなかった。人はみんな違って、それぞれに物語を持っていて、登場する人は主人公に影響を与えることは出来る。けど、本質的なところでは変えることは出来なくて、結果的に変わったように見えてもそれは主人公に運命づけられた変化なんだ。





俺は男で、女の人の体のことなんてわからないけど、実感が伴わないけど、自分の中に他の生命があって、その証が定期的に示されるということはとてもとても恐ろしいことでないの。神秘的なことなの。文庫版帯の抜粋はとても重要な場面だった。




![新潮 2010年 09月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41cQUKSd4ML._SL160_.jpg)
きことわ 作家の超然 Shit, My Brain Is Dead を読んだ。バラエティーに富んでいてとても良い雑誌だと思う。面白かった。
きことわ/朝吹真理子 夢と現と幻と。時間がとろけてとろとろになっていた。今が過去で、過去が今で、現…



桜の森の満開の下が読みたくて。美しいものが持つ魔力に惑わされることもあるのだと。あれは一種のかどわかし。狂気。

こう言うのをSFと言うのですか。これがゼロ年代最高のSFだというのなら、残念だ。単に好みの問題で、僕には合わなかった。