「自由」の危機 ――息苦しさの正体 (集英社新書)【Kindle】
日本人は「自由」とは何かをほとんど知らない
日本学術会議会員任命拒否、あいちトリエンナーレ2019等々を取り上げ、日本で現在進行形で起きている、…
本が好き! 2級
書評数:16 件
得票数:190 票
SF開拓中
日本人は「自由」とは何かをほとんど知らない
日本学術会議会員任命拒否、あいちトリエンナーレ2019等々を取り上げ、日本で現在進行形で起きている、…
母とは、一体全体どれほどの存在なの?
男性にとっての母親とは、実際のところどんなものなのかを理解するのに参考になるかも、と思い読んでみまし…
民主性はどこまで保たれるのか?
以前、 かもめ通信さんのレビュー を読んだ後すぐに購入したものの積ん読にしてたものを、ふと思い出して…
量子コンピュータ黎明期真っただ中のリアリティ
著者は、量子コンピュータ分野でソフトウェア開発だけでなく、超電導量子チップの製作まで行っている世界有…
この軽やかさは、もう「フェミニズム」から脱皮している
著者が、フェミニストという言葉を知らなかった幼い頃に辞書で調べた「フェミニストとは、社会的、政治的、…
ロミオとジュリエット?BL?とっかかりはともかく、IS(インターセクシュアル)の豊かな世界へ
漫画を読むとハマってしまってやめられないので日頃はなかなか手が出せないでいるのだが、せっかくの…
LGBT当事者と支援者によるブックレビュー集。エッセンスが詰まったコラムも読み応えあり。積ん読も解消しました。
最近よく耳にするようになった「LGBT」をノンフィクションだけでなく文学作品やサブカルチャーを通…
「フェミニスト」の文字にスルーした人にも、前書きだけでもおすすめできる。きっと損はしないから
著者が名乗る バッド・フェミニスト とは、主流派のいわゆるフェミニストの 好戦的で、政治的判断…
引用符もカンマもない文体にびっくり!クライムノベルの味わいが癖になりそう
90年代アメリカ文学を代表するコーマック・マッカーシーのピューリッツァー賞受賞直前の作品であり…
まさに見れば見るほど想像するだけでは飽き足りなくなる「夢の世界」
世界的に評価の高い図書館をダイナミックな写真付きで紹介している本書。豪華絢爛な歴史的遺産から機…
20世紀の激動期にユダヤ人で女性で主婦であるとはどういうことか。迷いのないレトリックで作者の苦悩と志向が強く明確に伝わってくる
フェミニストの作品である。後に活発な政治活動をするようになるが、こちらはそれ以前に主婦業の傍らで書い…
社会科資料は情報リテラシーを鍛える思考の筋トレ
「日本国勢図会」をもとに編集された小学校高学年から中学生までを対象とした社会科資料集です。 まえが…
破顔の『スタンドバイミー』 ー 笑えるって救いだ
読んでいる間中ずっと、感情がぐちゃぐちゃ。 吹き出して恐くなって胸にグサリときて微笑んで、キャラクタ…
子どもにならってこそ醍醐味を味わえる
数十年ぶりに読んでみたが、冒頭から期待で待ち構えていた記憶が浮上してきて、瞬時に幼い頃にタイムトラベ…
「行ったことがない」ではなく「見たことがない」光景
タイトルそのまんまの、世界の植物園を紹介した写真集。 実際に行って見てみたいが、本当にこのよう…
恋愛の妄想が、実はこんなにもシリアスで誠実な行為だったなんて
堀江敏幸編の短篇小説ベスト・コレクション。表題作は、2013年に「現代短篇小説の名手」との評価でノー…