世界しあわせ紀行




「幸せって何だろう」と思った時に答えが見つかるかもしれない本。ずいぶん身近に「幸せ」てやつはあるのかもしれない。

本が好き! 2級
書評数:15 件
得票数:153 票
アラフォー♀の会社員。時々ライターをしています。
好きな作家は、山田詠美、ガルシア・マルケス、江國香織、アガサ・クリスティ、チャンドラー、ジャレド・ダイアモンドなど。
最近またがっつり本を読むようになりました(*゚ー゚)




「幸せって何だろう」と思った時に答えが見つかるかもしれない本。ずいぶん身近に「幸せ」てやつはあるのかもしれない。




アフリカの小国ソマリランドと日本の室町時代は似てる!という驚きの事実。読み進めるうちにソマリランドのルールがだんだん馴染んでくるのは、行き過ぎたポリコレに辟易していることがあるからなのか。
文化人類学的な本が好き、というか、日本とは異なる価値観の国について書かれた本が好きだ。 自分とは違…





時間がない!と感じる時にこそ手に取りたい本。「人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。」~本文より~
あと少しで2016が、終わる。 「人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、…





10代の頃に読んだら、もしかしたらその後の人生が変わるかも知れない本。少なくとも私はそうだった。
「今まで読んで一番面白かった本」と聞かれると、いったいどの本なのか、ものすごく迷ってしまうけど、「今…



未婚既婚を問わず「子の無い人生」の現時点で考えうる生きづらさが書かれている本。ただ筆者はそんな人生をすっかり受け入れていて、その人生に対する姿勢に励まされる人も多いのだろう。
酒井順子さん節が満開のこちらのエッセイ、もしあなたが「未婚既婚問わず子無し」であるなら、読む前に心の…




人間の美しさ、正しさに満ち溢れている本。「児童文学」の中では、全ての人間が正しく、そして美しい。「秘密の花園」の素晴らしさも手にとるように伝わる本。
「秘密の花園」は人間の美しさ、正しさに満ち溢れている本だ。 人を尊重することを知らないワガママな子…




主人公「チャールズ・ストリックランド」の言動、行動、態度は一見不快極まりない。が、そんな彼に魅了されるのは、彼のような生き方に、人はいつも憧れているからなんだろう。




子供の頃に感じていた思いが、詩人の手によって言葉の結晶になった。夭逝した金子みすゞの珠玉の詩集。
26歳で自ら命を絶った金子みすゞ。彼女の代表作「私と小鳥と鈴と」(みんな違ってみんないい)は歌になっ…




実在する、多重人格症を患った「ビリー・ミリガン」の半生の物語。「治療」が残酷に思えるのは、彼の中の人格がどれも魅力的だからだろう。
「ビリー・ミリガン」という実在した多重人格者の半生を綴った物語。 ビリーの中に生まれた24…



2016年11月に亡くなった作家「雨宮まみ」の半生が綴られた本。女として価値がないという絶望はどんなに人を苦しめるのか。それは女性に生まれた宿命なのか。作者が亡くなった今、ただ胸が痛む。
以前読んだ時は個性的な作家の半生として興味深く読んだが、作者が亡くなった今、改めて読み返すと心が痛む…



分かっているようで実はよく分かってない「サブカル」。筆者の観点から整理された日本のサブカル史はとても明快で、そして愛がある。



はちゃめちゃなエピソードの中に溢れる二人の愛。どうか末永く幸せに、そして続編楽しみにしています*\(^o^)/*





アドラーが手厳しいのは、今自分が不幸なのであれば、それが全て自分の責任と断言しているところ。そしてアドラーが希望に満ちあふれているのは、選択によって人はいつでも幸福になりえるというところなんだと思う。





この本を読んだ私が思うに、「戦争」とはリソースの奪い合い。争いの原因は多くの場合「飢え」である。




雨宮まみさんの訃報を聞いて、思い出した本。死と隣り合わせで生きている人の世界は、鋭くて鮮明で強烈だ。