ぼくが死んだ日 (創元推理文庫)
夭折の亡霊たちが語る“死”の物語。
真夜中を過ぎ、車に乗れるようになったばかりのティーンエイジャーの“マイク”は帰路を飛ばし行く。途中、…
本が好き! 2級
書評数:9 件
得票数:134 票
sfと海外文学をよく読みます。
一応地方の進学校の高1なので忙しめです。
夭折の亡霊たちが語る“死”の物語。
真夜中を過ぎ、車に乗れるようになったばかりのティーンエイジャーの“マイク”は帰路を飛ばし行く。途中、…
天性のストーリーテラー「ポール・オースター」の圧倒的筆致で綴られるOracle(神託)の物語。
医者も見捨てるような大怪我を負った作家の主人公は奇跡の回復を遂げ、リハビリを兼ねた散歩がてら『ペーパ…
ロシアのスティーブンキングと名高い“アンナ・スタロビネツ” 日常の隙間に入り込む得も言われぬ恐怖と一風変わったニューテイストホラー。 いまアツいロシア作家の初の邦訳短編作品として登場『むずかしい年ごろ』!
ロシア人ホラー作家アンナ・スタロビネツの邦訳初作品の短編『むずかしい年ごろ』。日常の隙間に入り込む得…
迫りくる氷壁、空を覆うビロードのような焔のオーロラ。 抑圧と支配。 そして閉塞的な孤独を美しき退廃のヴィジョンの中に映し出す。唯一無二の作品。
氷壁が世界を覆い尽くそうとしている。氷とは一体なんだ?冷たい孤独のメタか鋭い暴力かそれとも「私」の心…
荒廃した世界 日に日に寒冷化する大地から逃れるため父と子は南へと向かう 希望のない生をひたすらに“保つ”ため
太陽を霞ませる濁った大気。灰と黒ずんだ雪を降らす空。汚濁のあぶくを打ち寄せる不浄な海。異常気象、核戦…
まさにニューウェーブアソート! 短編とは言え18編も詰め込まれているので中々に読み応えがあるがそのどれもに鬼才バラードの才能が遺憾なしに発揮された魅力的な短編集に仕上がっている。
(残念ながら私は一巻を持ち合わせていないので比較レビューは出来かねます。大変申し訳ございません。) …
数奇な一家の百年の歴史書、あるいは滅亡の予言書
南米の架空の町『マコンド村』の開拓者の一員、ブエンディア家の奇妙な百年の歴史。 超人的なジプシー「…
分からないこと、小難しいこと、反発するもの、全て燃やせ!
昇火士という職業をご存じだろうか? いやですねぇ、消化士や消防士ではないんですよ。 彼らが使うの…
ある種の法悦と壮大さ
想像力の眼で宇宙を駆ける観測者の話。 主人公は純粋な精神と化し、至高の創造主スターメイカーを求め旅…