通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS)
日本代表サッカーへの示唆に富む1冊
ザッケローニジャパンの四年間。 通訳として勤めた著者の日記を単行本としてまとめた本です。 こ…
本が好き! 1級
書評数:31 件
得票数:428 票
読むのは日本文学から、海外文学まで。
ミステリーもSFも、美術史の本から、経済学、数学までの教養書も読みます。
音楽は昔はブリティッシュ・ロック。
今は安室奈美恵を神と崇め、アニソンを好んで聴いています。
スポーツはボクシング、サッカー、テニス、総合格闘技が守備範囲。
クルマも好きで、981ボクスターGTSでサーキットも走ります。
日本代表サッカーへの示唆に富む1冊
ザッケローニジャパンの四年間。 通訳として勤めた著者の日記を単行本としてまとめた本です。 こ…
行きついた果ては、あの治療法と似ている?
妻の本棚に合った本です。 こういう傾向のは読まないタイプだったので驚いていたら、貰ったそうです。 …
萌えよりレベル。 参考書とは実用書であることを忘れずに
二期のハローも好調なきんいろモザイクで英語の勉強という本ですが、購入してちょっと後悔。 本自体…
この本のどこが醜悪なのか?
私程度のライトなネトウヨだと、全く知らない作家の、無名な作品だったのですが、民主党の有田芳生がツィッ…
カフカの文学は、無貌の神へ運命を問えるようになったが故に生まれたのでは
カフカの造りだした不条理な悪夢、いわゆるカフカエスクは、社会が巨大化するにつれ、テクノロジーが複雑化…
ニートの描いた豊穣な夢に浸りきれ
20世紀文学の最高峰と目される「失われた時を求めて」の第一篇「スワン家の方への」の第一部「コンブレ―…
フェルメールを見出し、一人称で光る作家なのが分かった
第二部スワンの恋 類稀な美しさを誇った第一部「コンブレ―」が好調のまま終わったので、期待して読み始…
日本のフィクション力の源流を証明する怪談話
作者の岡本綺堂は、明治生まれの作家ですが、読めば名人芸の噺を聞いているが如しで心地良く、古さを感じる…
低く暮らし高く思う、とは行かなかった一冊
必死に勉強するのは、ただひたすら高収入な仕事を得る為。 出世して将来の天下り利権を甘受する為、など…
若き日の巨匠のデッサンを鑑賞する
20世紀という範疇を超えて、文学史上最も偉大な女性作家の一人であろうマルグリット・ユルスナールのこれ…
正論を積み重ねればハッピーエンドになる訳ではない
「老人と正社員を守る為に、若者と派遣社員が犠牲になっている」と書いてあれば、左派の書き手なのかなと早…
ユルスナールは女である
新書版で150pあまりの短編集ですが、文学史上に燦然たる光を放つ大傑作短編集です。 絢爛たる幻想を…
美意識と知の巨人、若き日の傑作
You are what you read. もしそう思われるなら、この本は必読中の必読本です。 …
ベル・エポックの生んだ「まどかマギカ」ってことでOK?
私「失われた時を求めて、三巻目、花咲く乙女たちのかげに、読みだした」 妻「花咲く乙女たちのかげに、…
フランス人の半分は作家のなりそこないで、残りの半分は画家のなりそこない←笑
出来の良い小説を書いた作家の次作は、見ずてんで買うのですが、ピエール・ルメートルの場合には躊躇があり…
ならば悪意の捏造報道を繰り返す朝日新聞記者はどうなのか?
2015年のミステリー大賞を総なめにした作品です。 この本には題名と紹介文にズレを感じていまし…
モーリス・ラヴェルの霊感の源を読む ただし無料で
マルタ・アルゲリッチのドキュメンタリー映画を観ていてら「夜のガスパール」を読みたくなった。 ラ…
極上の手触り、豊潤な酔い心地のエッセイ
読んでいる間、ずっと極上のシルクやカシミアに包まれているような感覚が味わえる須賀敦子のエッセイですが…
ここは天国迎えに来てと言われるかもしれない現実
(ぼんやりトボケた)ファスト化する地方に退屈し、「東京」での、「素敵な生活」と「人生」を求める女の子…
すべてが永遠とまじりあう。人はただ通り過ぎていくだけ
「私、最近、バタイユ読んだの」という妻の言葉に驚いて、何を読んだのか聞いてみた処、アンナンだという。…