夏への扉
1956年に書かれた2000年の世界。SF御三家の一人、ハインラインによるタイムトラベルもの。
日本では、SFファンが選ぶ「ベスト〇〇」なんかの企画では、上位ランクインの常連である本作。 作者の…
本が好き! 1級
書評数:119 件
得票数:1483 票
独身貴族!
ミステリーを中心に、興味のあるものを乱読してます。
のけぞるようなどんでん返し、示唆に富む文章、涙が止まらない小説・・・いろいろ読みたいと思ってます。
☆評価は、やや辛口かも・・・。
みなさんの書評を参考に、いろいろな作品に出会えたらと思ってます。
日常を綴ったブログとブクログもやってます。
1956年に書かれた2000年の世界。SF御三家の一人、ハインラインによるタイムトラベルもの。
日本では、SFファンが選ぶ「ベスト〇〇」なんかの企画では、上位ランクインの常連である本作。 作者の…
歪んだ愛を描いた直木賞受賞作。ここで描かれるのは、歪みすぎて気持ち悪い愛。それでも最後まで引っ張る筆力。
なんだろうね、この気味の悪さ。ホラーじゃないのに背中をゾクッとさせる感覚だ。 家族とか親子がテーマ…
驚天動地の「いびつな二重構造」小説。徹夜しました。
話題作との事で読んでみようと思ったんだけど、どちらを先に読むか迷ったのが、「悲しみのイレーヌ」と「そ…
なんの予備知識も無しで読むことをオススメ!道尾秀介さん絶賛の伝説の名作。
伝説の名作と背表紙に書かれている。 たしかに何度も聞いた事のあるタイトルだ。マニアの間では有名らし…
人間とは様々な感情に覆われて生きる、一個のタマネギである。その感情と上手く付き合うことで幸福になれるという書。一枚一枚、感情の皮を剥いていき、最後に残る人間の本質とは何か?
哲学的見地からの自己啓発本である。 人間の七つの感情(達成感・義務感・罪悪感・親近感・嫌悪感・劣等感…
記憶が一日しかもたない男、血のついたバット、消えた妻...。早い展開のライト・ミステリー。心理描写が希薄なのが、好みの分かれるところだろうか。
駅での転落事故のために脳の海馬に損傷を受けた男。事故のために記憶が一日しかもたなくなったのだが、彼の…
親の苦悩、子の苦しみ...。イジメに耐える思春期の子供の心情が胸に迫る5編の物語。今時のイジメって、かなりエグいんだな。胸が悪くなる描写もあるけど、それだけに当事者の苦悩がヒシヒシと伝わってきた。
5編からなる短編集。 それぞれの短編は独立しており、一編は100頁前後の長さ。 もっと早く読むつ…
犯人は読者!ミステリー界最後のトリック、「読者が犯人」に挑んだ意欲作。退屈させない展開と緻密な構成で究極のトリックに挑むメフィスト賞受賞作。
推理小説における最後の、そして究極のトリック・・・「犯人は読者」に挑戦した作品。 読者が犯人とか有…
お前ら何様だよ!?って言いたくなる本だったな。これが直木賞?サッパリ理解できなかった。
初の北村 薫作品。 直木賞受賞作って事で読んでみたが・・・。 これ、超つまらん!! 3編の短編…
中高生向きの自己啓発本。悪い人は出てこないけど、世の中、そんなに甘くないと思うけどね。
小説の体裁をとった自己啓発の本。 高校二年生の男子が旅の中での出会いを通して、自分の生き方や周りと…
トリックの着想は斬新。でも不満点も...。好みの問題だけど、好きなタイプじゃないな。60点。
ダ・ヴィンチで評価されてたのを想い出し、図書館で借りてきて読了。 第一章は、これから先の物語に展開…
衝撃の一行!注意深く読んでないと、この衝撃は味わえない!?
最後の一行の衝撃!なんて聞くと、どうしても読んでみたくなる。 乾 くるみの「イニシエーション・ラブ…
「逃げるな。一番みっともねぇ!」仲間、両親、恋、そして陸上部...傑作青春小説。本屋大賞受賞作!何度も読み返したくなる三部作。
陸上競技の話である。 最近は日本人でも100mで9秒台の期待が大きくなってるけど、本書は高校生の部…
高校生の頃に読みたかった!若い人には影響力のありそうな小説。
高校生を主人公にした小説。 この本は、高校生の頃に読むと、すごく感動したり影響を受けたかもしれない…
若者の心の虚無を描いた第26回 文藝賞受賞作。ウリ専で働く10代の若者の心の軌跡...。ハードすぎる描写は読者を選ぶ...かも?
これは読者を選ぶ小説。 何の予備知識もなく読むと、途中で投げ出す人も居ると思う。 単行本で発売さ…
空港を舞台にした「お仕事」小説。一生懸命な主人公に好感。空港勤務のプロ「あぽやん」を目指す爽やかな遠藤君に拍手!
本書のタイトル、あぽやん。 何のこっちゃ?と思って読み勧めると一章の中で説明があった。 あぽと…
生きる事の痛みと喜び。R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。生きるって何の意味があるんだろう?そんな事を考えさせられた傑作!!
これは、下手な感想なんか不要だな。そうとうな傑作。 明るい話じゃないし、気分が晴れ晴れするようなエ…
10年前に失踪した父の謎。婚約者が殺され、弟が容疑者として逮捕され...。人と人との信頼、絆を描いたミステリーの枠に収まらない小説!
徹夜してしまった......仕事に行かなきゃなのに...。 小杉健治、聞いた事のない作家だけど、背…
思春期の孤独と苦悩。運命という車輪の下でもがく少年の破滅・・・。ヘッセの自伝的小説。
小学生の時、母親から、読むようにと無理やり押し付けられた本の中に「車輪の下」があった。たしかポプラ社…
男性同士の愛憎劇を軸に、人間の罪と罰に迫る傑作!
上下巻を通しての感想。 すごい小説だった。嵐のような小説と言うか、暴風雨の中、傘も無く一人で立…