ゼロ年代の想像力
東浩紀を乗り越えようとする熱意がじわじわと伝わる。内容的にも十分に、以前の東浩紀が見逃していた新しい物語パターンの台頭と、その社会的意義を説得力を持ってに説明し得ている。よって、東浩紀という変数を抜きにしても、この本の独自的な価値は非常に高いと個人的に考えている。
セカイ系に代表されるような1995年以後、大衆的に支持されてきた物語パターンの意味について積極的に…
投票(1)コメント(0)2010-03-13
本が好き! 3級
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