そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記
世界最高峰のエベレスト。 人類初の登頂を目指しながら遭難したマロリーは、その頂を踏んでいたのか。 その遺体を探索し、当時の足跡を克明に辿る旅が始まった。
エベレスト。 その名前には、他の山岳とはやはり異なる響きがある。 山屋でなくともと言うか、山屋で…
本が好き! 2級
書評数:8 件
得票数:112 票
自然科学、歴史、ノンフィクションを中心に読んでいます。読んだ本は順次、ブログ「ちょっとヨクナレ ~読書と日記~」で紹介していますので、こちらでは特にお勧めの本を中心に紹介できればと思います。
世界最高峰のエベレスト。 人類初の登頂を目指しながら遭難したマロリーは、その頂を踏んでいたのか。 その遺体を探索し、当時の足跡を克明に辿る旅が始まった。
エベレスト。 その名前には、他の山岳とはやはり異なる響きがある。 山屋でなくともと言うか、山屋で…
今世紀初頭、探検家パーシー・フォーセットは、黄金郷エル・ドラドを求めて密林に消えた。 優れた探検家の最期を探り、その足跡を辿っていく。 2017年映画も公開(らしい)、原作でフォーセットの旅を体感したい。
中学生の頃、マニアックな文系少年の嗜みとして、雑誌「ムー」を購読していた。 宇宙人やUFO、幽霊や…
世界一美しいアティトラン湖に、飛べない水鳥「ポック」がいた。一人の女性が保護に立ち上がるが、環境破壊や内戦が行方を阻み、ついにポックは絶滅してしまう。保護活動から絶滅までを唯一記録した、貴重な一冊。
本書は1994年11月20日発行。刊行直後に購入したものの、タイトルでわかる通り、読むのがつらくて…
昆布は、日本のワインだ。昆布の歴史と魅力を凝縮した、至高の昆布ガイドブック。
昆布。 日本人には極めて馴染み深い食材である。いや、昆布なくして日本食なし言うべきか。 出汁とし…
野鳥好きも納得。 最新の鳥類調査手法が見事に活かされた、21世紀の児童文学。
猛禽類といえば、一般的に小鳥類や小型哺乳類を捕食することが多いが、魚が主食というワシタカ類も多い。 …
光を知った生物が、初めて生み出した色、「構造色」。 その煌めく輝きは、昆虫・魚類・鳥類など、多くの生物で普遍的な発色方法だ。 世界を豊かに彩る構造色の魅力と謎が、この一冊に詰まっている。
我々の見ている世界が、真の世界ではない。 哲学的な話ではなく、単に生物学・物理的な話として、人…
一見無秩序に見える生物の形や模様は、極めて美しく数理的なモデルで成立している。 生物の形・模様といったデザインを、波紋・螺旋・フィボナッチで解き明かす。
当たり前に見ている生物だが、なぜその形や模様なのか、というごく基本的な問題に、 簡潔かつ的確に答え…
星に魅せられた人々が、自ら天文台を作り上げる。 所長を務めるのは、愛犬チロ。 まるで夢物語のような「白河天体観測所」があった。
冬に星空を見上げるのが好きだ。 肌に感じる冷気に耐えながら、仰ぎ見る星々。 中学生の頃、夜に…