流れる星は生きている

流れる星は生きている

敗戦後引揚げする、母と子の愛憎の物語。アジア各地から引揚げしてくる日本人親子の壮絶さは、戦後もそうとう過ぎてから生まれた私に語れるものがない。母の強さは、子供を生かしもするし、殺しもする。本書にでてくるほとんどの母親のそういう感情が渦巻き、ただよう。もしこのような物語をわたしが現実に体験したら、どういうことになっていただろう。藤原てい氏の観察眼は非常にすぐれていて、当時の日本人がどういうものだったのかをも描き出す。その限りにおいては、今も昔もたいして変わりはないようだ。

レーティング: 星星星星星
掲載日:2010/04/26
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ニックネーム: greengoke レベル: 本が好き! 3級

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2010年09月11日 01時44
2010年09月11日 01時44
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  • by 藤原てい
  • 中央公論新社
  • 332
  • 9784122040632
  • 4122040639
  • 2002年07月01日
  • 720円
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