書評 百年の孤独
- ガブリエルガルシア=マルケス
- レビュアー: みかん星人
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ようやく抜け出ました。。。
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2007年1月5日に手にしたこの本を読み終わったのは4月10日。奇しくも、およそ「百日の読書」となってしまった。それでも「苦労」という感じではなく、心地よく「彷徨」していた気分で、いうなれば「醒めないでほしい夢」を見ていたような気分だ。
実際には、身構えるほどに長い小説ではない。吉川英治の歴史小説が大好きだったし、山岡荘八の『徳川家康』読破している。プルーストもジョイス(途中だけど)も時間を掛けて彷徨う感じが好きなのだ。
この『百年の孤独』は、それらの超長編小説に匹敵する密度があった。なにしろ、ほんの半ページに書かれているちょっとしたエピソードから、きっと、とっても面白い映画が1本作れてしまうかもしれないのだから(笑)実際、後年『無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語』となって、映画や舞台の原作となる「エレンディラ」のエピソードも、70ページの後半部分12行にサラリと書かれている。
実は、みかん星人、お話が下手。密かに憧れ、そして狙っているのが、
「ねえ、おぢさま、なにか面白いお話を聞かせて!」
と言われた時に、それに応えられる爺さんになることだ。
ところが、こうしてマルケスの「物語り」の上手さを読むにつけ、これはなかなか難しいことだと思い知らさる。ただ詳細に語るだけではないし、回り道をして面白くしているのでもない。
ここに描かれている、そして興味をそそられる「物語」は、一見「絵空事」のようにも思えるのに、実は的確な人間観察によって裏打ちされた「納得できる物語」達である。
「家を守る」とか「愛を受け止める」女性と、「戦争をおっぱじめる」とか「自分の世界に浸る」男というマクロな視線から(笑)
「生きているうち歌など一度も口にした事のないこの気丈な女は、
いつも更紗のスカートのかすかな衣ずれ音を残しながら、
明け方から夜更けまで、かたときも休まず動きまわった」
と、何気ないけど、誰もが想像し、実感しうる生き生きとした描写まで、読者が日頃意識のどこかでは気が付いている曖昧な事象を、的確かつ具体的に繊細に織り込みつつ、壮大な「ファンタジー・虚構」を描き出している。
これは、私には無理だな。
で、この本、本当に「本を読むのが好き」という人にしか薦められないかと思う。「活字中毒」とか「読書を通して何かを学びたい」という人にも無理(笑)
本は、特に「文学」と呼ばれる本は、著者の描いた芸術作品であり、それを読むという事は、つまり、芸術作品を鑑賞することにほかならない。例えば、モーツアルトを「情操教育」のために聴くのを芸術鑑賞と言わないのと同等に、この『百年の孤独』も、純粋にマルケスが描いた芸術を鑑賞する事が肝要なのだ。
幻の様に現れた「町」を眺め、そこに吹く風と、漂う匂いを感じ、人々が集い、愛し、戦い、憎み妬み、それでも求めあう切なさを感じ、津波の様に押し寄せる「力」の怖さと、翻弄される運命を見守り、やがて静かに、しかし強烈な求心力を以て収束する様を堪能する。。。
まさに「本が好き」な人のための芸術作品だ。レーティング:



掲載日:2007/04/10
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- 出版社:新潮社
- ページ数:
- ISBN:4105090119
- 発売日:2006年12月01日
- 価格:2940円
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『百年の孤独』の本が好き!書評
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ストーリーもキャラクターも、値段とページ数に見合っていない。 350P過ぎから起こる、本が起こす奇跡は感動的だが、 それまでは、ちょっと変なキャラクターのつまらないエピソードの羅列である。
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似たような名前が多くて、誰なのかが分かんなくなる。読み終わってからじわじわと壮大な物語だという実感が襲いかかってくる。
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読んだことのない種類の物語 これが当時、話題になるのも頷ける 一人一人のキャラクターと、独特な世界観が絶妙にマッチしていて、その上で、地域性や人間関係などへの深い造詣を伺わせる作品だった ただ個人的には京極さんの方が凄いと思う
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独特の世界観が広がる古典です。
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…やっと読み終わりました。 ものすごい脱力感、です。(※URL変更につき再掲)
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ようやく読み終わりました。はー凄い本です。
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残念ながら、あまりよく分かりませんでした。いつまでも書評しないのも良くないでしょうから、ひとまずアップしますが、本質的な書き直しをする予定です。
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古代の英雄譚のようでいて、したたかに“人間”を描く、力強い幻想文学。
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ようやく抜け出ました。。。
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百年の孤独、四十年後の退屈と言ってしまってはあまりに失礼だろうか。
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これぞ、魔術的リアリズム!
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圧倒的な迫力を持って描かれる、ある一族の隆盛と衰退の物語。
献本書評













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