書評 知ってトクする確率の知識 成功するにはワケがある!

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読み物としての面白さが欲しかった。授業で聞かされた「確率」の勉強が先に出てくるので、後半に用意されている「確率に絡むエピソード」の紹介までたどり着くのが億劫になる。後ろから読み始めることをお勧めしよう。
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嬉しいことに、知らないことがいっぱい書かれている。
「確率」という数学の分野が飛躍的に向上したのは、パスカルとフェルマーによるギャンブルに関する研究がもとなのだそうだ。知らなかったなぁ、、、パスカルとフェルマーだったのかぁ。
ともかく、そう、確率を学ぶのは、勝ちにつながる(笑)
この『知ってトクする確率の知識』の主眼はこれだ。なにしろ『成功するにはワケがある!』と副題されているのだから。
著者が「はじめに」で述べているのは、「確率を学んで成功しよう」ということ。それを主眼に書かれている第2章で【成功のポイント】が語られる、、、曰く、『目標を定める』→『実行する』→『続ける』。まあ、カーネギーもそんな事を言ってるから、これは普遍的だろう。
大切なのは、この【成功のポイント】を「確率」を使って説明してる事・・・なのだが、この辺りが少々唐突だ。本は、ここから急激に「確率」と離れ始めて、「情報を集めて目標を明確に」とか、「勇気を持って始めよう」とか、「いますぐ始めよう」、「そして続けよう」、「成功をイメージしよう」とか、あげく「失敗は成功の元」「プラス思考が大切」などと、まるでカーネギーやナポレオンヒルみたいになって、成功への道標が語られる。
もちろん、そこにおいて「確率」は語られている。
「0%は永遠に0%」、だから勇気をもって始めよう。
「成功確率50%を5回実施すれば97%成功する」、「3割バッターが4回打席に立ったら76%の確率でヒットを打つ」、だから続けよう、という具合。
本が【成功のポイント】に潜む【確率論】を詳しく語るのは3章以降の後半になってから。
・ジャンケンで必ず勝つ方法
・お見合いパーティーでの必勝(?)法
・『ザ・チャンス!』の様な三択での必勝方法
・食玩コンプに必要な購入個数
・宝くじの「当たりやすいイニシャル」に隠された嘘
・ナンバーズで「前回の数字」が「今回の数字」とダブル理由
・ツキの正体
・友達の友達が友達である確率
と、なかなか面白い話題が満載になる。特に私が中学で受けた数学の授業で驚いた「誕生日が同じ日の人と出会う確率」に関しては、その愉快な利用方法も含めて、改めて面白かった。
この本にあまり魅力を感じない大きな理由は、構成の悪さにあると思う。タイトルに惹かれて手にして、最初に出てくるのが、「数学的確率」「統計的確率」「大数の法則」「場合の数」「順列」「組み合せ」という、いかにも面倒な言葉との格闘だ。これでは読む気をなくしてしまう。
最初から、上に掲げたような「面白そうな読み物」として始まって、それが次第に深まり、理論に結びつくという構成にしておいて欲しかった。
最高に面白いのは、最後のパート。
「幽霊が存在する確立」に関するこの最終パートでは、「幽霊が存在する・しない」という前提に対して疑問を呈している。つまり「明確に定義できないものに関しては確率は使えない」と云うのだ。
だとすれば、「成功」という言葉も、実は、明確に定義できないのではないだろうか?
よく「人生の成功者」という言い方をするけれど、それは必ずしも「富」や「名声」を基準にはしていない。人それぞれの価値観の中で「成功」が問われる。「明確に定義できないこと」を副題にしてしまったことが、この本の内容を混乱させていると思った。
(ブログに2006年11月22日掲載の記事を改訂転載)レーティング:
掲載日:2010/07/23
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- 出版社:ソフトバンククリエイティブ
- ページ数:
- ISBN:4797337273
- 発売日:2006年10月17日
- 価格:945円
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『知ってトクする確率の知識 成功するにはワケがある!』の本が好き!書評
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【ネタバレ注意!】
読み物としての面白さが欲しかった。授業で聞かされた「確率」の勉強が先に出てくるので、後半に用意されている「確率に絡むエピソード」の紹介までたどり着くのが億劫になる。後ろから読み始めることをお勧めしよう。
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【ネタバレ注意!】
力強く説得力のある文章。 これは数学書と言うより、啓発書ですね。
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【ネタバレ注意!】
統計学的に、運と富を得られるか検証している本。たまには数学的に夢を見る本を見ても楽しいと思うよ。
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【ネタバレ注意!】
確率統計の世界から、身近な例を見つめ直した内容になっている。読み物としての性格が強いためとっつきやすく、数学嫌いの人にもオススメできる。
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一応、時事ネタを絡めてみました。
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【ネタバレ注意!】
冒頭の確率の解説は高校の参考書みたいでいいのですが、自己啓発的な内容に確率を利用したり、はたまたギャンブルを確率の観点から捉えたりなどというこのまとまりきれなさが中途半端感を生み出してしまっている気もしますね。
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話のタネになる確率入門
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へ〜 学校で習った「確率」が、そんなふうに自分たちの生活に生かせるのか、そんな感動の1冊。数学嫌いのあなたの人生が変わるかも。
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【ネタバレ注意!】
うん、このテの確率+ビジネス本は、好きで類書をけっこう読んでいるのですが、新しい知識もいくつかありました。感謝です。
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大人が読むのも良し、でも中高生が読むのはもっと良し。実際に理系の中高生に読ませましたら、すぐにはまっていました。
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第5章はちょっと面白かったが参考書みたいで読み物としてはちょっと中途半端な印象です。
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