書評 日記の手がかり
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損得を考えず、優しくて勇気のあるナンシーが、さっそうとコンバーチブルを乗り回して事件に挑む姿に、きっと読者は魅了されることだろう。おまけに美少女とくればもう最強である。
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美少女探偵ナンシーシリーズの第7弾、「日記の手がかり」(キャロリン・キーン:東京創元社)。
ナンシーたち仲良し3人娘は、お祭りで母娘と知り合うが、娘のハニーの可愛さにメロメロとなる。ハニーの父親は行方不明となっており、母娘の生活は苦しいようだ。コンバーチブルを運転しての帰り道、大きな白い家が、いきなり炎に包まれるのを目撃するが、なんとハニーの父親のジョー・スウェイソンに容疑がかかる。3人娘と新たに友達となった男の子ネッドは、ジョー・スウェイソンの容疑を晴らそうと大活躍。
この作品からは、二つのメッセージが読み取れるような気がする。まず、ジョー・スウェイソンはとても正直な人物である。もう少しで濡れ衣を着さされるところであったが、ナンシーの名推理で、スウェイソン一家にとってはハッピーエンドとなった。もちろん、悪い奴は懲らしめられているので、月並みだが、勧善懲悪というということである。
次に、今回の事件を解決に導いたのは、ジョー・スウェイソンがつけていた日記。きちんと記録をつけておけば、何かあったときの証拠になりうるというのは、法律相談番組などでも良く聞く話だ。記録を取っておくことの重要性というものが理解できるのではないだろうか。
ともあれ、損得を考えず、優しくて勇気のあるナンシーが、さっそうとコンバーチブルを乗り回して事件に挑む姿に、きっと読者は魅了されることだろう。おまけに美少女とくればもう最強である。
それにしても、3人娘が女の子だけで、真夜中に犯人をつかまえようと出ていくのは無謀すぎる。ネッドが不在だったので、伝言は一応残しておいたのだが、ナンシーの
「わたしたちみたいに強くて夕のな女の子が三人もそろっていれば、ほかに助けなんて必要ないわよ」
という台詞には、「アホか!」と突っ込んでしまった。自分の娘なら、1時間くらい正座させて説教をしたいところだ(笑)。レーティング:


掲載日:2010/09/22
本好き。献本歓迎します。暇があればジャンルを問わず本を読んでいます。読むのはミステリーが多いですが、書評はどちらかと言えばアカデミックなものや、ビジネス関係が得意かもしれません。専門は工学関係ですが、経営学や経済学も勉強しました。合格した資格試験は、80以上。「文理両道」を目指しています。
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- 出版社:東京創元社
- ページ数:236
- ISBN:9784488250096
- 発売日:2010年08月27日
- 価格:735円
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『日記の手がかり』の本が好き!書評
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大人気少女探偵ナンシー・ドルーミステリの第7弾です!少女探偵ナンシーと親友ベス・ジョージの3人に加え、新たにネッドという男の子も加わりよりドキドキの展開になっています。
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軽いタッチのミステリーですが、ナンシ―と親友たち、そして家族の関係がとても温かく、新しく登場したボーイフレンドとのやりとりもいい感じ!
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日本にもナンシーのような昔から存在する美少女探偵がいたならなぁ。
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損得を考えず、優しくて勇気のあるナンシーが、さっそうとコンバーチブルを乗り回して事件に挑む姿に、きっと読者は魅了されることだろう。おまけに美少女とくればもう最強である。
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ナンシー・ドルーシリーズの7冊目。今回も相変わらずっきりした話。善人はナンシーが助け、悪人は捕まる。素直でストレートなナンシーの姿が格好良いし可愛いです。今回はナンシーの彼氏役ネッドが出てきます。何もそこまで……ってくらい尽くしています。
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