文科系海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教

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概要説明

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日本古来の「伝統」文化は、いつどのように「伝統」になったのか?

「近代」の殻を破り、より長い時間、より開かれた視野を知覚するとき、そこには先人たちの思慮と智恵とが見えてくる。近代という病を過去に超える一冊。


『海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教』の本が好き!書評

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本が好き!レビュアーによる書評がありません。

平均レーティング -

『海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教』のAmazon書評

「日本の伝統文化」という言葉を口にする前に!

この著者の本は『義経の東アジア』『近代日本の陽明学』と続けて読んでいます。
二書とも、自分で全く気がついていなかった自分の考えの「枠」を
壊してもらえたのがとても気持ちよかったのですが、
今回もその破壊力は健在でした。
最近「日本の伝統文化」という文言がやたらと目に留まるなかで、
「日本の伝統文化」を口にする前/書く前に、まず本書を読もう!
と力説したくなります。

全編通して目からウロコの連続ですが、
日本史を学んだのが十数年前になる私にとって、
第一章で扱われる、
「遣唐使は894年をもって廃止になったわけではなかった」
という最新の研究成果の紹介は、まさに「出会い頭の一発」でした。

上記を読んで、「ええっ」と驚いた人は、すぐに読むべし!です。
絶対、面白いですから。
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星星星星星 :この書評は役に立った 11人中7人 | 書評者 /粗忽長屋 2006-12-15
「ハクシ」に戻したわけではない遣唐使

他のレビュアーの方も指摘していますが、

ハクシ(894年)に戻そう遣唐使

として高卒以上のほとんどすべての人間が覚えている事柄について、「この時遣唐使が廃止されたわけではない」という問題提起は衝撃的です。確かに言われてみればそのとおり。これで打ちのめされます。

その他、日本の儒教はかなり変形された儒教であること(葬儀の要素が全くない)、したがって「江戸時代は儒教的社会である」という理解は間違いであるということ、など、刺激的な内容です。

それから、当事者の立場からの表現は好感が持てます。中国、朝鮮の立場からは「倭寇」「倭乱」ということばで説明しますし、日本側からは「朝鮮出兵」と書きます(教科書のように「侵略」ではない)。


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星星星星 :この書評は役に立った 4人中1人 | 書評者 /若村さき 2007-10-08
大局的な視点、ためになる。

最新の研究成果に基づいたそれぞれの話題が興味ぶかくしかも解説が明快で、おもしろい。近代以前の東アジアの「グローバリズム」を想起することで、近代的な国民国家を相対化する、そして、東アジア各国の歴史認識を比較しながらよりよい未来を構想する、というのが基本的な姿勢だが、それなりに成功していると思う。現代的な話題やくだらないオッサン・ギャクを用いながら、読者に専門的な学術情報を何とか理解してもらおう、とする意志も、好感がもてる。
遣唐使が菅原道真という中国シンパによりあの年号で打ち止めになったのはなぜ?という疑問への答えにはなるほどと思ったし、国政の動向から割と自由にアジアの海上を行き来した僧侶や海賊の事例をあげながら、近代的な国家国民観で歴史を論じることの不毛を示唆するところなど、蒙を啓かれた。だが、個人的には日本の儒教を論じた最後の章がもっとも勉強になった。儒教、とりわけ朱熹が創始した新儒教の…
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星星星星 :この書評は役に立った 11人中6人 | 書評者 /ソコツ 2007-07-10

『海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教』を含むブログの記事

(書評でないブログが含まれていることもあります)

海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教 小島 毅

遣唐使により、僧侶により、そして幕藩体制や、維新の中で儒教がどのように理解され、政治的に利用されてきたかそんな歴史と、自分のアイデンティティをじっくり考える参考書といった感じです。★★★続きを読む

[読書管見]小島毅『海からみた歴史と伝統−遣唐使・倭寇・儒教』

海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教. 作者: 小島毅; 出版社/メーカー: 勉誠出版; メディア: 単行本. 「あとがき」より。 『義経の東アジア』以来、自分でもやや粗製濫造かと感じている。とかくご批判の向きもあろう。だが、積極的に打って出ない ...続きを読む

masato.fujii: KOSS SPORTA PRO復活、復活

写真をクリックすると、amazonに飛ぶようにしました。 « 海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教 小島 毅 | メイン | 夢の終わりに… ジェフ・ライマン ». 2008-07-21. KOSS SPORTA PRO復活、復活. 31d1kkz5myl__sl110_ ヘッドホンって、2年ぐらい使って ...続きを読む

“コラボ”の時代に・・・。

国内は戦国日本(世界もか)なんですけどいろんなところでコラボってるし・・・(笑)。 人間って歴史の教科書ほど単純じゃないんだ(爆)。 この本も面白そうです。 海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教 小島毅 著.続きを読む

書目一

論集日本歴史、自由民権 / 坂根義久 日本の社会文化史 : 総合講座 近代化の展開 / 宇野重昭責任編集 海からみた歴史と伝統 : 遣唐使・倭寇・儒教 / 小島毅 日中文化交流史叢書 / 中西進, 周一良編 思想 / 源了圓, 厳紹璗編 論集幕藩体制史 /藤野保編 封建 ...続きを読む

『海からみた歴史と伝統―遣唐使・倭寇・儒教』と同じ傾向の書籍

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