<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="ja">
<title>本が好き！ 新着書評</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/index.html" />
<modified>2010-04-08T19:33:00Z</modified>
<tagline>
<a href="http://www.honzuki.jp/item/"><img src="http://www.honzuki.jp/common/img/logo.gif" width="157" height="30" alt="本が好き！" border="0" /></a>
</tagline>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item</id>
<author>
<name>本が好き！</name>
</author>
<generator url="http://www.honzuki.jp/" version="1.0">本が好き！</generator>
<copyright>Copyright (c) 2010, 本が好き！</copyright>
<entry>
<title>白夜に惑う夏</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/no4144/index.html" />
<modified>2010-04-08T19:33:00Z</modified>
<issued>2009-10-12T00:00:00+09:00</issued>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item.4144</id>
<summary type="text/plain">
「イギリス最果ての地」、シェトランド島を舞台にしたミステリ・シリーズ〈シェトランド四重奏〉第2弾。白夜に、道化師の仮面を被った男が殺される……。　お気に入り度：★★★★</summary>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.honzuki.jp/book/book/no4144/index.html">
<![CDATA[
<blockquote><br />
「どういう感じなんですか」テイラーはいった。「こういう土地で育つというのは。わたしにはどうもぴんとこなくて。みんなに自分のことを知られているわけですよね」<br />
「あら、みんなちょっとずつ秘密をもっているのよ。でなければ、とても正気ではいられないわ」(p.390)<br />
</blockquote><br />
<br />
イギリス最北に浮かぶ、国後島と同じほどの大きさの島に2万人2000人が住む「イギリス最果ての地」、シェトランド島を舞台にしたミステリ・シリーズ〈シェトランド四重奏〉第2弾が本書。<br />
<br />
シェトランド島は夏を迎えていた。夏は白夜がつづき、観光客が訪れる季節だった。前作『大鴉の啼く冬』で知り合い恋人となった警部ジミー・ペレスと画家フラン・ハンターは、ビディスタという小さな町で開かれる展覧会に出掛けた。展覧会はフランと、ベラ・シンクレアという町の有力者である画家の共同展覧会だったが、なぜか、会場の入りはまばら。そんな中、会場を訪れていた一人の男が奇妙な振舞をはじめる。男を落ち着かせたペレスに、男は自分には記憶がないことを告げる。しかし、男はペレスが目を話した隙に姿を消した。<br />
<br />
翌日、男は展覧会場の近くの小屋で縊死体となって発見される。道化師の仮面を被った奇妙な姿で……。検死の結果、男は自殺ではなく、他殺と判明。ペレスは、スコットランド本土のインヴァネス警察から応援のために来島したロイ・テイラー警部とともに、複雑な人間関係が織りなる事件へと踏み込んでいく……。<br />
<br />
ペレスやフラン、遺体の第一発見者といった登場人物の視点から重層的に語られていくストーリー、第一の殺人につづく第二の殺人、小さな共同体に隠された人間関係──前作の読者であれば、気付くと思うが、本書の構造は前作と非常に似たものとなっている。しかし、それでいて、違う印象を持つ作品に仕上げている点は、アン・クリーヴスの練達の業といっていいだろう。<br />
<br />
本書で目を引くのは、前作では第三者としてしか描かれていなかったテイラーの視点が盛り込まれていることだ。エキセントリックともいえるほどのエネルギーを持つ刑事の過去や思いの一端が見えてくる。本書のラストでリヴァプールへ栄転することが示されたテイラーだが、次巻以降にも登場することを期待したい。<br />
<br />
冒頭に引用したように、前作、本作とも、その骨幹にはすべての住民が知り合いという小さな共同体がある。国内作品であれば、同じく小さな集落を舞台とした横溝正史のミステリ作品群を代表としたものが思い浮かぶが、本シリーズには横溝作品のようなドロドロしたものは見られない。それは一年中風が吹きずさみ、農作物に適さない大地であるがゆえに、放牧が中心となっているシェトランドという島の持つ雰囲気なのだろう。<br />
<br />
現代英国ミステリの傑作といっていい作品である。ミステリファンにオススメしたい作品だ。<br />
<br />
本書につづく〈シェトランド四重奏〉第3弾の原書、Red Bornsは今年刊行されたとのこと。早い邦訳の登場に期待したい。
]]> 
</content>
<author>
<name>poppen</name>
</author>
</entry>
<entry>
<title>白夜に惑う夏</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/no4150/index.html" />
<modified>2010-04-04T20:34:00Z</modified>
<issued>2009-08-18T00:00:00+09:00</issued>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item.4150</id>
<summary type="text/plain">
白夜の続くスコットランドのシェットランド島で起こった不気味な殺人事件。そこには、意外な過去の因縁があった。　お気に入り度：★★★</summary>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.honzuki.jp/book/book/no4150/index.html">
<![CDATA[
　シェットランド島は、スコットランドに属するイギリスの最北の地であり、短い夏は太陽が沈まない白夜が続く。白夜と聞くと、どこかロマンチックな響きを感じるが、実際はなかなか大変のようだ。この時期体内時計が狂って不眠になる人もいるらしい。この白夜の続く夏にシェットランド島で起きた殺人事件を描いたミステリーが「白夜に惑う夏」（アン・クリヴース/玉木 亨：東京創元社）である。<br />
<br />
　ベラ・シンクレアは有名な画家である。ベラがフランと共同で開いた絵画展に現れた記憶喪失の男が、桟橋近くの島で、首つり死体となって発見される。地元警察でフランの恋人のペレス警部は本土からやってきたテイラー主任警部と事件の捜査を始める。テイラーは事件の手掛かりを得るため本土に飛ぶが、今度はベラの甥で有名音楽家のロディが殺害される。そこには15年前のある事件の因縁が潜んでいたのだ。<br />
<br />
　この本の帯によるとこの作品は「英国現代本格の最先端」だということだ。だから、樋口有介の「柚木草平シリーズ」のように洒脱な会話は出てこないし、内田康夫の「浅見光彦シリーズ」のように旅情も感じられない。ただ黙々と事件の手掛かりを求めて捜査を進めていくという感じである。決して読みにくい作品ではないのだが、浅見光彦ファンの私としては、せっかくテイラー主任警部が本土にまで出かけるのだから、旅情を感じさせてくれるものの一つでも欲しかったと言ったら、「本格ミステリー」ファンに怒られてしまうだろうか。
]]> 
</content>
<author>
<name>風竜胆</name>
</author>
</entry>
<entry>
<title>白夜に惑う夏</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/no4145/index.html" />
<modified>2009-09-03T00:03:00Z</modified>
<issued>2009-09-03T00:00:00+09:00</issued>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item.4145</id>
<summary type="text/plain">
あの冬の事件から月日は経ったのに再びこの島で殺人がおき、眠っていた島民たちが表舞台に立たなければならなくなります。　お気に入り度：★★★</summary>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.honzuki.jp/book/book/no4145/index.html">
<![CDATA[

]]> 
</content>
<author>
<name>まろんぐらっせ</name>
</author>
</entry>
<entry>
<title>白夜に惑う夏</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/no4143/index.html" />
<modified>2009-08-20T21:41:00Z</modified>
<issued>2009-08-20T00:00:00+09:00</issued>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item.4143</id>
<summary type="text/plain">
50年前の作品と言われても違和感はない英国探偵小説。オールドミステリの復刊か？と錯覚しちゃったよ。　お気に入り度：★★</summary>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.honzuki.jp/book/book/no4143/index.html">
<![CDATA[

]]> 
</content>
<author>
<name>びんご</name>
</author>
</entry>
<entry>
<title>白夜に惑う夏</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.honzuki.jp/book/book/no4146/index.html" />
<modified>2009-08-12T20:22:00Z</modified>
<issued>2009-08-12T00:00:00+09:00</issued>
<id>tag:www.honzuki.jp,2010:item.4146</id>
<summary type="text/plain">
普段推理ものはそれほど読まないのでこれが「本格」かはわからないです。　お気に入り度：★★★</summary>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.honzuki.jp/book/book/no4146/index.html">
<![CDATA[

]]> 
</content>
<author>
<name>snmocha</name>
</author>
</entry>
</feed>