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<title>本が好き！ 新着書評</title>
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<copyright>Copyright (c) 2010, 本が好き！</copyright>
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<title>くさいろの童話集 （アンドルー・ラング世界童話集 第11巻）</title>
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<issued>2009-10-14T00:00:00+09:00</issued>
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童話は子供だけのものではない。
大人が読んでも面白くないわけがないファンタジーの源流　お気に入り度：★★★★</summary>
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　アンドルー・ラングによる世界童話集の第１１巻、「くさいろの童話集」（東京創元社）。相変わらず面白い。童話と言うと、小さな子どもが読むものだと決めつけがちだが、仮にも幾世紀も語り継がれてきたお話でもある。大人が読んでも、面白くない訳がない。<br />
<br />
　収録されている話は、全２０話。男女のロマンスの物語が多い。男女はたいてい王子や王女だ。しかし、必ずと言っていほど、二人の恋には障害物がある。それは、悪い魔女だったり身内による悪だくみだったりする。しかし、恋のお邪魔虫だけではなく、彼らを助けるものも出てくるので、うまくプラスマイナスの均衡がとれて、最後はハッピーエンドになっている。<br />
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　特に印象に残ったのは、「ズールビジアの物語」というお話。アジアの砂漠の真ん中に存在する、美しい木々に覆われた山には、入った者は二度と戻ってこないという悪い噂があった。砂漠の向こうの国の７人の王子たちは順に山の秘密を探ろうと出かけて行ったが６人までは帰ってこなかった。末の王子が山に入ったところ従者たちはみな毒殺されてしまう。犯人は山に住むズールビジアという美女で、王子の兄たちもみな彼女に殺されてしまっていたのだ。王子は、ズールビジアによる死をたった一人だけ逃れた老人の助言により、見事彼女の魔力を打ち破る。ところが、ズールビジアに「わたしをうち負かしたあなたは、夫になるのにふさわしい方」と言われると、兄たちや従者たちの敵であることなどどこかにすっ飛んでしまい、二人はラブラブになってしまう。傾城傾国の美女には、何物をも代え難いということだろうか。なんとなく当時の価値観が垣間見えるようである。<br />
<br />
　しかし、この二人の間にも、やはりお邪魔虫が入る。ズールビジアに興味を持った別の国の王様のさし金で、彼女が蛇使いの魔女にさらわれてしまったのだ。誰をも死に至らしめる叫び声という魔力を持つズールビジアであるが、いやにあっさりと魔女に連れされれてしまうのはどういう訳だろう。色々とツッコミどころは多いのだが、それが案外と面白い。<br />
<br />
　基本的なパターンは、似ているものが多いものの、様々なバリエーションで、読む者を飽きさせない。どれ一つとっても、それを原作に一本のファンタジー映画ができるのではと思えるほどだ。帯に書いてある通り、確かに「すべてのファンタジーのみなもとがここにある」。
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<name>風竜胆</name>
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<title>くさいろの童話集 （アンドルー・ラング世界童話集 第11巻）</title>
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<modified>2009-08-23T15:42:00Z</modified>
<issued>2009-08-22T00:00:00+09:00</issued>
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今回西アジア辺りのお話が中心で、それでもやっぱりどこかで聞いたことのあるようなお話が結構あって、やっぱり世界全国民話というのは共通してるものだなあと再認識しました。もちろん、基本となる形は同じでも、それぞれの地域や国の特色が色々と出てくるので、そういう辺りも楽しかったです。　お気に入り度：★★★★</summary>
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<name>四季</name>
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