アーサー王ここに眠る
- 東京創元社
- 384
- 9784488019679
- 4488019676
- 2009年04月28日
- 2625円
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概要説明
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カーネギー賞受賞
【カーネギー賞受賞】
ブリテン島、紀元500年頃。ひとりの司令官に率いられた騎馬の男たちの集団が館を襲い、火を放った。燃えさかる館から、命からがら逃れたみなしごの少女グウィナは、奇妙な風体の男に救われる。鷹のような風貌のその男の名はミルディン。ブリテン島の統一を目指す司令官アーサーに仕える吟遊詩人。グウィナはミルディンのもとで、彼の企みに手をかすことになる。アーサー王伝説を新たな視点から語りなおした、カーネギー賞受賞の傑作。本文挿絵=羽住都/訳者あとがき=井辻朱美
『アーサー王ここに眠る』の本が好き!書評
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↓いくつもの視点が乱反射して、戦乱の世を生きる人びとの悲喜こもごもを映し出した一冊。
私も物語の魅力に抗えない一人です。
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↓異色のアーサー王でしたが、面白く読みました。
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↓魔法は出てこないが、魔法以上に効果のある言葉の力によって、膨らんでいくアーサーの虚像と真実のアーサーの姿
「ここにアーサー王眠る。かっての王にして、来るべき王」(アーサー王墓碑銘)
アーサー王は、イギリスの伝説に近い物語に出てくる英雄である。我が国でも、アーサー王の物語に登場してくる神剣エクスカリバーや円卓の騎士などは聞いたことのある人は多いだろうと思う。
彼が活躍した時代は5~6世紀にかけてである。イギリスにおいてはキリスト教が古代の神々を追放しつつあったが、まだ魔術師や妖精などが活躍できた時代だ。彼の魅力的な伝説は多くの映画や小説などのモチーフとなり、色々なアーサー像が生まれた。しかし、この「アーサー王ここに眠る」(フィリップ・リーヴ/井辻 朱美:東京創元社)は、これまでの多くのアー…
『アーサー王ここに眠る』のAmazon書評
- アーサー王にあまり興味がなくても
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十二分に引き込まれる内容でした。
そもそも一人称の小説は苦手なのですが、これはするっと読めました。それぐらい、ストーリーにのめり込んでいきました。
これはアーサー王伝説がなぜ伝説になったのか、ということを一人の少女が語る物語です。
そのなかでアーサー王は偉大で高潔な人物ではなく、その時代ならどこにでもいたある戦隊の隊長として描かれています。彼らの周りにひしめいていた「円卓の騎士」や王妃グウィネビア(作中ではグウェニファー)も同様で、どこにでもいるありきたりな戦士、女性として少女に語られていきます。
といっても伝説を否定しているわけではなく、こういう史実、説があるからそれに基づいて、という小説ではなくてあくまで数あるアーサー王の物語の一つだと筆者は語っています。
そういうスタンスのせいか、いわゆる「伝説の男」を「ただの男」にしてしまったという設定にもかかわらず、彼らが逆に生…
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:この書評は役に立った 2人中2人 | 書評者 /エリ 2009-10-02
- 伝説のアーサー,目下製造中
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素晴らしい傑作ではあるが,西洋時代小説としては随分風変わりである.訳文は全く無駄のない模範的文体.ローマがブリタニアを去って力の真空状態が起きた5世紀,悪党たちが無数の群れを作って覇権を競っている.Arthur もそうした悪党の頭目の一人に過ぎない.Arthur の力量を買った Myrddin the Bard (吟遊詩人) はけちな戦いをも何か一回り大きな意味のあるものとして吟じ,Arthur とその一党の面々もその気になる.Arthur の為に家も家族も失った Gwyna は Myrddin に拾われて男の子として育ち,主人のレトリックからトリックまで完全に身に付けて成人する.Arthur は Myrddin の期待に応えず,悪党として死ぬ.Gwyna は Myrddin の最期を看取り,Arthur の死をも確かめた後,伴侶とともに吟遊の旅に出て,結果的に Arthur 伝説の拡大…
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:この書評は役に立った 3人中1人 | 書評者 /ymatsui4 2009-06-27
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2010/07/19-2010/07/25
















































