告白
- 双葉社
- 268
- 9784575236286
- 4575236284
- 2008年08月05日
- 1470円
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献本情報
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概要説明
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小説推理新人賞受賞
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
『告白』の本が好き!書評
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↓すぐに引き込まれ2時間ほどで読了。
文体が語りかけながらというのが特徴であり魅力でした。様々な視点から物語を描かれると読みにくいものですが、この本は逆にそれが物語のよさになっていた気がします。
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↓
、、、タイトルからの想像よりすごいです。 愛娘がプールで亡くなった女教師。 長期休み前の告白と復讐の開始。 読み終わったら、相当疲れています。
、、、タイトルからの想像よりすごいです。
愛娘がプールで亡くなった女教師。
長期休み前。
女教師の、愛娘の死亡についての告白。
事故なんかではなく、計画と偶然の重なった殺人だという。
殺人犯はこのクラスにいるとのクラスルームでの告白。
そして退職と復讐の開始。
復讐の種をまくのは女教師。
牛乳に夫の血を混ぜて。そしてその公表。
動かすのはクラスメート達。
子供だからこその手加減のないいじめ。
影でずっと操つり続ける女教師。
後任の教師が夫の崇拝者だったという偶然も利用して。
そして憎悪の復讐はずっと続く。
自分の眼で復讐をしっかり確認し、読者…
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↓淡々と紡がれる文章が逆にこちらの恐怖を誘う。
ひとつの物事でも違う立場から見れば全く違うものに見える、ということを教えてくれた話。
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↓母に「すごいよ」勧められた一冊。
一気に読んでしまいました。
本当に・・・・これがデビュー作っ!?
うなった。何度も、うなった!
嫉妬するほどの新人離れした筆力。
途中、若干、少年Aの「告白」に真新しさを感じず、
退屈はしたけれど、最後の4行で、あたしはヤラれた。
金縛りにあったね。
路線的には、私の好きな桐野夏生教祖様なのかな。
・・・あそこまで、グロくはないけど。
とにかく、
「まいった!」と素直に言えた一冊。
そんな作家に出会えたことが本当に、うれしい。
堂々とおススメです
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↓読書中、義家先生のことが頭に浮かんでいた人は私だけではなかろう。 あの先生はまだ無事に生きているのか夫に聞いてしまった私(もちろん生きております)。 外で牛乳飲むのが怖くなった人もいるのでは(私だけ?)
なにか受賞してデビューした小説、というものを読むと、読みにくか
ったりあまり楽しめなかったりすることが多い。大々的に宣伝されて
いたり有名人が推薦していたり「すでに何万部読まれました!」など
と書いてあっても、読んでみるとがっかりすることが多々ある。途中
で読むのをやめてしまうことさえある。
読者の立場から想像するに(偉そうでごめんなさい。でも読者として
は心から楽しめる本が読みたいのだ)、それはやはり、まだ作家として
こなれてないからなのかなあと思う。
会話が不自然だったり、ご都合主義的な展開になっていたり、なんだ
か妙にひっかかってするすると読めなかったり。
ま…
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↓
このミステリーがすごい!(2009年版)国内編第4位作品
「このミステリーがすごい!(2009年版)国内編第4位作品
中学校の女性教師の幼い娘がプールに転落して死亡する事件が起こった。
母親の教師は、受け持ちのクラスのホームルームで全員を前にして「この事件が本当は殺人であり犯人はこの中にいる」と話して教職を辞めてしまう。
法の裁きに任せることのできなかった母親、犯人A、犯人B、周囲の人々の告白を通してストーリーが展開していく。
誰もが持っているであろう、心の底に溜まった滓や脳の記憶野細胞に突き刺さったとげのような誰にも触れられたくない思いを展開していくとこのようなミステリーができるのだろうか?
ほとんど一方的なモノローグで形作ら…
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↓忘れがたい「意外な結末」
湊かなえさんのデビュー作。これだけ嫌な話なのに一気に読んでしまい、新人とは思えないほどの「読ませる力」がある作家さんだな、と思った。しかも、あの結末。ホラー小説でもないのに、おもわずゾッとしてしまいました。
読んでる最中はイライラしっぱなして、「世の中、こんなに嫌な人だらけなのか」と疑ってしまう。誰も彼もが自分のことしか考えておらず、少年AもBも教師も親も生徒にも、みんなイライラ。どれだけ元気なときに読んでも、この本を読むだけで結構な量の体力を消耗すると思います。間違っても風邪や病気の時には読んでほしくないです。
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↓加害者、被害者、その周りの人たち、それぞれの立場の気持ちが見事に描かれていて読み応えたっぷり。
ページをめくる手が止まらず、デビュー作とは思えない作品でした。
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↓とても良くできたミステリーだと思う。
ただ事件の内容が今の時代に合いすぎているために、これを面白いと言ってしまって良いのかと思ったり。色んなことを考えさせられる作品でした。
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↓前の章では、別の人の視点から語られていた人が、次の章で自らが語り手となったとたん、前の章で彼(彼女)に抱いていたイメージが大きく覆される・・・というように、すべての章にどんでん返しが仕掛けられているよ…
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↓新人にしては、なかなかの力量!
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↓ツッコミどころはあるが、ぐいぐい引っ張る筆力は本物のイヤミス連作集
『告白』のAmazon書評
- 普通に面白かったです
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これはあくまでも小説なので、話の筋がご都合主義的になってもなんら気になりません。
現実離れしている設定を楽しむというのも小説の楽しさの一つです。
そういう意味ではあっさり読めて普通にエンターテイメントとして楽しみました。
現実の犯罪だって私にはリアリティーがありません。現実だって十分薄っぺらい理由の犯罪がたくさん
あります。そういう意味では逆説的にこの小説がリアリティーを持つことができると思います。
そもそも殺人なんて救いがないのです。
あと、HIVに対しての取り扱いですがこの病気の取り扱いに対して憤りを感じている方こそが特別視
している方のように感じます。
作者は偏見に満ち溢れた集団の愚かさと怖さを書いてあると思います。B組のクラスの反応を読んで
そのように感じました。
このような荒唐無稽な作り話でいちいち影響を受け偏見を持つのである方がいるのであれば、その貧相な
感覚こそが…
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:この書評は役に立った 0人中0人 | 書評者 /文殊菩薩 2010-08-24
- 希望無し。
-
残酷性が高ければ高いほど週刊誌は飛ぶように売れる、と
どこかのミュージシャンが歌っていましたが、
この小説もそんな感じではあります。
普段あまりこういうミステリー小説を読まないので、
他の作家さんと比べたりも出来ないのですが
表現や、それぞれのやり方には割と突っ込みどころが多い気もします。
ベテランの作家さんはきっと、こういう「え?これはどうなの?ちょっと無理がないかな?」
みたいな流れが少ないのだろうと思います。
ただ、そういうマイナス面を考慮しても、読み切れてしまうほど
この小説の世界にハマってしまいました。
登場人物の誰一人にも救いは無いし、ひたすら重く暗いです。
その中で希望を探すように読み耽ってしまいました。
結局希望は見つかりませんでしたが。
映画化の主演は松たか子さんだそうですが、きっとハマリ役になるでしょう。
監督さんが独特な方なので心配ですが、面白おかしく作らないで
…
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:この書評は役に立った 3人中2人 | 書評者 /はじめてのレビュー 2010-02-20
- おもしろい
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第一章から最後まで、2時間くらいで読んでしまいました。それだけ読みやすいし、自分の中では面白かった。
それぞれの話し手が、それぞれの欲望を正当化し、「自分はまったく悪くない」というスタンスで書かれています。私は各章の話し手一人一人に共感するものがありました。少し残念なのは先の展開が読みやすいというところでした。
道徳とか倫理を深く考えず、目には目を、歯には歯をみたいな復讐劇(重力ピエロとか?)が好きな人には爽快で、楽しく読めるのではないでしょうか?
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:この書評は役に立った 1人中0人 | 書評者 /大学院生 2010-07-23
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