冬そして夜
- 東京創元社
- 589
- 9784488153090
- 4488153097
- 2008年06月01日
- 1365円
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概要説明
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失踪した甥を捜す私立探偵ビルは平和な町に巣くう闇を知る
11月の深夜、警察署へ呼び出された私立探偵ビル・スミスは、甥のゲイリー少年と思わぬ再会を果たす。なぜニューヨークへ来たのか話さぬまま、再び姿を消した甥を探すため、甥一家が住む町ワレンズタウンを訪れたビルと相棒のリディア・チンは、アメリカン・フットボールの盛んな町が抱える歪みと醜聞に、否応なく直面するのだった。私立探偵小説シリーズ第8弾、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。解説=山崎まどか
『冬そして夜』の本が好き!書評
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↓推理小説たるもの絡まった糸を解くことなのです。
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↓とても考えさせられる内容でした。
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↓それぞれに個性的な主人公リディアとビル。
お洒落でアイロニカルな二人のやりとりには、ハードボイルド・デテクティブ・ストーリーの魅力がたっぷりです。
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↓【ネタバレ注意!】
アメリカのハイスクールに潜む社会問題を浮き彫りにする傑作探偵小説でした。
『冬そして夜』のAmazon書評
- タイトルが示す内容
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本シリーズのファンなので、評価は高め、ということで。どんどん人が殺されたり、背筋も凍るような恐怖が主人公を追い詰めたり、謎が謎を呼んだり、銃弾が飛び交いパンチが炸裂し……というような活劇を求める方にはそもそもこのシリーズは物足りないと思いますが、本作も例外ではありません。
タイトルが示す通り、ストーリーは重苦しく、起こる出来事や結末はやりきれなく、理不尽で不条理です。まさに、人生のように。
珍しく、自らの過去に否応なく立ち返らざるを得ないビルは熱くなります。怒り、暴力への誘惑に囚われます。自らの無力さに苛まれます。それでも、光はないわけではない。それもまた、人生。
ビル目線の回なので、リディアがふだんよりもさらにかっこよく、凛々しく、賢く、その分やや都合よく(?)描かれているのが少し不満と言えば不満ですが、まあそれは贅沢な不満と言うべきでしょう。
ローザンは本作でアメリカ探偵作家…
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:この書評は役に立った 8人中8人 | 書評者 /白樺 2008-07-27
- 駒澤大学附属苫小牧高等学校か!!
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疎遠となっていた妹の息子が警察に捕まり 伯父にあたるビルに助けを求めてきました。 そしてつかの間の再会の後 甥は再び姿をくらまします。「しなければならないことがあるんだ」という言葉が気になったビルは 甥一家が住む町へ。 アメリカン・フットボールの盛んな町(甥も選手とのこと)ということですが 町が総がかりで熱狂するさまが 些か理解し切れないところが。 日本で例えると 体罰事件やつぼ八飲酒・喫煙騒動の「駒澤大学附属苫小牧高等学校」や牛肉ミンチ偽装事件の「ミートホープ」でお馴染みの苫小牧市のような町でしょうか?
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:この書評は役に立った 5人中3人 | 書評者 /E+Op. 2009-07-29
- MWA賞受賞もなるほどと頷ける力作
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中国系のアメリカ人女性リディア・チンとアイルランド系の中年男性ビル・スミス。このふたりの私立探偵が、主にニューヨークを舞台に、交互に主役をつとめるシリーズの8作目の長編である。
今回の‘わたし’は、ビル・スミスである。
11月の深夜、警察署へ呼び出された‘わたし’は、甥のゲイリーと思わぬ再会を果たす。いったんは自宅へ連れ帰ったが、再び逃げだしたゲイリーを捜すため、彼ら一家が住む町を‘わたし’は相棒のリディアとともに訪れる。そこはニューヨークのマンハッタンから見るとハドソン川をはさんで対岸にあるニュージャージー州の高級住宅街、ワレンズタウンというところで、アメリカン・フットボールの盛んな町だった。
‘わたし’たちはそこで、ある女子学生の変死事件に出くわし、23年前に起こった婦女暴行事件と併せて、フットボールが何をおいても優先されるという、町が抱えるゆがみと醜聞に、否応なく直面し、巻き込ま…
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:この書評は役に立った 8人中7人 | 書評者 /Wakaba-Mark 2008-11-19
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